脳内にアドレナリンを分泌すると言われる辛い料理。辛道“黒帯”たちの推し辛メニューと、並々ならぬ愛を語っていただく。今回は、料理家 ワタナベマキさんの“推し辛”をご紹介。
ジャンルを越え、手ぎわよく、心身ともに大満足の料理を提案。インスタグラムは@maki_watanabe
https://maki-watanabe.com
【ロス・タコス・アスーレス】タコス
夏は酸味を効かせた爽やかな辛さが気分。タコスは2種のサルサで美味しく味変
国や地域によって種類や調理法が色々で、かなり奥が深い“辛み”。夏に向けて欲するのはベトナムやタイ、メキシコ料理で出会える酸味を効かせた“爽やかな辛さ”です。おすすめはメキシコ在来種の紫色のトウモロコシをゆでた生地を、注文ごとに鉄板で焼くトルティーヤで具材を包んだタコス。特に三重県で栽培したポブラーノ(メキシコの唐辛子)のヤギのチーズ詰め「チレ・レジェーノ(右)」¥750と、トマトサルサで豚肉を煮込んだ「カルニータスのサルサ煮(左)」¥600が好みで、ビールといただきます。
DATA
東京都世田谷区上馬1の17の9
☎03(5787)6990
営業時間:9時~15時(14時LO)、土日~16時(15時LO)
定休日:月火
撮影/山下みどり 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子 ※BAILA2024年6月号掲載