【本誌初登場】道重さゆみさんの“私らしさ”を貫く生き方
モーニング娘。のOG、道重さゆみさんが発売中のBAILA8月号に初登場! 同じく初登場となるテレビ朝日アナウンサー 弘中綾香アナウンサーと豪華共演。アイドルなのに、女子アナなのに、型にはまらない2人が、個人インタビューとクロストークで、らしさを貫き、自分の人生を自分らしく生きるヒントを語ってくださいました。
●みちしげ さゆみ 1989年山口県生まれ。歌手・タレント。アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーで、リーダーも経験。グループ卒業後、長年のモットーである「今の私がいちばん可愛い」があらためて脚光を浴び、ファン層を拡大中。パーソナルブック『SAYU〜LOVE30〜』が発売中。
「今の私がいちばん可愛い!」発、道重旋風巻き起こる
「モーニング娘。」を卒業後、約2年半の休養を経て復活した道重さん。彼女が今、改めて注目を集め、多くの媒体で引っ張りだこになっている大きなきっかけ。それは、昨年11月、道重さんがある記者会見で放った「私の中に劣化という文字はありません。常にピーク、今の私がいちばん可愛い!」という言葉です。不思議と元気がもらえる、とても素敵なメッセージだと思いませんか? 担当編集の私も、この言葉にやられた1人。恥ずかしながら、この時まで道重さんを“元モーニング娘。の可愛い子“としか認識できていなかったのですが、そこから日夜情報を漁り始めてしまうほど鮮烈なインパクトがありました。念願の取材当日、この言葉について聞いてみると……
「自分を励ますために、今までずっと言い続けてきた“今の私がいちばん可愛い”という言葉。最近になって、“元気をもらった”“私も頑張りたい”という反響をより多くいただくようになったことに驚いています。否定されてしまうこともあったけど、“私可愛い”を信じて貫いてきてよかった!」(道重さん)。十数年前から言い続けてきた言葉が、今多くの人を勇気づけるパワーワードになる……まさに、“時代が道重さゆみに追いついた”現象!
可愛いをアップデート! 年齢を味方につけて、より美しく
実際にお会いした道重さんは、とびきり可愛くて、その上驚くほど美しかった…! 「年齢と共に"可愛い"をアップデートして、幅を広げていきたい」という言葉どおり、大人っぽさや色っぽさも加わって、可愛いを進化させていました。昨年からの道重旋風の中、様々な雑誌での撮影を経験したこともプラスになったそう。
「グループの時はソロもあればペアや大勢での撮影もあったけど、1人での撮影は自分しかいないから、キメ顔や角度など、型にハマってしまいがちでした。色々な媒体での撮影を経験させていただいたことで、雑誌ごとに求められるイメージが違うから、その都度たくさん刺激を受けて勉強になりました。現場でヘア&メイクさんに新しいメイクの仕方やおすすめのコスメを教えてもらうことができたのもうれしかったです。ステイホーム中は、教わったことも生かして、普段しないようなメイクにチャレンジしたりも!」(道重さん)
(写真)ステイホーム中にチャレンジした、いつもと違うヘアメイク。大人なムードが素敵!
(写真)可愛いポーズが、ただただ純粋に可愛いのがすごい……!
年齢は関係ない! 好きを貫くところが“私らしい”
実は、シール集めが趣味だという道重さん。ステイホーム中も、洋服をかなり整理してシールコレクションのためのスペースを作ったそう。「30歳を超えてもシール集めに夢中っていうとビックリされるときもあるんですけど、年齢は関係なく、好きなことをしている瞬間が私らしいって思うんです」と道重さん。大好きなシールの話になると、道重さんの情熱が炸裂! 周りの目なんて気にせず、好きなことは好きなだけ楽しんだ方がいいってことが、このお話ぶりからも伝わるはず。
「シールには、“貼る“美学があるんです。正直デザインはなんでも好きで。“貼れる”ことに意味があるって思ってます。シールってシールの時点でできあがってる。でもそれをこちらが勝手に剥がして新しい作品を作ることができて、剥がした後の元のシールも違う作品になっていく。世界に一つだけのものができていくのがすごくいいなって思うんです。買ったものも、作ったものも、歯抜けになった方も、全部が思い出になる。だから、コレクションしておくだけじゃなくて、使うことも好き。手帳に貼ったり、お世話になった人へのお手紙に貼ったりすることが多いかな」。
【今尚道重】ファンとの素敵な関係【今更道重】
インタビューでは、随所にファンの皆さんとのエピソードが登場。道重さんにとって、ファンの皆さんの声援が支えになっていることがひしひし伝わってきました。この、“さゆのうさちゃんピース”も、道重さんがまだステージで目立てなかった頃から地道に続けてきたポーズで、ファンの皆さんに徐々に浸透していったものだそう。オフショットでも快く披露してくださって、感激です!
お話を聴けば聞くほど引き込まれてしまう道重ワールドですが、最後にもうひとつ、感動したのがグッズのピンクTシャツのお話。道重さん考案の直筆文字をプリントしたTシャツをグッズとして制作しているそうなのですが、そのセンスがすごいんです! ずっと一途に道重さんのファンを続けてきた方用には【今尚道重】、「え、今更?」というタイミングで道重さんにハマってしまった方用には【今更道重】ですよ(10周年のタイミングで出したバースデーTシャツのお話です)。最高すぎませんか……!
いつかまた直筆Tシャツが出せるときは、【念願道重】Tシャツにしたいと思っているとのこと。今年は、コロナウイルスの影響で予定していた「SAYUMINGRANDOLL〜希望〜」公演が延期になってしまっているそうですが、1日も早く、またそのステージに立つ道重さんの姿を見られる日が訪れることを、心から願っています。
撮影/野田若葉