秋の京都を旅したら必ず寄りたい、人気の紅葉エリアで食べられる12のスイーツをご紹介。老舗の甘味処やおしゃれなカフェで、甘いひとときを堪能してくださいね。
0124
1. シンプルながらまねができない、㐂(き)み家の豆かん
夏はかき氷、冬は京風白みそ雑煮やぜんざいなどが楽しめる素朴な甘味処。名物の豆かん¥630(税込)は口の中でホロリとくずれる寒天とふっくら炊かれた薄塩味の赤エンドウ、雑味のないまろやかな甘さの黒蜜が絶妙バランス。甘みと塩気が交互に押し寄せ、スプーンが止まらない。
DATE:㐂(き)み家
京都市左京区浄土寺上南田町37の1 TEL. 075(761)4127 11時~17時 不定休 ●法然院より徒歩8分
2. 和と洋のいいとこ取り、一乗寺 中谷のパフェ
今から15年前、和菓子店に女性パティシエが嫁いだことから和洋折衷菓子がスタート。茶房でいただける中谷パフェ¥995にも、でっち羊羹やほうじ寒天、豆乳プリンなど、店で人気の和スイーツがギッシリ。意外とあっさりしていて、パフェながらあんみつを彷彿させる味わい。
DATE:一乗寺 中谷
京都市左京区一乗寺花ノ木町5 TEL. 075(781)5504 営9時~18時LO 定休日:水 ●詩仙堂より徒歩6分
3. 老舗の菓子司、鍵善良房が手がけるZEN CAFEのくず餅
本店とはまったく違うラインナップで、はかなく繊細な上生菓子をはじめ、イートインだからこそ出せる菓子を提供。くず餅¥1500(飲み物とセット・税込)は口に運んだ瞬間にみずみずしさが広がり、スーッとなくなる口どけも最高。
DATE:ZEN CAFE
京都市東山区祇園町南側570の210 TEL. 075(533)8686 営11時~18時 定休日:月 ●建仁寺より徒歩5分
4. できたて命の新食感に感動、老松のわらび餅
100年続く老舗和菓子店。茶房は嵐山店だけの展開であり、本わらび餅¥1296(税込)もこちらでしか味わえない逸品。注文を受けてから練り上げることでぷるぷるでつるんっとした独自の食感に。本わらび粉の風味もよく、何もつけずに食べてもおいしい。
DATE:老松
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町20 TEL. 075(881)9033 営9時~17時 不定休 ●京福電鉄嵐山駅より徒歩4分
5. 保津川を望むテラスでいただく、茶寮 八翠の翡翠もち
マリオット・インターナショナルが展開する最上級カテゴリーホテル、ラグジュアリーコレクション。敷地内に建つかやぶきの庵を改装した茶寮では、葛を使ったプルプルの翡翠もち¥650(別途サービス料15%)をはじめ、和洋さまざまな菓子がいただける。
DATE:茶寮 八翠
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 TEL. 075(872)1222 営11時~17時 無休 ●京福電鉄嵐山駅より徒歩6分
6. 葵祭ゆかりの無病息災を願う、休憩処 さるやの申餅
休憩処 さるやは、下鴨の和菓子店・宝泉堂が手がける下鴨神社内にたたずむ茶店。申餅はもともと、葵祭の申の日に神前に供していた菓子で7年前に140年ぶりに復活。小豆のゆで汁でついた餅で丹波大納言を包んだ申餅と煎った黒豆を使った豆まめ茶¥600(税込)。
DATE:休憩処 さるや
京都市左京区下鴨泉川町59下鴨神社境内 TEL. 090(6914)4300 営10時~16時30分 無休 ●下鴨神社境内
7. 秋の美味を濃縮!無碍山房(むげさんぼう)Salon de Mugeの季節のパフェ
名料亭、菊乃井が手がけるこちらのサロンでは、菊乃井本店の懐石の最後に出されるデザートや注文を受けてから練り上げるわらび餅など、素材も技も一流な極上甘味がそろう。季節のパフェ¥1300(税込)も秋バージョンに。旬のフルーツの下には栗とキャラメルの2種類のアイスクリームやキンモクセイが香るゼリー、栗のペーストが隠され、ひと口ごとに違ったおいしさが押し寄せる。
