読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第311回は「代替」の読み方です!
今日のお題【代替】
「代替」、正しく読めますか?
ビジネスシーンでもよく登場する言葉ですが、本来の読み方で読んでいない人が多いんです。
■ヒント
「代替」の意味は
「本来の物を他の物で代用すること。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「太陽光や風力は、代替エネルギーとして注目を集めている」
「ボツになった企画の代替案を徹夜で考えた」
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「だいたい」でした!
■「だいたい」と「だいがえ」
代替を「だいがえ」と読んだ人、多いのではないでしょうか。
「代替」の読みは、辞書では「だいたい」となっていますが、「だいがえ」「代替え」という使い方が定着していることから、両方載っている辞書もあります。
「だいたい」だと「大体」と混同しやすいことや、「だいかえ」と言ったほうが代わりだと伝わりやすいことから、「だいがえ」が定着するようになったのだとか。
ふだんは「だいかえ」を使っていても、本来の読み方を知っておくとどこかで役に立つかもしれません。
読み間違いやすい漢字はほかにもあるので、下の関連リンクから挑戦してみてください。
取材・文/星野美和