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お願いするときに「〇〇しないでください」はよけいなひと言! 代わりに何て言う?【働く大人の言いかえ術 vol.9】

良好な人間関係は、日々のひと言の積み重ねから! ビジネスシーンでの「よけいなひと言」を「好かれるセリフ」に変える言いかえ術をご紹介。第9回は、「〇〇しないでください」の言いかえについて。

お願いするときに「〇〇しないでください」はNG

GARAGE38/shutterstock

■「〇〇しないでください」がよけいなひと言なのはなぜ?

何気なくオフィスのドアを閉めたときに「ドアを閉めないでください」と指示されるのと、「ドアを開けておいていただけますか」とお願いされるのとでは、どちらが気分的によいでしょうか。

どちらも同じ要望なのですが、前者が「〇〇しないで」という否定形であるのに対し、後者は「〇〇して」という肯定形による言い方で、印象は大きく変わります。人は「否定形で指示される」よりも「肯定形で依頼される」ほうが、受け止めやすくなります。

■言いかえるならこれ!

「〇〇しないでください」はよけいなひと言。
では言いかえるなら何て言う?



↓↓↓



「〇〇してください」


が正しい!

■さらに上手に使うには?

部下のミスを指摘するときも、過去にやったことを「それはしないで」と否定するより、「次からはこのようにしてください」と未来に向けたアドバイスをするほうが、前向きに取り組んでもらえます。

また、仕事でもプライベートでも会話の基本は「肯定形」です。

友だち同士でも、「今月は忙しいから会えないの」というより、「来月は時間があるから会えるよ」と言ったほうが、お互いに気持ちがいいもの。

「否定形」で話をする人は、相手に対してネガティブな印象を与えてイメージも悪くなってしまうので注意したいですね。

■引用したのはこちら

サンマーク出版 大野萌子著

よけいなひと言を好かれるセリフに変える 言いかえ図鑑

サンマーク出版 大野萌子著


公認心理師、産業カウンセラー。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ®資格認定機関)代表理事。2級キャリアコンサルティング技能士。法政大学卒。

企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメント、ハラスメントの分野を得意とする。官公庁をはじめ、大手企業、大学等で5万人以上に講演・研修を行う。テレビ、ラジオ、新聞などのメディア出演、監修多数。

取材・文/佐久間知子

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