アクティビストとしても活躍する俳優のエマ・ワトソンが来日時に興味津々だったというおにぎり。続々とオープンしている、伝統を継ぎ、革新をまとうニューフェイスおにぎりをナビゲート。
1.おにぎりととん汁を愛する夫婦が営む「山太郎」@雑司が谷
【山太郎】元気いっぱいの空間もごちそう!
おにぎりととん汁を愛する樋山夫婦が、名店「ぼんご」での修業を経て雑司が谷にオープン。毎年新米の時期に選別を変える老舗「隅田屋」から届くコシヒカリを用いてふわりと包んだおにぎりは、お米一粒一粒が大きくてしっとり。「明太マヨクリームチーズ」や「肉そぼろ卵黄」、カルピスバターをのせた「海苔バター」各¥420などアレンジ系の具材はすべて自家製。シンプルな「うめ」¥320や「しらす」¥370は、惚れ込んだ食材をのせて。根菜入りの「とん汁」¥360と合う。
1個あたり180g! 有明産の高級海苔でくるり
コの字カウンターで目の前にはおかずがズラリ
DATA
東京都豊島区雑司が谷2の10の7
☎03(6823)7549
営業時間:11時〜15時、18時〜21時30分
不定休
※EAT IN、TAKE OUT可
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2.創業1905年の米店が営む「お米とごはん 隅田屋」@麻布台
【お米とごはん 隅田屋】お米のプロによるお米を味わうおにぎり
飲食店の中でもお米に特にこだわる寿司屋や料亭にも卸す創業1905年の米店が初めてBtoCに挑戦。お米マニアの店主が通常の5〜7倍の手間をかけ、古式精米製法で磨き上げたあめ色のお米が特徴。ガス釜で炊くそれは、一口含むだけでお米本来の香りや旨味が口中を駆け巡る。「海苔しお」¥300、「玄米」¥300、有機栽培の梅干しが入った「うめ」¥380、「いなり」¥320、「干しえび」¥350など。手間暇かけて作られたこだわりの具材は、お米の魅力を存分に引き出す。
お米を味わってもらいたくてあえててっぺん部分はご飯のみ
「結〜おにぎり用〜」2合¥600など特別ブレンド米も販売
DATA
東京都港区麻布台1の2の4 ガーデンプラザC 麻布台ヒルズマーケット B1F
☎03(6426)5814
営業時間:10時〜20時
無休
※TAKE OUTのみ
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アクティビストとしても活躍する俳優のエマ・ワトソンが来日時に興味津々だったというおにぎり。続々とオープンしているニューフェイスおにぎりをナビゲート。今回は、50種を超える具材の多さが特徴の「おにぎり まんま」をご紹介します。
3.50種を超える具材の多さが特徴!「おにぎり まんま」@新宿
【おにぎり まんま】自分好みの組み合わせを見つけても
「ぼんご」で修業を積み、その味と心意気を伝える専門店。レトロなムード漂う店内はカウンター式。職人が目の前で握ってくれるおにぎりは、ダイナミックなたたずまい。さらに50種を超える具材の多さが特徴で、おなじみの具材のほか「卵黄の醤油漬け」¥430や「豚キムチ」¥430などスタミナ系も豊富。「生たらこ+クリームチーズ」¥490のように2種の具材を自由に組み合わせられるので、新しい味を発見できるのも楽しい。場所は「伊勢丹新宿店」の裏手。
ごはん150gに対し具材はなんと30gも!
トッピングして味の冒険をしても
DATA
東京都新宿区新宿3の14の23 マヤビル 1F
☎03(6457)7877
営業時間:10時30分〜21時
無休
※EAT IN、TAKE OUT可
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4.手土産にもおすすめ! 愛らしいルックスの「学大おむすびマルムス」@学芸大学
【学大おむすびマルムス】愛らしいルックスにも癒される
ころ〜りまん丸のおにぎりは、ルックスはもちろん食材と味にもこだわり充分。玄米は山形県大蔵村産のつや姫の特別栽培米で、白米は雪若丸とつや姫をブレンド。海苔は鹿児島県出水市の昔ながらの製法で作る無酸処理特別海苔、塩は鹿児島県こしき島の海洋深層水塩など。「すっぱい梅むすび」¥292や「大葉香る佃煮昆布むすび」¥292、「刻みうなぎと山椒のひつまぶしむすび」¥594など、定番の10種に季節のテイストも登場。駅直結でアクセスのよさも◎。
「こだわりの厚切り鮭弁当」¥1250も絶品☆
パッケージもおしゃれ! 手土産にも
DATA
東京都目黒区鷹番3の2の1 学大市場A-5区画
☎090-6480-0332
営業時間:9時30分〜17時頃(土日祝10時〜)
不定休
※売り切れ次第終了
※EAT IN、TAKE OUT可
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5.グルテンフリーのオールデイダイニング「be my flora kitchen」@表参道
【be my flora kitchen】モデルやタレントが愛飲するあの酵素も買える
“明日も10年後も、健康で美しく!”を目指したウェルビーイングブランド「be my flora」のコンセプトを伝えるグルテンフリーのオールデイダイニング。11〜19時の間は持ち帰り限定で「おにぎり+スープ+サラダセット」¥1620が。生七味や生姜焼きなどの具材がのった減農薬玄米で作るおにぎりに、熟成酵素ペースト「be my flora」入りの自家製ドレッシングを添えたサラダ、スープをセット。時間がある日は店内で楽しんでも。
「生マグロと黒豆納豆&たくあんのむくみスッキリネバネバ丼セット」¥2970
定食にはすべて「be my flora」1包つき!
DATA
東京都渋谷区神宮前3の1の14 1F
☎03(6438)9490
営業時間:11時〜19時(18時LO)
不定休
※EAT IN可、おにぎりはTAKE OUTのみ
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6.お米屋さんが作るおにぎり店「鎌倉山米店下北沢×うなぎの寝床」@下北沢
【鎌倉山米店下北沢×うなぎの寝床】時間をかけて作る具材もめちゃウマ
遊びとワークプレイスが同居する下北沢の新複合施設内。お米屋さんが作るおにぎり店として人気の「鎌倉山米店」での主役は長野県安曇野産のコシヒカリ。炊飯後、じっくり蒸らしてお米の魅力を引き出すべく、ほぼ“握らない”からふっくらしつつもはかない口溶け。おにぎりの具も、分厚い揚げがのった具だくさんすぎる「豚汁」¥350も、2個以上買うとついてくる日替わりのおかずも店内で手作り。真心が詰まっている。
ニッポンのセンスあふれる伝統工芸品も
DATA
東京都世田谷区北沢2の10の20 ミカン下北D街区1F D102
☎03(5790)9618
営業時間:11時30分〜20時
無休
※EAT IN、TAKE OUT可
撮影/松林寛太 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子 ※BAILA2024年10月号掲載