いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
スーパーバイラーズの中島です。
年末恒例で記事化しているこの企画も、今年で4年目。今年はおそらく、私の人生の中でもグルメに捧げた年となりました。
近所のパン屋さんをはじめ、お取り寄せ品、テイクアウトまで含めると、年間約270軒のお店との出会いがありました。振り返ると、狂ったかのようにお店開拓をしていた気がします…。笑
おいしいものは、私にとってのパワーの源。
「日々頑張ろう」と前を向けたり、大切な人との楽しい時間が深まったり、一人の時間がより充実したりと、欠かせないもの。
新しいお店を知れる楽しさも、お気に入りのお店に何度も足を運べる喜びも、特にこのご時世身に沁みることが多かったように思います。
今年は、ミシュランで星を獲得しているお店は除き、以下の三つの部分すべてで印象に残ったお店を選出しています。
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⭐︎おもてなし(ホスピタリティ)の素晴らしさ
⭐︎感動体験
⭐︎誰かに話したい、自信をもっておすすめしたい
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■過去三年のマイベストグルメはこちらから
《ラーメン部門》むかん/中野坂上
■強烈なインパクトを残した驚異の一杯
東京・ときわ台「Soupmen(スープメン)」の店主が独立し、2021年にオープンされた「むかん(無冠)」。
中野坂上の住宅地でひっそりと営業しているこちら。外まで牡蠣の匂いがぷんっぷん!
むかんは、事前予約制のラーメン店。1枠(30分刻み)にカウンター4名ずつの提供スタイルとなっています。
予約も早い段階で埋まってしまう人気店のため、行くまでのハードルは高めですが、予約をゲットした先には最高の時間が待っています…!
■特製牡蠣塩/1,000円
ツルッと喉越しのいい柔らかな平打ち麺。具材は、レアチャーシュー・岩のり・牡蠣ときのこ(えのきかな?)の混ざったペースト状のもの。好みで辛味噌を溶かして食べるスタイルで、味変アイテムには「ぶどう山椒」も用意されています。
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メニューは牡蠣ラーメン一択。
スープは一口飲んだ瞬間に、“これは今年の一位と巡り合ってしまったかもしれない。。”と、予感させるものがあり、衝撃的でした。
牡蠣の旨味が、ぶわああぁぁぁっっと襲いかかり、濃厚な牡蠣のエキスに翻弄・支配される一杯です。これはタダものではないぞ…。
今までもおいしいラーメンと巡り合っては感動体験をいただいてきましたが、「どうやったらこんなものがつくれるの!?」と叫びたくなるような一杯。フレンチっぽさもありつつ、辛味噌やぶどう山椒といった和の要素も。
4名の限られた空間で、同卓した方々のやさしさにも心があたたまるエピソードも。また、味だけでなく、気さくで人柄のよさが伝わる素敵な店主さんとお話しができたことも、私にとっては忘れられない思い出となりました。
味がどうだとか、細かいことを考える余裕もないほどに、翻弄され支配され、無我夢中で目の前の一杯とじっくり向き合えた、最高の30分間体験でした。
《スイーツ部門》白紙/人形町・清澄白河
■訪れる度、ときめきとワクワクがとまらない!
