【スタイリストが解説】シワになりにくい洗濯のコツ、教えます！＜おしゃれ疑問一問一答＞

おしゃれを楽しむためには欠かせない、日々の洋服の「お手入れ」。シミ抜きの方法や、傷みにくい洗濯の仕方、帽子やサンダルの汚れの落とし方など、今さら聞けない素朴な疑問にスタイリストが徹底的にお答え！　今回は、「シワになりにくい洗濯方法」をわかりやすく解説します。

洗濯時についてしまう、衣類のシワ。そのまま着るのは嫌だけど、毎回アイロンをかけるのは正直大変ですよね。読者から、毎日の洗濯をラクにする方法に関して、多数の疑問が寄せられました。

「毎日仕事が忙しく、洋服のお手入れに時間をかけられません。でも、洗濯後の中途半端なシワが残った状態のままの服を着るのは嫌です。忙しい人でも取り入れられる、簡単で効果的なお手入れ方法はありますか？」（31歳・IT関連）

「アイロンをかけるのが面倒で、そのままクローゼットにしまい込んでいるものが何着もあります。シワになりにくい洗濯方法があれば教えてください！」（28歳・事務）

そんなお悩みを解決していきます！

「洗濯時の簡単な工夫で、衣類のシワを最小限に抑えることができます！　洗濯表示に従った洗濯方法と、今回ご紹介する２点を知っていれば、毎日のお手入れがラクになるはず」（鷹取さん、以下同）

「洗濯後の衣類のシワを軽減するには、脱水時間は『１分以内』にするのが効果的。濡れた状態のまま干すことで、水の重みでシワが伸びてきれいに仕上がります。特に、コットンや麻などはシワになりやすいので、この方法がおすすめ」

「簡単にシワが伸ばせる“手アイロン”もおすすめ。衣類を干す前に、縫い目をしっかり広げながら両手で布をしっかりと挟み、プレスしながらゆっくり滑らせます。下に力を加えすぎると衣類がのびてしまうので、プレスの力を意識しながら、やさしいタッチで滑らすのがポイントです」

洗濯時のちょっとした工夫でシワを軽減できます。いつものアイロンがけの時間を短縮でき、服によってはアイロンがけ不要に！　ぜひ今日から実践してみて。

撮影／柳香穂　スタイリスト／鷹取美咲　取材・文／伊佐治里保