大人同士のわかり合えなさを描き、昨年BAILA9月号での特集も大きな反響を呼んだ、『トーキョーカモフラージュアワー』。今回はさらに内容を深掘り。作中で名言炸裂な曽根ちゃんのエピソードをピックアップ! 女子の本音の代弁者として共感する人も多いはず。
名言炸裂! みんなの曽根ちゃん
タラ~ン
作中にたびたび登場する曽根ちゃんは、女子の本音の代弁者。「合コンではおごられたいけど言いづらい」と悩む友人らに、このひと言! そう、金額ではなく、“とことん己の負担を少なくしたがる”男の姿に、引くのが女心
5巻p.36
別にいいけど、抱かれたいか抱かれたくないかでいえば抱かれたくない。わかる(34歳・IT関係)
これは沼る!
ワンナイトの後、少し弱気になっている年下男子への、このセリフ。自分の恋愛観が確立していて、それを相手にも伝えられる曽根ちゃん。他者に振りまわされすぎないバランス感覚が、逆に相手を沼らせる!
3巻p.123
『トーキョーカモフラージュアワー』とは?
【STORY】
東京に住む大人の男女たちの人間模様を描いたオムニバスストーリー。無自覚な言動を繰り返す男子、心の中に思いをためがちな女子など、“あるある”な登場人物と、そのエピソードの細かさがリアル。Twitterで反響を呼び、一躍注目&人気作に!
NEW!
『トーキョーカモフラージュアワー』
松本千秋/少年画報社 6巻
電子版販売 968円
6巻でも、東京を生きている男女の瞬間を切り取ったショートコミックがたっぷり。30代女性に刺さるシチュエーション&悶絶すること間違いなしの鋭いセリフも、ますます光る一冊に。
取材・原文/石井絵里 ※BAILA2023年4月号掲載