当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookieを利用する場合があります。詳しくはこちら

  1. BAILA TOP
  2. SUPER BAILARS
  3. 坂本 愛
  4. 帰国子女でもなく、留学経験もない私がグロ…

帰国子女でもなく、留学経験もない私がグローバルに働くまでにやったこと パート1

こんにちは。スーパーバイラーズの坂本愛です。

先日、出版されましたBAILA2、3月号合併では、働きながら、留学もせずに英語を仕事で使えるようになったの特集でインタビューをしてもらいました。

就職後に英語の勉強を開始! 上達のコツは日本人教師に学ぶことだった【日本で生まれ育って英語が話せる人】

英語を勉強されて、キャリアに活かしていきたい、またパワーアップしていきたいと思われている方々の参考に少しでもなれれば嬉しいです。

パート1では、英語の勉強に苦労してきて学んだことを書いていきたいと思います。

帰国子女でもなく、留学経験もない私がグローバルに働くまでにやったこと パート1_1

もともとは英語コンプレックスだった学生時代

最近は小学生のころから英語が義務教育になっていますが、私たちミレニアル世代は中学一年生から英語教育が義務付けられていました。

英語に触れはじめたのは多くの方と同様、中学1年生の授業からでした。

帰国子女の友人たちが、単語帳にかじりつかずともテストに困らない姿を見ていて、羨ましくて仕方なかったです。

単語も覚えられず、文法の知識も曖昧で、当然話すなんてもっての外。それよりは数学や科学が面白くて理系に進学しました。

大学が理系だったので、読まなくてはいけない論文や教科書が英語だったときは、苦痛で苦痛で仕方なかったことを今もよく覚えています。

こんなふうに英語に苦手意識とコンプレックスを持ちながら、学生時代を過ごしていました。

グローバルに働く憧れから中国駐在へ

就活のときに、海外出張や駐在を経験している先輩を見て憧れを抱き、漠然と自分もグローバルな環境で働いてみたいと思うようになりました。

運良く、良い配属先であったこと、そして最低限必要なTOEICの点数を取れたこともあり、社会人2年目の頭から中国の大連支社に会社が送ってくれ、そこからグローバルに働くという経験が何となくスタートしました。

  • 帰国子女でもなく、留学経験もない私がグローバルに働くまでにやったこと パート1_2_1

    動物園は大連で一番楽しいと思った場所でした。(色んな意味で)

  • 帰国子女でもなく、留学経験もない私がグローバルに働くまでにやったこと パート1_2_2

    休日は少し奥地までいって広大な自然とお寺を見に行っていました。

  • 帰国子女でもなく、留学経験もない私がグローバルに働くまでにやったこと パート1_2_3

    同僚たちとのバーベキューや飲み会もよくありました。

帰国子女でもなく、留学経験もない私がグローバルに働くまでにやったこと パート1_3

余談ですが、実家が都内なので初めての部屋探し、一人暮らしが大連でした。(笑)

家の契約は半年分の家賃を現金払いだったので、とんでもない量の元の札束を抱えて、無事に家を契約し、外を見た時、空気が真っ白で、このあとどうなるんだろう。家に帰りたい。と不安で仕方なかったことをよく覚えています。

母国語と類似性のある語学は習得が早いが、類似性がない言語は時間がかかるもの

大して英語も話せず、送られた先が中国だったので、お互いに拙い第二外国語で話すより、自分が相手の母国語の中国語を話した方が関係構築に役立つと考え、早々に中国語の取得に切り替えました。

真剣に勉強を開始してから半年ちょっとで、働きながら勉強してHSK5級*を取ることができました。

*HSK: 中国語検定で1級(low)から6級(high)で構成されています。少しビジネス的な要素もあるので英検とTOEICの間のようなものです。

5級は点数にもよりますが、私が当時取得した点数の場合は英語のTOEICでいう750-800点くらいと先生に言われました。

英語をA, B, Cから勉強して半年でTOEIC800点を取るというのは難しいですが、中国語だとできてしまうというのが衝撃的でした。

ちなみに私が特別語学習得に優れているという訳では決してなく、他の駐在員の方たちも同じような経験をされていました。

もちろん、だから誰でもできるとは言いませんが、やる気があって一定の忍耐力と継続性があれば、バックグラウンドに関わらずできると思います。

仕事終わりに寒い教室で問題集にかじりつく

なぜ英語はこんなにやってもできなくて、中国語だとできるのか、不思議でした。

私なりに考察すると、中国語(普通語)は発音や文法は異なるのですが、文字(漢字)が似ていること、アジアという括りで文化が似ていること、これらの類似性が語学の習得コストを下げていると感じます。

つまり、母国語と類似性の高い言語は習得コストが低いのです。

逆に、英語は文字も文法も発音も日本語と異なります。(似ている点といえば、文章を左から右に書くことくらいでしょうか。)

日本語と言語的類似性が極めて低い英語は、そもそも習得のハードルが高いのです。

日本人にとって、英語の習得は本当にハードルが高く、できなくて当然だし、習得に時間がかかるのは当たり前です。

グローバル社会だから英語はできて当然でないと!という風潮がありますが、そんな一朝一夕でできるものではない、みんな苦労して習得しているんだ。

これが最大の気づきでした。

(逆張りで考えると、類似性がある韓国語や中国語、その他アジア圏の言語を習得して差別化をはかるのもキャリア的にはありだと思います!)

次のブログでは、長年英語学習をしてきて、一番効果的だった学習方法を紹介していきます!

帰国子女でもなく、留学経験もない私がグローバルに働くまでにやったこと パート2

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Feature特集

Feature特集

Rankingランキング

  • ALL
  • FASHION
  • BEAUTY
  • LIFESTYLE
  • EDITOR'S PICK