【東京土産に新定番】トーキョー煎餅（せんべい）全種類紹介｜煎餅サンド・あられ・ふきよせ

可愛らしい雑貨やスイーツに目がないライター・轟木愛美が、心までときめくおしゃれな逸品をご紹介する連載「ときめくご褒美スイーツ」。
今回は、あのBAKEがリリースした注目の新ブランド、「進化系米菓」が楽しめる【トーキョー煎餅】をピックアップ！

「お菓子を、進化させる。」をミッションに、焼きたてチーズタルト専門店【BAKE CHEESE TART】や、スタイリッシュなバターサンド【PRESS BUTTER SAND】など、数々のニューアイコンを世に送り出し、その度に手土産界隈に旋風を巻き起こしてきたBAKE。

そんな、誰もが知るヒットメーカーが次に手掛けたのは、なんと“煎餅”。
ギフトとして洋菓子を選ぶ人が増えている現代にあって、あえて米菓というチャレンジングなチョイス。
懐かしさが先行しがちの米菓にBAKEならではの現代的エッセンスを加え、見た目も味わいもアップデートさせた新しい美味しさ。それが今回ご紹介する【トーキョー煎餅】です。

今年1月、東京駅直結の手土産激戦区・大丸東京に期間限定で登場すると、その斬新なコンセプトと、おしゃれなパッケージで、瞬く間に話題に。
その勢いのままに大丸東京で常設化を果たし、さらにイイトルミネ新宿店、そごう千葉店と続々と出店。今、最も注目すべき“新・東京土産”の一つとなっています。

煎餅といえば、どこか素朴で渋めなパッケージで、年配の方に贈るもの。
【トーキョー煎餅】は、そんなイメージを軽やかに覆す、可愛らしさが魅力。

モチーフとなっているのは、ノスタルジックなムード漂うマジョリカタイル。
明治以降に日本に伝わってからというもの、“幸せを運ぶ”ものとして、家の玄関などに飾られることが多かったそうで、そんな縁起のよい存在にちなんだパッケージは、贈り物にぴったり。

そこに純喫茶の看板のようなロゴや、お煎餅を焼く網をモチーフにしたシンボルマーク、さらに立体感を演出するエンボス加工を重ねて、懐かしさと新しさが調和したパッケージに。ひと目見た瞬間からときめきが止まらない、レトロ可愛らしいビジュアルに、贈る相手の喜ぶ顔が浮かんできそう。

【トーキョー煎餅】は、「煎餅サンド」を柱に、「ふきよせ」、「あられ」の計3種類を展開。
ブランドの世界観の中で、各フレーバーに合わせて変えたカラーやデザインは、ギフトにぴったりな華やかさ。
ここでは全種類を詳細レポート。

煎餅サンド 各¥1296 （5個入）

看板商品は、極薄に焼き上げた煎餅に、なめらかなクリームをサンドした「煎餅サンド」。
乾きものの煎餅と、生のクリーム——ありそうでなかったこの組み合わせは、まさに米菓の新境地。

このふたつを掛け合わせるには、様々な工夫が重ねられたそう。
たとえば、クリームと煎餅を一緒に食べたとき、パリッとした香ばしさがきちんと立つよう、煎餅はわずか3mmの薄さに。食感も風味も、互いを引き立て合う見事なハーモニーが実現。

湿気やすい煎餅にクリームを挟んでなお、噛んだ瞬間に“さくり”とした軽やかさが残るのは、まさに職人技。米の粒感をほんのり残した歯ざわりも心地よく、米菓ならではの魅力が際立っているのもポイント。

余談ですが、普段なら撮影を終えてから試食するのが常なのですが、今回はあまりの美味しさに、シャッターを切るそばから、つまむ手が止まらず……という珍しい事態に。そんな“うっかり”が起きても安心な、10個入り（¥2592）、12個入り（¥3024）の大入りパックも用意されています。

キャラメリゼしたアーモンドのプラリネペーストに、砕いたローストアーモンドを加え、濃厚なチョコクリームに香ばしさと食感をプラス。
ほんのり塩気のある煎餅との絶妙なバランスは、甘じょっぱ好きにはたまらないはず。
ANAのCAさんがおすすめする「羽田空港で買える東京のお土産ランキング」で堂々の1位に輝くなど、話題性だけでなく、味もお墨付き。

試行錯誤を重ねて辿り着いた、ビター感とまろやかさが共存するキャラメルクリーム。
口に含んだ瞬間から広がるほろ苦さに、キャラメルチップのジャリッとしたアクセントが加わり、奥行きのある味わいに。
ビターで芳醇なキャラメルが、ちょっと大人なティータイムを演出してくれます。

チーズと煎餅——3つの中では最もなじみのある組み合わせのはずなのに、口に入れた瞬間とてつもない衝撃を受けたのがこの＜チーズメープル>。
コクのあるカマンベールチーズに、ほのかな甘みのメープルシュガーを合わせた、新感覚の“甘いチーズ煎餅”。
コーヒーや紅茶はもちろん、気づくとワインに手が伸びてしまう、罪深き味わい。

