読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第312回は「交々」の読み方です!
今日のお題【交々】
「交々」、正しく読めますか?
前に「悲喜」をつけて四字熟語として使うことが多いです。
■ヒント
「交々」の意味は
「多くのことが次々に起こるさま。代わる代わる。交互に。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「大学生活は悲喜交々の4年間だったが、今となってはすべていい思い出です」
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「こもごも」でした!
「交」一文字だけで「こもごも」と読ませることもあります。
■これは何と読む?
「相」「更」も一文字で「こもごも」と読みます。
ちなみに「悲喜交々」は、一人の人の人生に悲しいことや嬉しいことが交互に(あるいは同時に)起きること。
悲しんでいる人と喜んでいる人がいる、という意味ではないので、誤用に注意が必要です。
取材・文/星野美和