最後まで混戦だったのが、スイーツ部門。大好きなラーメン同様、甘いものには特に余念がなく、今年はキャロットケーキ巡りやパフェの楽しさに目覚めた年でした。約270軒のうち、スイーツだけでも約1/3を占めていました。
お店を三つまで絞るのがやっとのことで、その中であえて一つ挙げるとするならば…!以前、ブログでもご紹介した「白紙」でしょうか。
このお店抜きに、私のブログ納め(?)はできまい…そう思わせてくれるほど影響力のあった、心の底から出会えてよかったと思うお店です。
どこが魅力なの?と気になった方は、こちらのブログで散々“白紙愛”を語り尽くしたため(笑)よければポチッとして読んでみてください。
(Instagramでもウザいくらいに「白紙」愛を綴っております…興味のある方はそちらも是非)
《フレンチ》フローラ・ディ・マーレ/千石
■忘れられぬおもてなしと圧倒的コスパの高さ
お店選びが好きで、普段から人に任せてもらえることも多いのですが、「一緒に行く人の好みにそった提案をしたい」と思いすぎるが故、毎回難航するところでもあります。
料理ジャンル、立地、お店の空間、料理、接客、コスパ。すべてにおいて満足できる結果ばかりではなく、「口コミと全然違った」「味はいいけど接客が…」といった経験も数知れず。そんなときはやっぱりガックリきてしまうもの。
今年出会った「フローラ・ディ・マーレ」は、特におもてなしに胸を打たれた、あたたかさに溢れるフレンチレストランです。
一緒に行った母とは、「また絶対に行こうね」とよく話題にあがるお店でもあります。
■ランチコースメニュー/4,900円
Wメイン(お肉・お魚)+1ドリンク
【1ドリンク/アミューズ/前菜/お魚料理/お肉料理/デザート/珈琲or紅茶】
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ホールはソムリエがすべてお一人で対応されており、訪問前(電話で遅れる旨を伝えた段階)から言葉の端々から伝わってくる「食事を楽しんでほしい」という想いと姿勢に惚れ惚れ。
お料理の説明時も、巧みな話術で一皿一皿を丁寧に魅力的に伝えてくださるので、愛に溢れているな〜とほっこり。どれを選ぶか母と二人で頭を悩ませてしまうほどでした。
お料理は、新鮮な素材にちょうどよい味付けと、濃い味が苦手な母も大満足!デザートまで抜かりない素晴らしさでした。
特筆すべきはメインでいただいた鴨肉!火入れも完璧で、こんなにも大きくて柔らかで、臭みを全く感じない鴨は人生初めてのことでした。
鴨肉ともなれば、料金を上乗せして頼むようなメニューにあたると思うのですが、このクオリティでこの内容、それで5,000円以内におさまるなんてコスパよすぎでは…!?と信じられない気持ちに。
《割烹》川溿(かわばた)/京都・祇園四条
■極上の空間に酔いしれる!京都の隠れ名店
今年の秋、両親と5年ぶりに京都へ。母の誕生日祝いも兼ねていた旅先のディナーの舞台に選んだのが「川溿(かわばた)」です。
京都の割烹店へは何軒か伺ったことがありますが、京都へ訪れた際にはこのお店をまた選びたい!と力強く思えたほど、私の人生にも深く刻まれたお店です。
元々は祇園にあるビルの一角で営業されていたところ、令和元年に高台寺の傍へ移転。数寄屋造りの温もりと、ご夫婦のあたたかなおもてなしに溢れた極上の空間で、美食の数々を堪能することが叶います。
■おまかせコース/23,000円〜
お造り・お肉・甘味など全10品。訪問のタイミングがちょうど蟹の時期(提供時期は要問い合わせ)だったため、蟹メインでのコース内容となっています。(※蟹は別途オプション)
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まだ手足を動かしている蟹に対して申し訳なさも感じつつ、人生初めての体験に両親も私も興奮がとまりませんでした。
刺身・茹で・焼きと、さまざまな調理法で愉しませていただき、言葉になりません…。
旬の食材を新鮮な状態で、目の前で調理してくださるのが、このお店の最大の魅力。
そして、大将自身が人一倍食べるとのことで、提供される料理のボリュームが大将基準なのだそう(笑)そのため、かなりお腹が膨らむ量となっています。
京都の割烹は絶対にカウンターがいい!の一点張りでお店探しにこだわった分、大将の華麗な手捌きを拝められるひとときは、何者にも代え難い時間となりました。(しかも訪問時はまさかの貸切状態)
星を獲っていないのも、あまり存在が知られていないのも不思議なくらい、知る人ぞ知る超穴場店だと思います。
寡黙ながら実直な大将と、おしゃべり上手の美人女将の息のあった掛け合いに癒され、終始笑いの絶えない時間を過ごせること間違いなしですよ。
おわりに
2022年も、ブログにお付き合いいただきましてありがとうございました!
来年もグルメをパワーの源に、読んだ方のお役に立てるようなブログを執筆していきたいと思っています。
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