【私と仕事と生理】b-monster人気パフォーマーSAORIさんの「生理の日のマイルール」

各界で活躍する女性に、生理とのつきあい方を聞く連載企画。第4回は、暗闇ボクシングフィットネスの人気パフォーマーSAORIさんに、生理の日のマイルールを聞きました。

“暗闇ボクシング”ブームを牽引するフィットネススタジオ「b-monster」の人気パフォーマー、SAORIさん。2月末までは、系列のオンラインスタジオ「buddies」の店長兼パフォーマーを務めていた。

「自宅で無理なく取り入れられることを意識した『buddies』のプログラムは、時間も短く内容もライト。それに慣れてしまった今、たまに『b-monster』のプログラムを持つと、あまりのキツさにぐったり……（笑）。その分、爽快感も抜群ですが♡」

体を動かすことが好きで、大学ではチア部に所属。卒業後はアパレル企業やフィットネスクラブを経て、パフォーマーの道へ。

「人前に立つため、研修期間にかなり体を絞ったのですが、代謝がよくなったり便秘が直ったりと、体質がてきめんに改善されました。ひどかったむくみも軽減され、着たい服が堂々と楽しめるから気分も上がるなど、いいことずくめ。さらに音楽が大好きな私にとって、最高の仕事でした！」

45分ノンストップで動き続けるプログラムは800kcal以上を消費する人もいるほどハードな内容。生理中はこたえそうだが……？

「体が冷える冬は腰まわりが重く、しんどいことも。そんなときは、プログラムを楽しみにしてくださるお客さまの顔を思い浮かべて自分を鼓舞しています。ただ、ひどいときは代行を頼めますし、内勤のスタッフは女性が多く相談しやすい環境だと思います。私は痛みよりも、生理前から生理中に激増する食欲が悩み。しかも、スナック菓子やジャンクフードが無性に食べたくなるんです（笑）。我慢すると反動が大きくなるから、その間は思い切り解禁！でも店長になり運動量が減ったら太っちゃって……白米をオートミールに替えて、普段の食事でバランスを調整しています。ウェアはタイトなレギンスが定番ですが、ナプキンのラインが響くため、パフォーマンス中はタンポンにスイッチ。どちらもオーガニックコットンのものを使い、体への負荷を減らしています」

「自身の経験からも、体と心の健康は切っても切り離せないと、SAORIさんは断言する。」

「体質が改善されるとストレスがぐんと減る。徐々に体が引き締まることによって、自信もみなぎる。どんどん表情が明るくなっていくお客さまも多く、運動はまさにハッピーの源だと日々、実感しています！体をいたわりたい方こそ、ぜひ取り入れてほしいです」

※取材を行ったのは2月初旬で、その後3月1日より「b-monster」東京都内のスタジオにて勤務中

1. 湯船につかる
2. 大好きなジャンクフードを解禁
3. 入念にマッサージ

撮影／千葉タイチ　取材・原文／中西彩乃　 ※BAILA2022年4・5月号掲載