「心が締め付けられる!」と話題沸騰中のAmazon Original恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』(Prime Videoにて、6月15日(木)22時より、プライム会員向けに世界同時配信中)。
5組の元カップルがホテルで共同生活(ホカンス)を送り、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く——。
一度は終わった恋と再び対峙する過程で、参加者たちは何を思い、感じていたのか? 「過去の恋愛&恋人との向き合い方」をテーマに、番組に参加した男性メンバー4人に話を聞きました。
©2023 Amazon Content Services, LLC or its Affiliates. All Rights Reserved.
恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』とは?
韓国のCJ ENMが製作し、世界的に人気を博した恋愛リアリティ番組『환승연애(乗り換え恋愛)』のフォーマットをベースに、日本で製作された新感覚の恋愛リアリティ番組。
過去に恋人同士だった5組の“元カップル”である10名の男女が、誰と誰が“元カップル”なのか?、さらにはお互いの年齢や職業も知らないままに集まり、約1か月間のホカンスに参加する。
かつての恋人=「X(エックス)」への想いと新しい出会いとの間で揺れ動く心を丁寧にとらえ、“元カップル”が次第に明らかになる仕掛けに引き込まれる人間ドラマに注目です!
『ラブ トランジット』の参加メンバーはこの10名【画像あり】
第1話の初登場シーンでの10名の参加者は、年齢も職業も不明。
誰と誰が“元カップル”なのか? どんなタイプの人なのか? 妄想と予想がふくらみます。
マサシさん
きょうへいさん
こうへいさん
ダイキさん
よしひとさん
あみさん
えりさん
ありささん
ルカさん
マイさん
『ラブ トランジット』男性メンバー4人のBAILA独占!座談会
※この先にネタバレがあります※
※番組内の設定同様、一緒に参加した元恋人を「X(エックス)」、それ以外の一般的な元恋人を「元カノ」と表現しています。
※インタビューが行われたのは番組配信開始前です。
——元カレ・元カノと参加する恋愛リアリティ番組という『ラブ トランジット』のコンセプトを初めて知った時、どんな印象を抱きましたか?
こうへい:正直、とんでもない番組だな!と思いました(笑)。
きょうへい:わかる!!
マサシ:エグいこと考える人がいるなあ、と感じましたね。
よしひと:僕も話を聞いた時は驚きましたが、印象は参加後にかなり変わったかな。
きょうへい:たしかに、予想していたよりも遥かに楽しかった! その反面、辛さも想像以上だったけどね。とくに、「X」が男性と楽しそうにしている様子を見るのはしんどかった。
こうへい:10人でホカンスをすること自体もそうだし、しかもその中に元カノがいるなんて、普通だったらありえないシチュエーション。同じような経験をすることは2度とないだろうな…と思うと、改めて、とても貴重な経験でした。
「番組の第一印象は、エグいこと考えるな!(笑) 不安はあったけど期待が勝りました」ーマサシさん
マサシさん・36歳・キャンドルアーティスト
——『ラブ トランジット』に参加することへの迷いや不安はありましたか?
参加を決めたきっかけや理由を教えてください。
よしひと:すごく迷いましたね。プロのスポーツ選手なので……プライベートを見せることによって自分の印象が変わることが不安でした。
でも誘ってくれた「X」とは、もう一度向き合いたかったので。ギリギリまでずーっと参加するか悩んでいましたが、ふと、“僕が参加しなかったら、「X」は他の元カレを誘って出る可能性がある!”と気づいて。
そうなった場合の後悔と不安を天秤にかけたら、気持ちが固まりました。
きょうへい:僕はずっと「X」との別れを後悔していて、もう一度チャンスを得るために僕から誘いました。だから迷いはなかったけど、「X」がOKしなかったら自分も参加しなかったと思う。
マサシ:僕も誘った側だけど、よし(ひと)と同じく世間の目は気になったし、批判されることへの不安もありました。でも自分の性格上、ちょっとでも面白そうだな、と感じたことにはチャレンジしたいので。ワクワクや期待が迷いに勝りました。
こうへい:僕は「X」に誘われた時、新手の詐欺だと思いました(笑)。
別れてから全く連絡を取っていなかったので、“突然こんな誘いがあるわけない!”と警戒しちゃって。きちんと説明を聞いて納得してからは、あまり悩まなかったですね。いろんな恋愛リアリティ番組を観てきて、面白そうだな、と感じていたので!
