昨年末に予約が開始した本誌・@BAILAでの人気連載の書籍化「わたしが整う、ご自愛ごはん」(2025年3月26日(水)発売)。自分を整えてくれる、簡単で美味しいレシピがぎゅっと詰まっています。ぜひ予約してお待ちください!
著者の料理家・長谷川あかりさんはプレゼント・手土産の天才でして、いつもライフスタイルや好みに合う美味しいものを教えてくれます。今回は、長谷川さんからいただいてハマった「パティスリィ アサコ イワヤナギ」のコンフィチュールを紹介させてください!
パティスリィ アサコ イワヤナギの「季節のコンフィチュール」
その時々でラインナップが変わるそう。私が購入したのは「ミルク」。
東京都世田谷区・等々力にある「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI(パティスリィ アサコ イワヤナギ)」。ケーキだけでなく、常に食べるものを飽きさせない緻密に計算された技巧派なパフェも人気のパティスリーです。
そんなお店のコンフィチュールは、パティシエが銅鍋で丁寧に作っているそう。私が長谷川さんにいただいたのは『洋梨ダージリン』でした。そのあまりの美味しさに、自分用に『ミルク』を購入しました。
どちらも素材が立っているしっかりとした味なのに、上品で後味は軽やか。甘ったるさやしつこさは一切ありません。季節やシェフの気分によって店頭にもオンラインサイトにも並ぶものが入れ替わる仕様なので「この味!」と狙って買いに行くことは難しいですが、店舗には常に何種類かのコンフィチュールがおいてあります。季節や出会いの特別感があるのも気分の上がるポイント。特に、人に渡すときは季節感や限定感って、大切じゃないでしょうか!
『季節のコンフィチュールとスコーンの詰合せ』というコンフィチュール1瓶と4つのスコーンがセットになったものは3500円ほど(内容によって変動あり)と、お値段も内容も手土産にぴったりです。
コンフィチュールがあるだけで、朝がちょっと特別に
私にとって朝ごはんは大切なご自愛になっていて、なるべく惰性でなく食べたいものを準備するようにしています。必ずしも手が込んでなくてもよくて、前日に買っておいたバゲットや気になっていたご飯のお供など、超簡単(というかそのまま食べるだけ)なものでも、何か朝が楽しみになるものを…と思っています。
このコンフィチュールは、トーストしたパンに塗るだけでなんだかかなり気分が上がって、幸せな気持ちになれるんです。手土産の天才・長谷川さんはおそらく私の朝の時間を見越してプレゼントしてくれたのでしょう。さすがとしか言いようがありません。
もちろん、スコーンとの相性は最高。この日は、同じくアサコイワヤナギで購入したプレーンスコーンと一緒に頂きましたが、スコーンとコンフィチュールがお互いの味を引き立てあっていました。とても美味しい。
食べ過ぎ注意!
『洋梨ダージリン』は洋梨の甘さにダージリンを組み合わせることで、奥行きのある大人の味わいに。ただのフルーツジャムとは一線を画しています。
『ミルク』はこっくりしているかと思いきや、後味は割とさっぱりめ。口に入れた瞬間は濃厚なミルクが好きなタイプの私でも満足できるくらいしっかりミルクの香りと甘さを感じられて、後味はスッと引いて残りません。まさに朝にぴったり。
2つとも上品な味なのでどんどん食べたくなってしまいますが、くれぐれも食べ過ぎ注意で!(笑)
手土産としても自分用としても、ぜひチェックしてみてください!