対談の参加者の一人、スーパーバイラーズの石井恵梨子さんは昨年12月に産休・育休に入り、今年6月に復帰予定。「同じ職場に戻る予定で、子どもがいても今までと同じパフォーマンスをあげたいと思っていますし、新たなチャレンジもしていきたいと思っています。ただ、実際に子どもが生まれてみないとわからないだろうという気もしていて」(石井さん)。中野さん曰く、女性が子育てしながら働く上で欠かせないのが夫の育児、家事分担。中野さんの調査では、バリバリと仕事をしてきた女性ほど、夫が長時間労働のために、自分のキャリアをあきらめてしまうというケースが多かったのだそう。「夫に家事や育児にかかわる気持ちがあっても、状況的に難しい場合もあるんですよね。特にバリバリ働くことが求められる会社では帰りにくい」(中野さん)。「もう一つ大きいのが、仕事のやりがい。産休や育休明け、時短利用中に以前と同じ職務につけないケースも少なくありませんからね。会社としては育児中の女性への配慮のつもりかもしれませんが、仕事に打ち込んできた女性にとってはそれがフラストレーションになることも。また昇進に関して同期におくれをとってしまったり。そうしたことで仕事のモチベーションが下がってしまう女性も」(中野さん)