DATE:無碍山房(むげさんぼう)Salon de Muge
京都市東山区下河原通高台寺北門前鷲尾町524 TEL. 075(744)6260 営お弁当11時〜12時30分、13時〜14時30分(2部制)喫茶14時45分〜18時(17時LO) 不定休 ●高台寺より徒歩6 分
8. 素朴な甘さがクセになる、かさぎ屋の京都ぜんざい
清水寺の参道である二寧坂に店を構えて104年。メニューも長年変わらず、3色おはぎや田舎しるこなど、かまどで炊いた小豆を使った素朴な甘味が中心。京都ぜんざい¥650(税込)は大粒の丹波大納言を使い、小豆の味がしっかり味わえる。「甘さも控えめで食べ飽きません。箸休めの漬物がすっきりしてまたお箸が進みます」(美玲)
DATE:かさぎ屋
京都市東山区高台寺桝屋町349 TEL. 075(561)9562 営11時~17時40分LO 定休日:火 ●清水寺より徒歩8 分
9. レトロな空間で味わう名物、喫茶ソワレのゼリーポンチ
昭和23年創業、5色のゼリーを使ったゼリーポンチ¥700が名物の喫茶店。「カラフルで可愛い! サイダーのシュワシュワ感もさわやか」(美玲)店内のあちらこちらに彫刻家が手がけた木彫刻が施されていたり、洋画家・東郷青児の美人画が飾られていたり、デコラティブな内装も乙女可愛く、フォトジェニック。
DATE:喫茶ソワレ
京都市下京区西木屋町通四条上ル真町95 TEL. 075(221)0351 営13時~18時45分LO 定休日:月(祝日の場合営業、翌火休) ●高台寺より徒歩17分
10. 時代劇のような茶店で味わう、京甘味 文の助茶屋の甘酒とわらびもち
明治末期、落語家の桂文之助が甘酒茶屋として創業。現在も甘酒は砂糖を使わず、昔ながらの製法で麹を糖化させて造られ、自然な甘みがうれしい。もうひとつの名物であるわらびもちは箸で持てないほどとろぷるでニッキの香りも食欲をそそる。京好み¥850では甘酒とわらびもちを楽しめる。真っ赤な野点傘の下に床几が並ぶ屋外席も気持ちいい。
DATE:京甘味 文の助茶屋
京都市東山区下河原通東入八坂上町373 TEL. 075(561)1972 営10時30分~17時30分 不定休 ●清水寺より徒歩9分
11. 美意識の高い空間にもうっとり♡ 茶菓(さか) 円山の福蜜豆
数寄屋造りの凜とした美しい空間で甘味や軽食、日本茶やシャンパンなどがいただける。人気の福蜜豆¥1200は、白玉と寒天のほか、紫花豆、白花豆、紅絞り豆、青エンドウ豆が豆それぞれの持ち味を生かすようにふっくらと炊かれている。秋は丹波栗を使用した栗のみたらし団子や栗の葛焼きなど、栗づくしの限定メニューもお楽しみ。
DATE:茶菓(さか) 円山
京都市東山区八坂鳥居前東入円山町620の1の2(円山公園内) TEL. 075(551)3707 営11時~18時30分LO 定休日:火 ●高台寺より徒歩8分
12. 通年楽しめるpage one(ページ ワン)の生搾りレモンかき氷
明治16年創業の氷屋さんが手がけるカフェでは通年、かき氷を提供。氷の器にふわふわのかき氷をこんもり盛った氷屋さんならではの贅沢な氷使いにテンションも上がる。レモンシロップの甘酸っぱさにキュンとする生搾りレモン¥800は、輪切りのレモンを搾ればさらにさっぱり。夏は行列が絶えず早々に売り切れることが多いが、秋以降は比較的、夜まで楽しめるそう。
DATE:page one(ページ ワン)
京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル上弁天町435の4 TEL. 075(551)2882 営11時~24時(かき氷は氷がなくなり次第終了) 定休日:水 18時以降はバータイム、チャージ¥300 ●高台寺より徒歩5分
京都旅行の際はぜひ♡ BAILAがおすすめする京都のお宿はこちら!
グルメ
【30代京都女子旅】女友達や彼と泊まりたい、京都のとっておきお宿6選
わずか5部屋の小さな宿から、ラグジュアリーホテルや話題のリノベホテルまで、とっておきの宿をご紹介します。
2018-10-22 15:00:00