女性にとってのつらい悩みである生理痛。そんな悩みの強い味方として今年3月8日に第一三共ヘルスケアから新しく発売になったのが、生理痛のメカニズムを考えた画期的な鎮痛薬「ロキソニン®︎Sプレミアムファイン」。
去る4月7日に、この商品の新CM発表会と、発売に伴って新しく始動した「みんなの生理痛プロジェクト」の説明会が行われました。BAILAでもおなじみで、今やテレビなどで引っ張りだこの産婦人科医・高尾美穂先生や、「みんなの生理痛プロジェクト」のブランドキャラクターを務める俳優の石原さとみさんが出演され、生理や女性の体について学びのある盛りだくさんな内容に。
一部始終を詳しくレポートします!
「ロキソニン®︎Sプレミアムファイン」新CM発表会&「みんなの生理痛プロジェクト」
生理痛を我慢して仕事や家事をしたことがある人は72.8%も
まずは、司会を務めるフリーアナウンサーの吉田明世さんと、NON STYLEの石田明さんが登場。そして、第一三共ヘルスケアロキソニン内服薬のブランドマネージャーである土合桃子さんから、「みんなの生理痛プロジェクト」についての説明がありました。
第一三共ヘルスケアの調査によると、20〜49歳の生理がある女性のうち、生理痛を我慢して仕事や家事などをしたことがあると答えた人は、全体の72.8%にも上ったとか。そして、生理痛があっても受診したことがないと回答した人も72.4%という結果に。
受診しない理由は、「病院に行くほどの痛みではない」という回答が全体の59%。つまり、多くの人は生理痛があっても放置しているということ…!
生理痛の理解が深まることを目指す「みんなの生理痛プロジェクト」
第一三共ヘルスケア ロキソニン内服薬 ブランドマネージャー 土合桃子さん
しかしながら、生理や生理痛に悩んでいる人がいるという事実が理解されてほしいと回答した人は、全体の90.3%。つまりほとんどの人が生理や生理痛に対する周囲からの理解がまだまだ足りないと思っているという結果に。そして、こんな背景から立ち上げられたのが、「みんなの生理痛プロジェクト」なのだそう。
このプロジェクトは、痛みに悩む女性がより自分に合った対処法を見つけられることや、周囲が思いやりを持ってサポートできること、社会全体で生理痛への理解が深まることを目指して立ち上げられたもの。
石原さとみさん起用のブランドメッセージ広告の展開をはじめ、プロジェクトの公式サイトの公開など、さまざまなコンテンツが用意されています。生理痛があっても、なかなか休みづらかったり、仕事中につらくなっても言い出せずに我慢してしまったりといった状況が変わっていったらうれしいので、こんなプロジェクトはありがたい限り!
生理痛のメカニズムを考えて作られた女性の強い味方 「ロキソニン®︎Sプレミアムファイン」
そして土合さんから、「ロキソニン®︎Sプレミアムファイン」についての説明が。生理痛は、子宮の収縮を促すプロスタグランジンという物質が過剰に分泌されることで、子宮の収縮が強くなるのが大きな原因。
「ロキソニン®︎Sプレミアムファイン」には、痛みを素早く抑える鎮痛成分のほか、プロスタグランジンの産生を抑制する成分や、過度な子宮の収縮を抑える成分、痛みを悪化させる血行不良を改善する成分が配合されているそう。痛みの原因と悪化要因を考えた設計で、生理痛に速く効果を発揮。
さらにうれしいのは、胃粘膜を保護する成分が配合されているので胃にやさしく、眠くなる成分やカフェインを含まないのでいつでも安心して飲める点。鎮痛剤はいろいろあるけれど、この商品は生理痛に特化した設計なので、生理痛に悩む女性のお助けアイテムになってくれそう!
