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「30歳・メーカー広報、独身。ダメな人ばかりを好きになってしまいます」【マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 #23】

「マッチングアプリの中のひと」として、YouTubeをはじめSNSで大活躍のとーまさん。恋に悩む女性の気持ちを受け止め、男性心理を的確に分析して大人気! そんなとーまさんの「婚活相談」第23回。今回は、ダメ男との交際を繰り返す女性の相談にお答え!

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談

「30歳・メーカー広報、独身。ダメな人ばかりを好きになってしまいます。」

「はじめまして。ユウカと申します。私は、大手メーカー企業に勤めており、収入も平均よりはかなり上です。新卒から3年間は実家暮らしだったこともあり、ある程度のお金もあります。

就職して3年で同期よりも早く昇格し、一人暮らしを始めてから自由な時間が増え、そこからの恋愛は、周囲が“ダメ男”と呼ぶような人ばかりを好きになってしまいます。

職業でいうと俳優のタマゴや、美容師のアシスタント、自分の飲食店を持つために定職に就かずアルバイトで生活をしている人などです。つきあってからしばらく経つと、私の家で同棲するのが定番の流れ。彼の稼ぎが少ないので、私が彼にお小遣いをあげています。

友人たちは、『そんなのヒモだよ!』『いわゆるダメ男だね』なんて辛辣な言葉をかけてきますが、私が仕事で忙しい分、彼は家事などをしてくれますし私としては一人暮らしのときよりも充実した生活を送れています。なにより、夢を追いかけている彼を応援していると、自分も仕事のモチベーションが上がるんです。

ただ、問題なのは歴代の彼は、夢を掴むと私とお別れをしてしまうということ。いつも振られるのは私の方で、『もうユウカに頼ってばかりじゃダメなんだ』とモヤモヤする捨て台詞を言われて別れることばかり。

私はお互いに支え合っているつもりだし、嫌いで別れるわけではないので納得できず話し合うのですが……うまくいったためしがありません。

30歳間近になったときに、安定した仕事で稼ぎもあり、気遣いもできる素敵な男性を何人か紹介してもらったのですが、なんだかピンとこず。紹介やアプリで出会いを増やしていましたが、今は結局アプリで出会った27歳の起業を目指すフリーターの彼とつきあっています。

夢を追う人とつきあうのはそんなに悪いことでしょうか? また、振られずに夢を掴んでからもつきあい続け結婚するにはどうしたらいいですか?」

周りの意見よりも、当事者の二人が幸せかどうかを優先していい

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 周りの意見よりも、当事者の二人が幸せかどうかを第一優先にしていい

「ユウカさん、相談ありがとうございます。

 

周りから色々言われたとしても、自分がいいなと思った人だから、つきあいたいという気持ちはすごくわかります。

 

自分にとって魅力的な人で、つきあっていてモチベーションが上がるのであればなおさらですよね。

 

ただ、夢を掴むとユウカさんとお別れをしてしまうという問題点もあるので、今日は一緒に考えていきたいと思います。

 

まずユウカさんの悩みに『夢を追う人とつきあうのはそんなに悪いことでしょうか?』とありますが、ユウカさん自身がいいと思っていて、その恋愛をしていることに後悔がないのであれば、なにも悪いことではありません。

 

周りの人も、その彼とつきあうことが悪いというよりは、ユウカさんのことを心配しているから、そういう発言になってしまうのだと思います。

 

同じような状態から幸せになっているカップル・夫婦はたくさんいると思うので、二人が幸せであればいいんですよ。

つきあうことは、お互いを支え合うこと。一方が与えすぎると、親子関係のようになってしまう

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 つきあうことは、お互いを支え合うこと。一方が与えすぎると、親子関係のようになってしまう

では、実際にどうやって幸せになっていくかを考えたときに、現状うまくいっていない理由は二つ考えられます。

 

一つは『つきあった彼の母親になっている』こと、もう一つは『自己肯定感が低い』ことです。

 

最初に『つきあった彼の母親になっている』ことから考えていきましょう。

 

基本的に子どもは、成長したら母親のもとから離れていくと思います。それまでに母親はいろんな愛情を与えてくれますよね。

 

例えば、

・安心した環境

・身の回りのお世話

・金銭的なサポート

 

他にもいろんなものがあると思いますが、ユウカさんはお母さんのように接していませんか?

