【BAILA7月号】アラサーオタクたちが作った『アラサーオタクに刺さるアニソンメドレー』と振り返る名作アニメ(前編)

みなさんこんにちは、スーパーバイラーズ清水まやです。
BAILA7月号が発売となりました！！
今月号は、BAILA読者の代表として、わたしたちスーパーバイラーズの私生活に密着した企画があります。とってもパワフルで私生活も仕事もおしゃれに楽しむみなさまのお話、とっても参考になるので楽しみですよね。
実は、恐れ多くも清水も少し載っているのですが、私は「ハマっている趣味」ということで「漫画に夢中」と取材をうけました。
中学生の頃から少年漫画に夢中で、今でも毎週木曜日は『かぐや様は告らせたい』、『少年のアビス』、『推しの子』を読むために0時にヤンジャン電子書籍購入を待機しています。
あと部屋の治安、大変です。乙骨グッズ増えました。どうしよう。
体力もあるほうではないし、日々ボロボロなのですが、漫画の中の人が頑張ってるから頑張れる！そんな毎日です。

そんな今日の記事は、twitterのフォロワーさんにご協力いただいて、『30代オタクに刺さるアニソン』プレイリストを作成したので、そちらを振り返りつつ、独断と偏見でお勧めアニメとアニソンをご紹介したいと思います。

桜舞う四月。高校二年。新しいクラス。目つきは悪いが普通の子、高須竜児は、ちっちゃいのに凶暴獰猛、”手乗りタイガー”と恐れられる逢坂大河と出会う。そして彼女は知ってはいけない秘密を知ってしまい――。それが竜虎相食む恋の戦いの幕開けだった！　いつもにこにこ、超マイペ－ス娘の櫛枝実乃梨、文武両道、勤勉実直、だけどちょっとずれているメガネ委員長、北村祐作も絡み、どこか変なメンツによる恋はすんなりいくはずもなく……!?　

有名な『プレパラート』にするか迷ったのですが、最終話まで見ると印象の変わるこのアニメ。
やっぱり印象深い主題歌は『オレンジ』。明るくて楽しい『プレパラート』も良いのですが、総合的にみるとこのアニメの印象を盛り上げているのは『オレンジ』だと思っています。
最初はよくあるハーレム物の王道ラブコメかと思っていたのですが、全然違った。ヒロイン逢坂大河は実はとっても不器用で脆いところのある女の子。そんな彼女がひたすらに自分に向き合って頑張る話。更にCVが釘宮理恵さん。推せる。
凶暴で我が道を行く印象の強い大河も、回を追うごとにその存在の儚さが表に出ます。弱さの裏返しなんだよね。きっとお仕事を頑張るアラサー女子が今見ても「分かるな」と思う部分があるのではないのでしょうか？
そんな私が大好きなのは19話。涙なしに見られない。『オレンジ』爆音でかけて泣きましょう。

甘党・無鉄砲な銀さんがたまに活躍。SF時代劇！

江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。しかし一人、侍の魂を堅持する男が...。その名は坂田銀時。甘党＆無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断...するかも!?

中学生から高校生にかけて大好きだった銀魂。もう数年前になってしまいますが、ついに完結してしまいました。(銀魂の力もあり幕末の歴史に強くなったのですが、登場人物に引きずられすぎて偉人の名前がが分からなくなってしまうのは私だけでしょうか)
おなじみの笑わせてくれるギャグはもちろんのこと、シリアス展開の続く長編展開のアクションシーンは見ごたえがありますよね。
そんな長編のなかでも私の大好きなのは「真選組動乱篇」。土方が最高に漢だった。このシーズンのOPがDOESの『曇天』だったのですが最高にかっこいい。アクションシーンもさることながら、とにかく劇中とマッチしていてよかった。
銀魂のOPは好きな曲めちゃくちゃ多いんですよね。『サムライハート』や『桃源郷エイリアン』も私の青春です。

舞台は、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」（以下シビュラ）が導入された西暦2112年の日本。人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS（サイコパス）」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。
新任監視官として厚生省公安局刑事課一係に配属された常守朱。朱の部下となるのは、監視官と同じくドミネーターを与えられながらも、犯罪を理解して予測できるがゆえに高い犯罪係数を持つ執行官の狡噛慎也、征陸智己、縢秀星、六合塚弥生の4人。朱は初日から失態とも取られかねない異例の対処をしてしまい、もう1人の監視官である宜野座伸元から厳しい言葉を受けながら、狡噛に励まされて成長を重ねていく。

