SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第42回のレシピは、暑い日でもさっぱり食べられる「カリカリ豚バラ肉の混ぜごはん」です!
カリカリ豚バラ肉の混ぜごはん
暑さで食欲不振になりがちな夏は、何を食べていいかわからないということも。今回ご紹介するのは、そんな時に知っていると重宝する一品です。
「食欲が落ちる夏は、さっぱりといただける混ぜごはんがぴったり。お肉の茶色、ネギときゅうりの緑、しば漬けの赤紫……色合いも美しく、見ているだけで元気になります。簡単に準備できるのにごちそう感があるので、来客時の軽ごはんにも◎」
材料(2人分) 調理時間/約20分
豚バラ肉 150g
片栗粉 小さじ1
こめ油 小さじ1
醤油 小さじ2
きゅうり 1本(100g)
塩 小さじ1/4
しば漬け 30g
小ネギ 1/2束
「ひじきと紫玉ねぎのサラダ」適量
薄口醤油またはナンプラー お好みで
① 薄切りにしたきゅうりに塩をふっておき、小ネギを小口切りにする
きゅうりはスライサーで薄切りにし、塩をふって10分置いておく。時間がたったら水気をしっかり絞る。小ネギは小口切りにする。
② 片栗粉をまぶした豚バラ肉をしっかり炒め、最後に醤油を絡める
豚バラ肉は端から2cm幅に切り、片栗粉をまぶす。フライパンにこめ油を中火で熱し、豚バラ肉を菜箸でほぐしながら炒める。
脂が出てきたらペーパーで吸い取り、表面がカリカリになるまでしっかり炒める。
醤油を加えたらさっと絡め、すぐ火を止める。
③ 器にごはんと具材を盛り付ける
器にごはんを盛り付け、①と②、しば漬け、「ひじきと紫玉ねぎのサラダ」(※レシピは下記参照)を盛り付ける。混ぜながらいただく。
完成! カリカリ豚バラ肉の混ぜごはん
「ポイントは、とにかく豚バラ肉をカリカリに炒めること。脂を丁寧に吸いながら、きつね色になるまでしっかり炒めてくださいね。副菜はお好きなものをのせていただいてOKですが、酸味を効かせたマリネや和え物が相性抜群なので、ぜひ下でご紹介する『ひじきと紫玉ねぎのサラダ』を合わせてみてください。基本調味料だけで作れるシンプルなレシピですが、お好みでナンプラーを少しかけてエスニック風にしても美味しいですよ」
献立:プラスワンメニュー「ひじきと紫玉ねぎのサラダ」で栄養バランス&彩りアップ
「メインの混ぜご飯にぴったりの副菜。栄養素が偏りがちなワンプレートごはんに、ひじきの食物繊維とミネラルをプラスして栄養バランスも◎。汁気ごとプレートに盛り付けて、少しずつ混ぜながら食べると、さっぱりソースのような役割も担ってくれます」
「ひじきと紫玉ねぎのサラダ」(2人分) 所要時間/約20分
①乾燥芽ひじき8gはたっぷりの水に5~10分つけて戻し、ざるにあげる(水戻し後80g)。沸騰した湯でさっと茹で、水気をしっかり切っておく。
②紫玉ねぎ1/4個(50g)は薄くスライスする。
③ボウルに①と②、酢小さじ2、ごま油小さじ1、塩小さじ1/3を加え、よく和える。
次回もお楽しみに!
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『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『長谷川あかり DAILY RECIPE』(扶桑社)。