今回はユニクロの「厚手グレーニット」5型を、身長162cmのライターが実際に着比べて徹底比較!
秋が深まり、ニットがいよいよ主役になる11月。通勤にも休日にも使いやすい定番カラーといえば、やっぱりグレーは外せません。一枚でさらっと着てもサマになり、手持ちの服にも合わせやすいから、秋冬のワードローブにあると頼れる存在です。
とはいえ、ユニクロで探してみると、グレーのニットだけでも選択肢は様々。¥2990で手に入る一枚から¥10900のカシミヤまで価格にも幅があり、素材やデザインが違えば着たときの印象も変わります。
そこで今回は、ユニクロで見つけたグレーニット5型を身長162cmのライターが着比べ。素材感や色み、シルエット、首もとのデザインから着こなしまで、「似て見えるけれど、実際はどう違う?」という目線で比較します。
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ユニクロのグレーニット5型を比較!
今回比較するのは、写真左から「ウォッシャブルニットVネックセーター」(¥2990)、「スフレヤーンクルーネックセーター」(¥3990)、「カシミヤクルーネックセーター」(¥10900)、「ラムクルーネックセーター」(¥3990)、「スフレヤーンリラックスカーディガン」(¥3990)の5型。すべてグレー系で、メンズの「ラムクルーネックセーター」はLサイズ、それ以外はウィメンズのMサイズで比較します。

色はすべてグレーでそろえましたが、「スフレヤーンリラックスカーディガン」はライトグレー。そのほかの4型も、素材や編み地、デザインが違うことで色の見え方には差があります。一見似ているからこそ、並べてみると違いが分かりやすい5型を比較していきます。
まずは結論を一覧でチェック! ユニクロのグレーニット5型はどう違う?
同じグレーでも、素材感やシルエット、得意な着方は様々。5型それぞれの特徴と、どんな人におすすめなのかを一覧で比較します。
| 商品名 | 素材感 | 色み | シルエット | 首もと | 着回し |
|---|---|---|---|---|---|
| カシミヤクルーネックセーター | なめらかで上品な質感 | 落ち着いたグレー | 短め丈でコンパクト/タックインしやすい | シンプルなクルーネック/すっきり | キレイめな一枚着・ベルト合わせ |
| ウォッシャブルニットVネックセーター | 薄手ですっきりした編み地 | フラットなグレー | 軽快ですっきりしたシルエット | 深すぎないVネック | 白シャツとのレイヤード |
| スフレヤーンクルーネックセーター | ふんわりやわらかな質感 | やや青みのあるグレー | ゆったり/裾はストンと落ちる | クルーネック/やわらかな印象 | アウトでふんわり着る |
| スフレヤーンリラックスカーディガン | ふんわり/毛足のある表情 | 明るいライトグレー | ゆったり/前立てがアクセント | Vネック+ボタン | 前を開けてはおりに/重ね着 |
| ラムクルーネックセーター | 厚みがあり、ざっくりした質感 | 濃淡のあるグレー | 身幅・袖ともにたっぷり | 存在感のあるリブ襟 | キレイめパンツでカジュアルをハズす |
すっきりキレイめに着るか、ふんわり感やゆったりしたシルエットを楽しむか。ここからは写真を見ながら、5型の違いをくわしくチェックしていきます。
【素材感と色みを比較】同じグレーでもこんなに表情が違う!

5型を並べると、同じニットでも生地の厚みや編み地、毛足の出方に違いがあることが分かります。
中でもいちばん右の「スフレヤーンリラックスカーディガン」と左から2番目の「スフレヤーンクルーネックセーター」は、毛足を感じるふんわりとした表情が特徴。同じく毛足のある「ラムクルーネックセーター」(いちばん左)も厚みがありますが、スフレヤーンより少し硬くざっくりとした印象です。
対照的なのが中央の「カシミヤクルーネックセーター」とその右の「ウォッシャブルニットVネックセーター」。どちらも表面がすっきりなめらかな印象です。とくにウォッシャブルニットは薄手でもたつきにくそうですね。