「人生で初めて引きずった、『X』との別れ。 よりを戻したい!と強く願いました」ーこうへいさん
こうへいさん・25歳・美容師
——参加者の中には、「X」とよりを戻すために奮闘する人や、「X」の想いを感じながらも新しい恋に進もうとする人もいるなど、元恋人との関係はさまざま。みなさんは、一緒に参加した「X」以外の元カノを含めて、過去の恋愛を引きずるタイプですか?
こうへい:一緒に参加した「X」との別れだけ、めちゃめちゃ引きずりましたね。あれほど強く“戻りたい!”と願ったのは人生で初めて。そんな相手に誘われたからこそ、なおさら驚いたんだと思います。
きょうへい:僕も「X」だけ、どれだけ時間が経っても忘れられなかった。それまでは、別れて1ヶ月くらいは思い出に浸りつつも時間が解決してくれていたのに…。それほど彼女を好きだったんだと思います。
マサシ:昔はめちゃめちゃ引きずるタイプでしたね。1、2年くらい想い続けてしまうこともあったけど、社会人になって色んな経験を重ねていくうちに、自然と切り替え方が身につきました。ただ、この番組について知った時に、「X」がすっと頭に浮かんで。吹っ切れたつもりでいたけど、まだ感情は残っていたのかも。
よしひと:僕は……(3人に向かって)引きずるかな?
こうへい・きょうへい・マサシ:(爆笑)
マサシ:めちゃめちゃ引きずるでしょ!
よしひと:「X」に関しては、たしかに。
相手や別れた理由によると思います。悩んで悩んで決断した別れと、突発的なハプニングで別れるのとでは、その後の気持ちは全然違いますよね?
全く引きずらないって言ってしまうと、「X」以外の元カノに“なんだよ!”って思われそうだし(笑)。
きょうへい:そこ気にするんかい!(笑)
マサシ:結論、「相手による」でいい?(笑)
よしひと:そもそも“引きずる”って、なんかダサくないですか?
マサシ:男らしくない、みたいな?
よしひと:そうそう。そういうイメージがあるから、あんまり使いたくない。
こうへい:おお、かっこいい。
——“引きずる”を言い換えるとしたら、どんな言葉に……?
よしひと:えー、なんやろ! “チャレンジ”?
マサシ:“想い続ける”とか。
よしひと:いいね! “想い続ける”で!(笑)
「元カノのことを完全に忘れられないと 次の恋には進めません」ーきょうへいさん
きょうへいさん・23歳・俳優/モデル
——過去の恋愛を想い続けるかどうかは「相手による」で一致しましたね。ちなみに、元カノを想い続けながら新しい恋はできますか?
きょうへい:できません! 完全に忘れて、初めて次に進めるタイプだから。元カノの存在や気持ちが残ったままアプローチしたり付き合ったりするのは、相手に失礼だとも思うし。
マサシ:わかる。別れてからも連絡を取り続けると、なおさら難しいよね。新しい出会いがあっても、つい元カノと比べてしまったり。
よしひと:1、2年引きずってた時代は、その間ずっと恋愛してなかったの?
マサシ:次に向かうためにも積極的に行動はしてたよ。深く好きになるまで、時間がかかったけど。
——過去の恋愛について考えた時って、ポジティブな思い出とネガティブな思い出のどちらが浮かびますか?
よしひと:僕は元カノ全員に対して、申し訳ないという気持ちしかない。ってことは、ネガティブなんですかね。
こうへい:そんなに酷いことしてきたの?(笑)
よしひと:元カノたちを怒らせてしまったのは、僕の言動が原因だったと思うから。現在と比べたら、過去の自分はどうしたって未熟。今の僕が元カノたちと付き合ったら、もうちょっと幸せにできるだろうな、とか……色んな意味で申し訳ないですね。
きょうへい:かっこいいなあ!
