こんにちは!バイラーズの中嶋彩乃です♡
いつの間にか7月に入り、もうすぐ七夕ですね!
今回は七夕にちなんで、天の河についてお話したいと思います。
七夕とは
七夕というと、織姫と彦星が1年に1回だけ天の河を渡って会うことが出来る日というイメージが強いのではないでしょうか。
では、皆さんはその天の河を実際にみたことがありますか?
天の河は織姫と彦星のおとぎ話だけでなく、実際に存在しています。
夜も比較的明るい都心ではなかなか見ることが出来ませんが、天の河は一年中観測することができます。
実際に見てみると、小さい星などが密集して帯のようになっているのがわかります。
天の河の正体
では、天の河の正体は一体何なのか?
実は、これは私たちが住んでいる地球の所属している銀河系をみているのです。
地球は太陽の周りを回っている太陽系ですが、太陽系は更に大きな銀河系の中を回っています。
銀河系には他にも太陽のような明るい星が沢山あり、もしかしたらその周りをまわる地球のような星もあるかもしれません。
私たちが天の河として見ているのは、そういった同じ銀河系にある無数の星たちなのです。
また、銀河の形はみなさんもイラストなどで見た事があるかもしれませんが、ぐるぐるとした平べったい渦巻きのような形をしています。
地球は銀河系で言うとわりと端っこの方にあるので、それを横から見ているために帯状に星が集まっているように見えるのです。
星の色について
それでは、次に天の河にある星たちについてお話していきます。
先日、私のInstagramで天の河にちなんだ質問を募集してみたところ、星の色についての質問が沢山ありました。
肉眼で見るとあまり色の違いは分からないかもしれないですが、観測や写真などでは赤っぽいもの、青っぽいもの、オレンジ色っぽいものなど色々な色があることがわかります。
この色はどうやって決まっていると思いますか?
こういった色の違いは、星の表面温度によって生じています。
例としてあげるなら、私たちが普段使用している電球。
オレンジ色っぽい光を発する電球ほど温度が低く、青白い光を発する電球ほど温度が高いです。
星も同じように、温度が低いものほど赤っぽく、高いものほど青白くなっています。
また、星の温度は基本的に星の年齢によって決まってきます。
年寄りの星は高い表面温度を保てず赤っぽく、まだ若い星は元気いっぱいに青白く光っています。
ぼーっと空を見上げていると、無数の星たちが瞬いていますが、実は色々な歴史を重ねた星たちの姿を見ていたりするのです。
最後に
今年の七夕は晴れるか分からないですが、七夕以外でも晴れた日にはぜひ夜空を見上げて見てください。
私たちの住む地球の周りにある色々な星や天の河も見えるかもしれません!