SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第44回のレシピは、食物繊維が豊富なわかめが主役の「あさりとわかめ、長ネギのガーリック醤油ワイン蒸し」です!
あさりとわかめ、長ネギのガーリック醤油ワイン蒸し
今回ご紹介するのは、常備している人も多いわかめを味わうレシピ。
「脇役になってしまいがちな乾燥カットわかめが主役の一皿。水で戻した大量のわかめに驚くと思いますが、ちゃんとおいしくなるので安心してくださいね。あさりのうまみを吸い込んだわかめがおいしくて、箸がどんどん進みます。わかめと長ネギを炒めるところは、手抜きをせず丁寧に。ここで水気を飛ばしながらしっかりオイルをまわすことで、わかめの香りがよくなります」
材料(2人分) 調理時間/約20分
あさり180g
乾燥カットわかめ 12g
長ネギ(白い部分) 1本分
にんにく 1片
オリーブオイル 小さじ2
塩 小さじ1/4
水 1カップ
白ワイン 大さじ2
醤油 小さじ1と1/2~
① あさりを砂抜きし、わかめを水で戻す。長ネギとにんにくを切る
50℃の湯(※)を入れたボウルにあさりを入れ、5分置いて砂抜きし、洗って水気を切っておく。わかめはたっぷりの水で10分ほど戻してざるにあげ、水気を切る。長ネギは斜め切り、にんにくは薄切りにする。
※温度計がない場合は、沸騰させた湯に同量の冷たい水を加えるとだいたい50℃になる。
② フライパンにオリーブオイルとにんにくを熱し、わかめと長ネギを炒める
深めのフライパンにオリーブオイルとにんにくを弱火で熱し、香りが出たらわかめと長ネギ、塩を加えてわかめの水気を飛ばしながら5分炒める。
③ あさり、水、白ワインを加えて3分蒸し、醤油をまわしかける
あさり、水、白ワインを加え、蓋をして中火で3分蒸す。火を止めて醤油をまわしかけ、さっと混ぜる。味をみて、足りなければ醤油で味を調える。
完成! あさりとわかめ、長ネギのガーリック醤油ワイン蒸し
「食物繊維をたっぷりとりたくて、わかめが主役の一皿をつくりました。お味噌汁以外で使ったことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、わかめは『海の野菜』なので、私はメイン料理にどっさり使うことが多いのです。今回はちょっぴり洋風仕立て。お酒のおつまみにもぴったりですよ」
献立:プラスワンメニュー「きゅうりとたくあん、カニかまのさっぱり和え」で栄養バランス&彩りアップ
「彩り豊かな簡単副菜。酸味と歯ごたえが心地よく、お口直しにぴったり。カニかまぼこは高たんぱく質な優秀食材なので、副菜にちょい足しすることで献立全体の栄養価アップが狙えます」
副菜:「きゅうりとたくあん、カニかまのさっぱり和え」(2人分) 所要時間/約12分
①きゅうり1本はスライサーで細切りにしてボウルに入れ、塩小さじ1/4をふってなじませる。10分置いたら手で絞って水気をしっかり切る。カニかまぼこ30gは手で細く割き、たくあんは5cmの長さ分を細切りにする。
②きゅうり、カニかまぼこ、たくあんをボウルに合わせ、酢小さじ1/2、オリーブオイル小さじ1/2、塩少々を加えてさっと和えて味を調える。
次回もお楽しみに!
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『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『長谷川あかり DAILY RECIPE』(扶桑社)。
長谷川あかり 『わたしが整う、ご自愛ごはん
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