生まれ変わったら狡噛みたいな漢になりたいと何度思っただろう。
名作の多いノイタミナ枠の近未来SF。私の人生を変えたと言っても過言ではない。物語は犯罪を未然に防ぐことが出来るようになった世界を中心に描かれているのですが、「何をもって悪と、何をもって正義と呼ぶのか」その問題について非常に考えさせられます。
圧倒的ヒールとして描かれている槙島と、彼を追い続ける狡噛。この関係も熱いですね。

ヒロインは新人監視官のひよっこですが、執行官である部下たちとの付き合いを通して成長を遂げていきます。(終盤では朱様マジ朱様と呼ばれるくらいには頼もしくなってしまわれて…)
私も器用なほうではないため、社会人になったばかりの頃人との付き合い方や心が折れることが多かったのですが、その度に見返してヒロインの成長に勇気をもらっていました。
永遠に大好きな作品です。

そんな作品を盛り上げるのはEGOISTの主題歌、「名前のない怪物」。この曲なくしてサイコパスは語れません。個人的には、18話のED「All Alone with you」の演出にも何回見ても泣くのですが、ネタバレになるため控えます。ぜひ見てください。

「恋愛は告白した方が負けなのである！」　家柄も人柄も良し!!　将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!　その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!　プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、“如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまった!?　恋愛は成就するまでが楽しい!!　新感覚“頭脳戦”ラブコメ、開戦!!

恋愛頭脳戦？嘘である！！
現在(2022/05/27)アニメ第三期も放映中のこちら。
おしゃれなファッション誌BAILAに私がケーキを買って三期を祝いながら1話を見ている様子が載ってしまった全ての元凶。しかし、祝いたくなるくらい大好きな作品です。
恋愛頭脳戦をと謳っていますが、その実は、プライドと恥ずかしさが邪魔をして告白が出来ない、財閥令嬢「四宮かぐや」と勉強だけが取り柄の「白銀御行」が繰り広げるラブコメです。
頭脳戦と言う言葉に騙されないで見ていただきたいです。疲れた日や心が荒んだ日に頭からっぽにして読めるのが最高なんですよね。みんなバカで可愛くて永遠にやっててほしい。

そんなざっくりラブコメに見えて、実は設定が細やかなのが推せるポイント。
登場人物や、おおまかなあらすじが全て『竹取物語』から取られています。物語の重要な分岐点には必ず竹取物語が重なります。あわせて確認しておくとより深く楽しめるのでおすすめです。
そんな作品を盛り上げるのは1期から3期まですべて主題歌を担当している鈴木雅之さんの楽曲。今期も最高なので3期より「GIRI GIRI」をピックアップしてみました。シュルレアリスム風のOPは必見です。
私はこの作品のためにヤンジャンを買ってるのですが、物語も最終章に突入してしまい、ロスをどうすればいいのか思案中です。

人口230万人、その約8割を学生が占める 「学園都市」。そこは他地域よりも科学技術が進み、「超能力開発」 がカリキュラムに組み込まれた特殊な地域。その学園都市の中でも7人しかいない 「超能力者（レベル5）」 の1人である御坂美琴。彼女はその能力と性格のため、学園都市で起こる数々の事件に巻き込まれていく――。

とある魔術の禁書目録と、とある科学の超電磁砲は学生の頃に物凄くはまっていました。
特に超電磁砲は2020年に3期をやっていたために再熱し、クリスマスに立川まで聖地巡礼に行くという狂ったオタクをしていました。
禁書目録も面白いのですが、話が難しくわかりにくいため、おすすめしたいのは超電磁砲(レールガン)。ツンデレと名高いヒロイン御坂美琴は、超能力者が集まる学園都市内でもたった7人しかいない最高峰の超能力使い。能力は電気を使ったものが多く、中でもコインを指で飛ばす超電磁砲は爽快。
物語内の問題もだいたい美琴が力業でどうにかしてくれるので爽快。禁書目録に比べて後味が悪く無く、勧善懲悪っぽいところがあるので大好きな作品です。
個性豊かな登場人物たちもとってもかわいいですよね。こんな青春を送りたかった。

そんな超電磁砲も1期からずっと主題歌を担当しているのはfripSide。超電磁砲と言えばfripSide。
ほんとうにすべてが名曲なのですが、やっぱり1期かなと思い、「only my railgun」をピックアップしました。
余談ですが、fripSideさんはMVが最高なので、心が疲れた時に見てください。