素材と一緒に見比べたいのが、グレーの色みです。
いちばん右の「スフレヤーンリラックスカーディガン」は明るいライトグレーですが、それ以外の4型もまったく同じ色に見えるわけではありません。左から2番目の「スフレヤーンクルーネックセーター」は少し青みを感じますし、それを挟む2型も数色の色が織り混ざったモザイクのような色の出方になっているなど、並べると微妙な違いが見えてきます。また、毛足のある素材は色に濃淡が生まれやすく、フラットな編み地とは印象が変わるのもポイントです。
黒やネイビーなど濃色のボトムに軽さを出したいのか、グレーやベージュとつないで淡いトーンでまとめたいのか。単に色名だけで選ぶのではなく、素材感まで含めて見るとコーデのイメージがしやすくなります。
【シルエットを比較】丈、身幅、裾の収まり方はどう違う?
続いては、ニットを同じボトムに合わせたときのシルエットを比較します。
ベーシックなニットほど、着たときの印象を大きく左右するのが丈や身幅。特に違いが出るのが、身ごろのゆとりと裾の収まり方です。

ゆったりしたシルエットが特徴的なのが上写真左「スフレヤーンクルーネックセーター」と、メンズ(男女兼用)の「ラムクルーネックセーター」。「スフレヤーンクルーネックセーター」は身ごろにほどよい余白があり、裾もストンと落ちるリラックスしたバランス。一方、「ラムクルーネックセーター」は今回Lサイズを着用したこともあり、身幅も袖もさらにたっぷり。オーバーサイズならではのこなれた雰囲気が楽しめます。

上写真左の「ウォッシャブルニットVネックセーター」は丈が比較的すっきりしているため、ゆとりがありながらも軽快な印象。「スフレヤーンリラックスカーディガン」は前立てが縦のラインをつくるので、ゆったりした身幅でもプルオーバーとは違った見え方になります。
ちなみに「カシミヤクルーネックセーター」は、比較的短めの丈と裾のリブが特徴。腰まわりでコンパクトに収まりやすく、ほかのニットとはまた違ったバランスで着られる一枚です。
こうして比べると、丈の数字だけでは分からないのがニットのシルエット。裾のリブが腰まわりで留まるのか、そのままストンと落ちるのかによって、全身のバランスは変わります。アウトで着ることも多い秋冬だからこそ、丈だけでなく裾の収まり方まで見て選ぶのがポイントです。
【首もとを比較】クルーネックとVネック、顔まわりの印象はどう違う?

一枚でさらっと着る日も、シャツやTシャツを重ねる日も、意外と印象を左右するのが首もと。同じクルーネックでも、リブの太さや素材感によって顔まわりの見え方には差が出ます。

上の「スフレヤーンクルーネックセーター」は、ふんわりした素材感も相まって、顔まわりまでやわらかな雰囲気に。一方、下の「ラムクルーネックセーター」は首まわりのリブに存在感があり、同じクルーネックでもぐっとカジュアルな印象です。
「カシミヤクルーネックセーター」は、オーソドックスな丸首のデザイン。装飾を抑えたシンプルな首もとで、キレイめな着こなしにもなじみます。

クルーネックとは明確に印象が変わるのが、Vゾーンのある2型。上の「ウォッシャブルニットVネックセーター」は深すぎないVネックによって顔まわりに抜けが生まれ、すっきりした印象です。
下の「スフレヤーンリラックスカーディガン」も、前を閉じればVゾーンができる点は共通。ただしボタンと前立てが加わるため、ウォッシャブルニットよりもデザインにポイントが生まれます。一枚のニットとしてシンプルに見せるならVネック、はおりとしても使いたいならカーディガンと、同じVゾーンでも得意な着方は異なります。
顔まわりをすっきり見せたいならVネック、ベーシックさを重視するならクルーネックなど、普段どんなジュエリーやインナーを合わせることが多いかから選ぶのも一つの方法です。
【着こなしを比較】それぞれの特徴を生かすなら、どう着る?
ここまで比べてきた素材や首もと、シルエットの違いは、着こなしにも表れます。そこで最後は、それぞれの特徴を生かしてコーディネート。似たグレーのニットでも、合わせ方によって印象がどう変わるのか見ていきます。

