読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第342回は「熟々」の読み方です!
今日のお題【熟々】
「熟々」、正しく読めますか?
自分の気持ちをこの言葉で表すこともあるかも。
■ヒント
「熟々」の意味は
「①精神を集中して見たり考えたりするさま。ひたすら。じっと。よくよく。つらつら。②深く感じるさま。身にしみて。心から。しみじみ。ほとほと。③手持ちぶさたで物寂しいさま。つくねんと。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「自分が将来何をしたいのか、熟々と考えた」
「上司に諭されて、熟々私は未熟者だと悟った」
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正解は……
■正解は…
正解は、「つくづく」でした!
読み方は、「つらつら」も正解です。平仮名で使うことが多いこの漢字。熟考(じゅっこう)するなど、じっくり考えを深める意味でも「熟」が登場してくるので「つくづく」の意味に使われるのは納得ですよね。
取材・文/高橋夏果