ロキソニン®︎Sプレミアムファイン 12錠¥768/第一三共ヘルスケア
高尾美穂先生「女性が自分自身でコンディションを整える前向きなアクションが大事」
続いては、司会のフリーアナウンサー 吉田明世さんと、NON STYLE 石田明さん、産婦人科医の高尾美穂先生での生理と生理痛についてのトークセッション。まずは高尾先生から生理と生理痛が起こるしくみの説明がありました。
「子宮内膜はペットボトルをギューッと握りつぶすような力で出ていくんですが、これがプロスタグランジンという物質の作用によるもの。この物質がガッツリ作られてしまうと生理痛がひどくなってしまうんです。ですからこのプロスタグランジンをどうにかすれば痛みは緩和できるんです」と高尾先生。
BAILAでも婦人科系の記事の取材によくご協力いただいているけれど、毎度のことながらとってもわかりやすい解説。「生理痛を我慢してしまうのは、生理が終わったら治ってしまう期間限定の悩みだからなんですよね」という高尾先生の言葉にもなるほどと納得。そして、「生理痛は、自分でつらいと思っているならそれは月経困難症というれっきとした病気なんです」というお話も。
吉田さんも、生理痛で悩んでいたけれどパートナーや家族には相談できず、一人で抱え込んでいた経験があったそう。そんな吉田さんに「困っていることは困っていると自分で認識して、誰に、どこに相談すると改善するのか考えることが大事。人との関係性の悩みは変えられなくても、自分の悩みは自分で変えられますからね」と高尾先生。
わかりやすく温かいメッセージをくれる産婦人科医・高尾美穂先生
一方、石田さんは「奥さんの機嫌の変化が、ホルモン変動に関係していることが最近わかってきたんです。あと、うちは子どもが三姉妹なので生理のことを知っているのと知らないのでは差がありますよね」と、男性側からの女性の生理との向き合い方についての思いを話されました。
そんな石田さんに、「機嫌が悪く見える人は、体調が悪い人かもしれないと思ってほしいんです。そうするとかける言葉が違ってきますよね」と高尾先生。石田さんも改めて女性の生理についての認識を深めていたようでした。
最後に、高尾先生から、「みんなの生理痛プロジェクト」についてのメッセージが。「『みんなの生理痛プロジェクト』のサイトでは、自分の生理の状態をチェックできたり、生理痛へのいろんな対策があることもわかります。これからは女性自身が自らコンディションを整えるための前向きなアクションをすることが大事。困っていることは前向きに対策していきましょう」(高尾先生)
ハッピーオーラ全開の石原さとみさん登場! 自身の生理痛の体験談も公表
続いては、吉田明世さん、NON STYLE 石田さん、土合さん、石原さとみさんでのトークセッション。春らしいピンクのドレスに身を包んだ石原さとみさんが登場すると、会場は一気に華やかなムードに。第一子出産後まもないというのに、キュッとした小顔で、ハッピーオーラ全開の石原さんに思わずうっとり。
まずは、「ロキソニン®︎Sプレミアムファイン」の2つのバージョンの新CMが流され、キャラクターを務める石原さんから、「つらい生理痛のメカニズムに着目した製品の登場に、一女性として本当に心強いなと思いました」とのコメントが。
そして吉田さんから、生理痛を我慢している人が多い現状について聞かれると「私も昔は我慢していたなと思います。痛みは見えないので痛みがある人同士でも、相手の本当の痛みってわからないですよね。でも人と比較するのではなくて、昨日の自分の体調とどう違うのか、この痛みの原因は何なのかを考えたり、自分の体を知っていく作業を若いうちからしておくべきだったなと思いますね。そもそも痛いこと自体、普通じゃないので。周りもそうだからと流されずに、痛みがあったら行動に移せるようになったらいいですね」と石原さん。
石原さとみさん「生理痛は社会全体で取り込んでいくべき問題」
また、俳優として仕事をする中で痛みや不調があったときのご自愛法を聞かれると、「体調管理も仕事のうちなので、すぐ病院に行きます。あと整体や鍼に行ったり、不調があったらすぐ診てもらうようにしたりと、人の手をすぐ借ります」と回答。
それでも最近は変化があったようで、「今は子育て中で、子どもをすぐには預けられないので、自分の体は後回しになっています。だから今は白湯を飲んだり、加湿器をつけたり、半身浴したり、手足浴をしたり……自分でいろいろケアしています。自分が倒れたら一家が倒れてしまいますからね。守るべきものがあると本当に大変です」と母としての心境も吐露。
そして最後に石原さんからこんなメッセージが。「生理痛は痛い原因が必ずあるし、我慢することは当たり前じゃない。生理中ずっとつらい状態だと、年間を通すととてつもない長さです。女性の大半がそうだとしたら、これは社会問題として全体で取り組んでいかなきゃいけない問題だなとすごく思います。痛い本人だけじゃなく、つらそうな人がいたら周りの人が“病院に行ったら?”と声がけできる社会になっていくといいなと思います」
BAILA世代からも絶大な人気を誇る石原さんが、このプロジェクトの旗振り役になることで、今後ますます生理や生理痛への理解が深まっていくことを確信できるような心強いメッセージとともにイベントは終了しました。
「みんなの生理痛プロジェクト」のサイトでは、生理や生理痛に関するさまざまな情報が得られるので、さっそくチェックを。
集英社も「みんなの生理痛プロジェクト」を応援! 動画『みんなの生理痛相談室』を配信中
そんな「みんなの生理痛プロジェクト」を集英社も応援しています。集英社は「ロキソニン®︎Sプレミアムファイン」とタッグを組み、生理痛への理解を深める動画コンテンツ『みんなの生理痛相談室』を配信中。
「BAILA」をはじめ、「non-no」「MORE」の集英社の3つのメディアが制作する動画は、産婦人科医・高尾美穂先生が出演・監修。『正しく知ることが第一歩! みんなの生理痛相談室』と題し、各誌の読者モデルが生理と生理痛に関する質問や悩みを相談する座談会形式の動画です。
動画はロキソニン特設サイト「みんなの生理痛プロジェクト」内でご覧いただけます。
また、「BAILA」「MORE」「の公式webサイト内でも、タイアップ記事を随時公開。
「@BAILA」10月頃公開予定
「MORE」7月頃公開予定
同世代の生理と生理痛についてのリアルな声が聴けるからチェックしてみて!
取材・文/和田美穂