クルーネックをキレイめに着るなら、すっきりした丈を生かせる「カシミヤクルーネックセーター」が好相性。裾が比較的コンパクトなので白いTシャツのレイヤードがキレイに着られ、下重心になるワイドパンツともバランスが取りやすいです。
同じクルーネックでも、ふんわりした素材感とゆとりのあるシルエットを生かしたいなら「スフレヤーンクルーネックセーター」。こちらは無理にインせず、アウトで着てニットそのもののやわらかなフォルムを楽しむのが似合います。

首もとのデザインを生かすなら、Vゾーンのある2型はレイヤードが効果的。とくに「ウォッシャブルニットVネックセーター」は白シャツをのぞかせるだけで顔まわりにメリハリが生まれ、グレー一色でも着こなしに奥行きが出ます。
ちなみに同じ発想は「スフレヤーンリラックスカーディガン」にも応用可能。こちらは前を開ければインナーの見える面積がさらに広がるので、シャツやTシャツとの重ね着をより楽しみたい人に向いています。

シルエットそのものを生かして着たいなら「ラムクルーネックセーター」。メンズアイテムならではのゆとりがあるからこそ、あえてセンタープレス入りのパンツなど端正なボトムを合わせるのがおすすめ。袖や裾を少しまくって、生地のタプっとしたシルエットが楽しめます。デニムでカジュアルに振るのとはまた違い、メンズライクなニットのゆるさがキレイめ服のほどよいハズしになり、力の抜けた通勤スタイルに仕上がります。
こうして見ると、コンパクトな丈を生かしてすっきり着る、首もとを生かしてレイヤードする、ゆるいシルエットを楽しむと、似た色のニットでも得意な着方は様々。ここまで比較してきた違いを踏まえて、「自分ならどう着たい?」から選ぶのもよさそうです。
ユニクロのグレーニット5型、どんな人におすすめ?
5型を比べてみると、素材の表情からシルエット、首もとのデザインまで違いは様々。最後に、それぞれどんな人におすすめなのかをまとめます。

ベーシックな一枚を素材にこだわって選びたいなら「カシミヤクルーネックセーター」(¥10900)

5型の中では価格が大きく上がりますが、なめらかな質感とすっきりしたシルエットはカシミヤならでは。シンプルなクルーネックを素材にこだわって選びたい人や、通勤にも休日にも使える王道のグレーニットを探している人におすすめです。
Vネックですっきり着たいなら「ウォッシャブルニットVネックセーター」(¥2990)

5型で唯一のVネック。クルーネックとは違った顔まわりの抜けを楽しめ、一枚でもレイヤードでも着方を変えやすいのが魅力です。¥2990と5型の中で最も手に取りやすく、日常使いしやすいニットを探している人にもおすすめ。
秋冬らしいふんわりした表情を楽しみたいなら「スフレヤーンクルーネックセーター」(¥3990)

ふんわりとしたスフレヤーンと、ゆとりのあるシルエットが特徴。シンプルなグレーのクルーネックでも、素材感で季節感を出したい人にぴったりです。一枚でさらっと着るだけでも、秋冬らしい着こなしに。
一枚でもはおりでも使いたいなら「スフレヤーンリラックスカーディガン」(¥3990)

前を閉じればVネックニット風に、開ければカーディガンとして使える一枚。5型の中でも着方のバリエーションが多く、気温やコーデに合わせて調整しやすいのが魅力です。明るめのライトグレーで、秋冬コーデに軽さを出したい人にも。
ゆったりしたバランスで着たいなら、メンズの「ラムクルーネックセーター」(¥3990)

男女兼用ならではのサイズ感が、ウィメンズ4型との大きな違い。キレイめパンツに少しゆるく合わせたり、デニムでカジュアルに着たりと、ベーシックなグレーニットをリラックス感のあるバランスで楽しみたい人におすすめです。
こうして5型を比べてみると、同じグレーのニットでも、素材の表情やシルエット、首もとのデザインによって印象は様々。ベーシックだからこそ、「どれも似ている」と思わず、自分が普段合わせるボトムや好みの着こなしまでイメージして選ぶのがよさそうです。
一枚でさらっと着るのはもちろん、これからさらに寒くなればインナーやアウターとの重ね着でも活躍。通勤にも休日にも取り入れやすいグレーニット、ぜひ自分に合う一枚を見つけてみてください。


















