あられ 各1188円／15個入り（3種×5個）

国産のもち米100％で仕立てた、風味豊かな一口あられ3種の詰め合わせ。
お茶の時間にも、お酒の席にも頼もしい存在。
コントラストが効いたパンチのあるフレーバーは、砕いてお茶漬けにのせても絶品なのだとか。
どの味もお菓子の枠を飛び越えた超本格派で、「ちょっとこれ食べてみて」と、思わず人におすすめしたくなるものばかり。

丸い化粧箱の中に、きちんと並んだ愛らしいあられたち。
包装は、なめらかで高級感のある手触り。
宝石のように深みをたたえたブルー、グリーン、ホワイトの洗練された色使いがおしゃれ。

 〈KAORIキッチン〉のネーミング通り、風味と香りをとことん追求した3品。

・グリーン：鮮烈に広がる柚子の香りに、圧倒される「ゆず塩」。まろやかな塩麹のコクが、深みに導いてくれる。

・ブルー：しいたけの豊かな香りに黒胡椒の刺激が寄り添う、あとを引く「しいたけ胡椒」。

・ホワイト：エキストラバージンオリーブオイルに、刻んだオリーブとバジルの葉を合わせた「オリーブ」。もち米の香ばしさに、オイルのコクとハーブの余韻がふわりと重なり、和と洋が溶け合うひと粒。

一方こちらは、スパイスのイメージに合わせたレッドカラー。刺激的な3つのフレーバーは、夏にぴったり。

・レッド：沖縄産ラー油（※）に、刻みねぎとローストオニオンを合わせた「ラー油」は、名前からしてもう美味しさ確定。そんな予感を裏切らない、ピリ辛×香ばしさの絶妙バランスのとりこに。
※使用しているラー油のうち、沖縄産は40%。

・オレンジ：ひとくちでアジアの風がふわりと吹き抜ける「トムヤムクン」。桜エビの旨みに、ほんのりとした酸味とピリ辛が重なり、エキゾチックな余韻をくれる。その再現度と完成度は、思わずうなるほど。

・ホワイト：みんな大好き「バタチキカレー」。スパイス香るカレーにバターのまろやかさが食欲を誘い、食べる手が止まらない！

ふきよせ　各324円

個性豊かなあられのふきよせは、〈ZARAMEクラシック〉、〈CHEESEフレンズ〉、〈UMEブロッサム〉、〈NEGIブラウン〉、〈JAGAゴールド〉の5種類。
ローマ字とカタカナをミックスした遊び心たっぷりの名前も、選ぶ楽しさのひとつ。

フレーバーもさることながら、硬め、柔らかめなど、食感もバラエティ豊か。米本来の甘みが口いっぱいに広がり、ついつい手が止まらなくなる美味しさ。
また、324円というもはや“ワンコイン以下”のハッピープライスには驚くばかり。ちょっとしたお礼も、今よりもっと気軽に贈れるようになりそう。

ふたの内側には、“あられ図鑑”のような愛おしい写真たち。店頭で商品を選ぶ瞬間から、購入後、どれから食べようか選ぶ時間まで楽しくなる工夫が。

内容：梅ざらめ、桜ざらめ、燻チーズ、きざみのり、醤油

梅がメインフレーバーで、コクのある燻製チーズや、やさしい甘みの梅ざらめ、のりと醤油の香ばしさなど、バリエーション豊かな味わい。

内容：アーモンドチーズ、黒ごま、しろ醤油、だし醤油

アーモンドチーズなど、ひとくちごとに異なる風味や食感が現れ、食べるたびに新しい発見があるアソート。
「だし醤油」は、うるち米が練り込んであり、プチプチとした食感が心地よいアクセントに。

内容：じゃがバター＆きんぴらごぼう

「じゃがバター」は、生地にバターを使用したさっくり軽い食べ心地。
ごぼうを練り込んだ記事に炒った白ごまをまぶした「きんぴらごぼう」の再現度にも注目。

内容：ざらめ、うすせん白、うすせん黒、のり、かため醤油

定番のあられをぎゅっと詰め合わせ。どこか懐かしくて安心感のある味わいは、家族みんなでシェアしたくなる存在。

内容：ごぼうサラダ＆九条ねぎみそ

京都産の九条ねぎを使用した「九条ねぎみそ」は、田楽を思わせる甘さと、素朴な味わい。サクサクと軽めの食感。

●アクセス抜群！ 店舗限定「煎餅サンド〈あんバター〉」も
大丸東京店
〒100-6701 東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店地下1階

●朝8時から夜22:00まで買える！
イイトルミネ新宿店 
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目３８−2 イイトルミネ

●ついに千葉にも上陸！
そごう千葉店 
〒260-8557 千葉県千葉市中央区新町1000 地下1階

▶BAKE the ONLINE（BAKE 公式ストア）
※煎餅サンド、あられのみの取り扱い

ありそうでなかった、をぎゅっと詰め込んだ“新・東京土産”。
性別や年代を問わず、どんな相手にも喜ばれる【トーキョー煎餅】。
手渡すだけで会話が生まれる、そんなお菓子たち。手土産リストにぜひ加えてみて。