こうへい:僕は、ネガティブなことはあまり残っていないですね。思い出す時も、“あれ楽しかったな”などポジティブなものばかり。これに関しては、全ての元カノに共通します。別れた時のことをピンポイントで振り返って、“辛かったな”と自分の感情が蘇ることはあっても、相手については基本ポジティブな思い出として残っていると思う。
きょうへい:僕もパッと思い浮かぶのは、ポジティブな思い出ばかり。恋愛に限らず、嫌な感情や経験は早く忘れるように意識しています。自分が好きになった女性との思い出ならば、なおさら良いものとして残したいです。
マサシ:同じく。ネガティブな思い出は消去してきたから、思い返すとポジティブな感情しか湧かない。だからこそ、この番組に参加して、「X」と別れに至った理由を再認識するのはしんどかったです。彼女の好きになれない部分や、それを受け入れられなかった自分自身の未熟さとも向き合わなければならず……苦しいプロセスでした。
「今の僕なら、もうちょっと幸せにできるはず。 元カノ全員に対して申し訳ない」ーよしひとさん
よしひとさん・26歳・アメリカンフットボール選手
——『ラブ トランジット』の参加者の男性陣のなかでも、恋愛観や恋を進めるスタイルは人それぞれ。ご自身以外のメンバーの言動で、驚いたことや真似したいと思ったことはありましたか?
きょうへい:参加者みんなの前で誘うのは緊張したし、何よりも気を使ったよね? 相手の「X」もいるわけだし。そんなシチュエーションで堂々と誘うメンバーを見て、いい意味で刺激を受けました。僕もどんどん行かないと負けちゃう!って。
こうへい:そうそう、終盤にはムードが一変して、みんなぐいぐいアプローチするようになった! 僕がいない場でどんなことが繰り広げられていたのか、知らないこともたくさんあるから、配信が楽しみだな。恋愛じゃないけど僕は、よし(ひと)がすごく男らしくて感動した。
よしひと:えっ、どこで?
こうへい:(第3話で)トランプでくじ引きしたじゃん? あのあと、よしが「これ持っとき。思い出になるから」って。こそっとカードを渡してくれたんだよね。
きょうへい・マサシ:お〜!!
よしひと:あれな! みんなで片付けをしてる時に見つけて、何かのタイミングで使えそうだから自分のために取っておいたんですよ。でも後々、こうへいが持っとった方がいいな!と感じて。
こうへい:自分で使おうと思っていたんだ(笑)。
マサシ:正直だな(笑)。
きょうへい:こうへいのサプライズマンぶりも、すごくなかった? 誰かの誕生日とか、イベントの度にさまざまなサプライズを用意してくれました。“これも持ってきてたの!?”、“いつ準備したの?”って毎回びっくりした。
マサシ:たしかに、すごかったね。
こうへい:ありがとう(照)。ホカンス中だからと、お祝いする機会を逃してしまうのは可哀想だから。みんなで祝えば、参加者同士の絆も深まると思ったんだ。
よしひと:ホカンス中に誕生日があるかもわからない状況でクラッカー用意してたんだね。すごいわ。
マサシ:自分はサプライズどころか、アプローチすら苦手。みんなの真っ直ぐ頑張る姿から、たくさんのことを学ばせてもらいました。
よしひと:いやいやいや! 途中からガンガン攻めるじゃん。すごいんですよ、彼!
マサシ:そうせざるを得ない状況だったからね(笑)。冗談抜きに、いい勉強になったよ。この番組に参加して、自分の気持ちに素直に動くことの大切さを学んだ!
きょうへい:そんなマサシは後半、最強の男になるので。楽しみにしていてください!(笑)
——皆さんありがとうございました! ますます番組の続きから目が離せません!
BAILAだけに語ってくれた番組の裏側。
配信中の『ラブ トランジット』とぜひ答え合わせしてみてください。
Amazon Original『ラブ トランジット』 配信情報
『ラブ トランジット』
2023年6月15日(木)22時よりPrime Videoにて世界独占配信開始・本編全8話
スタジオMCはEXIT(りんたろー。/兼近大樹)、松岡茉優、磯村勇斗、大久保佳代子(第1~4話)、MEGUMI(第5~8話)
主題歌はeill『happy ending』(ポニーキャニオン)
インタビュー撮影/沼尾翔平 取材・文/中西彩乃