お悩み別に美しく&痩せる食べ方をAtsushiさんが伝授! 食べてもいい食材は意外といっぱい。ガマンせず、ラクしておいしくダイエットができる秘密を教えます。
教えてくれたのは
Atsushi
あつし●ディーゼル、D&G、ヴェルサーチのPRを経て、フリーランスに。現在はファッション&ライフスタイルプロデューサーとして活躍中。主な著書は『#モデルがこっそり飲んでいる3日で2㎏やせる魔法のスープ』『#モデルがこっそり食べている3日で2㎏やせるごちそうサラダ』『モデルがみんな知りたがる美しくなる食べ方の全知識101』(すべて宝島社)。
【お悩み別】美しく&痩せる食べ方・ダイエット編
Q トレーニングの前はどんなものを食べればいいですか?
A 空腹でのトレーニングは逆効果! 30分後にエネルギーになるバナナが最適
何も食べずに運動をすると、自分の筋肉を分解して栄養をとろうとするんです。筋トレをしているのに筋肉を分解させてしまっては本末転倒。トレーニング30分前にバナナを食べれば、エネルギーに変わりやすい糖質や筋肉の収縮を正常に保つカリウムも摂取できます。
Q ダイエット中にとるべき食材、栄養素は?
A ダイエット中こそ「タンパク質」! 必須アミノ酸すべてが入った牛肉がおすすめ
タンパク質をとらないと筋肉量が減り、基礎代謝が減るため太りやすい体に。運動していない人は体重×1g。運動をしている人は体重×2gとるよう心がけましょう。特に高タンパク低カロリーの鶏胸肉を塩麹につけて焼くと、ジューシーに仕上がりおいしく食べられます。
Q 脂肪燃焼に役立つ食品は?
A 納豆のビタミンB群は脂肪燃焼の着火剤!
エネルギー代謝の補酵素として代謝を促す着火剤のような働きをするのがビタミンB群。代謝が上がると疲労物質の分解も進み、疲れが早く解消される効果も。30代になると代謝が下がってしまうので、納豆や豚肉、ほうれん草や牛乳などのビタミンB群をとりましょう。
Q どうしても外食しなきゃいけない日はどうしたら?
A 血糖値の上昇を抑えるきな粉を食前に!
きな粉は大豆食品のなかでいちばん栄養価が高く、その後の食事の血糖値を上げにくくしてくれる優れもの。特におすすめのとり方は、外食をする2〜3時間前にきな粉豆乳を飲むこと。コップ1杯の豆乳にスプーン2杯のきな粉を混ぜるだけで、おいしいシェイクのでき上がりです!
Q ダイエット中のおやつにおすすめなのは?
A カカオ70%以上のチョコ、アーモンド、干しいも。美しくなる最高のスイーツ!
小腹がすいたときは、チョコ、アーモンド、干しいもがおすすめ。カカオ70%以上のチョコは抗酸化成分のカカオポリフェノールが、アーモンドはビタミンB群が豊富。干しいもはビタミンCや食物繊維が豊富で甘みもあるのに実は低GI食品!クリームチーズを塗ると絶品スイーツにも。
Q 糖質はオフするべき?
A 抗糖化の強い味方カテキン豊富な緑茶を。糖質でもトウモロコシならダイエット促進!
カテキンが豊富な緑茶は、糖質をとるときに一緒に飲むと血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。また、実は糖質が少ないトウモロコシは、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいるダイエットの味方。葉つきのままラップなしでレンジで3分加熱するだけなのでお手軽です。
Q 血糖値を上げない低GI食材ってどういうもの?
A NOT白。ブラウンフードが体へのご褒美
玄米やそば、全粒粉のパン、オートミールなど、精製されていない茶色い食材は、ダイエットに最適な低GI食品。ただし、そばは小麦粉が多く含まれている商品もあるので気をつけて。ビタミンやミネラルも豊富なそば粉100%を選びましょう。
撮影/中垣美沙 ヘア&メイク/今関梨華〈Linx〉 フードコーディネート/田村つぼみ 取材・原文/松山 梢 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2020年2月号掲載