 

彼が家事をやってくれるとありますが、子どもだって家事のお手伝いはします。大事なことは『つきあっている関係なのでバランスを保つこと』です。

 

特に金銭面でサポートしすぎてしまうと、そのバランスは一気に崩れがちです。

 

一緒に住むなら家賃を少しでも払ってもらう、足りない分は家事で具体的に何をするかまで決める。お小遣いはあげず、自分の生活は自分でさせるようにする。

 

少しでも自立に近い状態で一緒にいないと、どんどんユウカさんが“お母さん化”していきます。

 

そして彼が“子ども化”し、与えられてばかりの環境にいると、成功した場合、昔の自分には戻りたくない、自立しないと、と思い感謝とともに離れていきます。

 

今までつきあった彼たちと同じように生活していると、今の彼もきっと同じ結末になってしまうでしょう。

 

だからこそ、まずは金銭面のことと、与えること与えられることのバランスをかなり意識していかないといけません。

自分を必要としてくれる彼に、ユウカさんも依存していませんか?

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 自分を必要としてくれる彼に、ユウカさんも依存していませんか?

もう一つ『自己肯定感』に関して、ダメンズを好きになる女性は自己肯定感が低いという傾向があります。

 

自分に自信がない、自分のことを認めていない、自分のことをあまり好きじゃない、という状態で恋愛をすると、自分のことを必要としてくれているから、その人といると満たされるような感じがして一緒にいたいという事態が起きます。

 

その状態があるので『気遣いもできる素敵な男性を何人か紹介してもらった』としても、いまいちピンとこず、また同じような男性を好きになるというサイクルが生じているように思えます。

 

ある意味、自分も彼がいないとダメだと思い、相手に依存している状態です。

 

その状態から抜け出すためにも、今の自分を少しでも受け入れていくことや、自分自身を少しでもいいなと思えるようなことを積み重ねながら恋愛をしないと、彼が夢を実現したときに、ユウカさんが依存していると重いみたいな状態になってしまいます。

他人が認める自分ではなく、ユウカさん自身が自分を認めることで選ぶ相手も変わるはず

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 他人が認める自分ではなく、ユウカさん自身が自分を認めることで選ぶ人も変わるはず

本当に少しずつでいいので、

 

今の自分を好きになるにはどうしたらいいか?

どんなことなら自分を受け入れられるか?

何を積み重ねたら自信につながりそうか?

 

などを意識して行動してみてください。

 

自分を受け入れること、自信になることを積み重ねていくこと、この二つで自己肯定感は高まります。

 

最後になりますが、これまで話してきたことを意識していきながら恋愛をしていくことによって、今までとは違う恋愛になっていきますし、自己肯定感が高まることによってユウカさん自身の求める男性像も変わってくるかもしれません。

 

どっちに転んだとしても、よりよい状態で恋愛ができるようになり、結婚につながっていくのでぜひ意識してみてください。

 

また何かあればいつでも相談していただければと思います。今回はありがとうございました」

とーま

マッチングアプリの中のひと

とーま


1992年生まれ、大分県出身。国内最大級のマッチングアプリ「タップル」を運営する会社で働く会社員。1000人の男女にインタビューした経験やマッチングアプリの運営で培ったノウハウを生かし、男性心理を的確に分析したYouTubeチャンネルが大人気。登録者数は約5.9万人(2022年12月現在)。

とーまさんが働く「タップル」は、グルメや映画など共通の趣味をきっかけに恋人を探せるマッチングアプリです。ダウンロードはこちらら!

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