【人気スニーカー＆スニーカーコーデ】ニューバランス、アディダス、ナイキほか5ブランドのおすすめ27足

週5でスニーカーをはくというスタイリストの高野麻子さんが、きれいめ派の30代にも文句なしに似合う名品スニーカーをピックアップ！　それぞれのブランドの魅力や使い分けを詳しく解説します。通勤&休日のはきこなしも要チェック！

お話を伺うのは…
手持ちのスニーカーは約100足以上という、自他共に認めるスニーカーラバーであるスタイリスト・高野さん。

きれいめ派の30代にも文句なしに似合う「ニューバランス」の名品スニーカーをピックアップ！　数字とアルファベットの見分け方、モデルごとの使い分けを詳しく解説します！

「名品が多いと言われる『ニューバランス』ですが、アルファベットや数字のモデル名が多く、スニーカー初心者にはちょっぴり難易度高めですよね。

実はここで使われている数字は、スニーカーの種類を表しているんです。

例えば500番台は山道や砂利道など、オフロードでのランニングに向けて開発されたシリーズ、900番台は舗装された道でのランニングを想定した作りで、普段のファッションにも合わせやすいハイエンドなシリーズ、そして1000番台は各時代の最高峰のテクノロジーを惜しげもなく注ぎ込んだフラッグシップシリーズだそう。

今回選んだのは、オンオフ問わず使えてきれいめ派の女性でもチャレンジしやすいものばかり。どれも長く愛されている歴史のあるモデルなので、スニーカー選びに迷ったらここから選べば間違いないはず！」（高野さん、以下同）

スタイリストが「990」の魅力を解説！
「『1000点満点中990点』というキャッチコピーとともに1982年に登場した『990』は、その時代の最先端の技術を詰め込み、Made in USAにこだわった『ニューバランス』の中でも、クオリティの高さを誇るランニングシューズです。現在に至るまで、40年近くアップデートを重ねていて、数年おきに新作をリリース。パフォーマンスだけでなくデザインもどんどん進化を遂げていくのが『990』の大きな魅力でもあります。最新作は2022年に発売された『990 V6』。前作よりも厚めのソールが特徴的で、トレンドのボトムとバランスが取りやすいのがいい。今っぽいモダンなムードが増しているので、女性らしい着こなしにもしっくりなじみます」。

「990」の細部をクローズアップ

シュータンのロゴも、どこか都会的でスタイリッシュなイメージに。

スエード、メッシュ、シンセティックレザーの３つの素材から構成されている。

スタイリストが「996」の魅力を解説！
「先ほどの『990』シリーズの後に登場した『996』は、そのクラシックなルックスで老若男女から幅広く愛されているロングセラー。『ニューバランス』というと、まずこちらのモデルを思い浮かべる方も多いのでは？　やや細身のフォルムと上品なカラーリングのバランスが見逃せないポイントです。実は同じ『996』でもいくつか種類があり、希少なモデルもあるのですが、バイラ読者におすすめなのが、アジア製で手に入れやすい価格帯の『CM996』。耐久性と軽量化を両立させたクッション性のあるソールで履き心地も抜群です。男性にも根強い人気があるモデルということもあり、カジュアルなボトムやメンズっぽいファッションに合わせやすいかと思います」。

ニューバランス「996」の細部をクローズアップ

シュータンには「996」の文字が大きめにプリント。

白で縁取られた“Nロゴ”が映える。

クッション性に優れた『C-CAP』搭載の２層構造ミッドソールと『PUインソール』で、快適な歩行を約束。

スタイリストが「1906R」の魅力を解説！
「『ニューバランス』が創業された年をモデル名に冠して、2009年に登場した『1906』。最新作の『1906R』はこちらを再構築したモデル。メタリックカラーを取り入れたハイテクなデザインで、プラスチックやレザーなど、さまざまな素材のパーツをミックスしているのも特徴。高感度なルックスは特におしゃれ上級者に支持が高く、様々なブランドとのコラボも話題になっています。Y2Kのようなテック感がありますが気品があるデザインなので、大人のスタイルにもぴったり。まるで雲の上を歩いているかのような履き心地のよさも、ぜひ味わって欲しいポイントです」。

ニューバランス「1906R」の細部をクローズアップ
メッシュ仕立てのアッパーは通気性も◎。モデル名はさりげなくサイドに。

おなじみの“Nロゴ”がシューレースと一体化。よりフィット感が増す仕組みに。

２種の高機能ソールを組み合わせることで、抜群のホールド性とクッション性を発揮。

スタイリストが「2002R FA」の魅力を解説！
スポーティさが強すぎず、定番色やきれい色とも好相性。きれいめ派でも取り入れやすいと、まだまだ人気続行中のニュアンスカラースニーカー。中でもハイスペックでありながら絶妙なトーンがそろうと評判なのが「ニューバランス」。「2002R FA」は、2010年に誕生した「Made in U.S.A. 2002」のアッパーデザインを継承したアジア製の復刻モデル「2002R」のシーズンカラー。

ニューバランス「2002R FA」の細部をクローズアップ

ベージュ×グレーの優しげなカラーリングにスウェード×メッシュのコンビネーションが軽やかに映える。２種の高機能ソールを組み合わせているため、履き心地も抜群。

注目のジレスタイルにプラスワン。やわらかなワントーンで堪能　

ツイードジレとブラウス、ワイドパンツを取り入れたベージュのワントーンコーデとコーディネート。色をつなげることで一体感が出て、スニーカーのカジュアル感が悪目立ちせず、きれいめなレイヤードスタイルにもマッチ。

靴／上と同じ　ベスト￥25300／ストラ　ブラウス（リボンつき）￥17600・パンツ￥23100／アルページュストーリー プレスルーム（アルページュストーリー）　バングル￥22000／エテ　リング￥275000／マリハ　バッグ￥55000／ヴァジックジャパン（ヴァジック）

カーヴィなスリットスカートを上品にカジュアルダウン

タイトで女っぽいスタイリングのハズし役に投入するのもあり。グレーがワンポイントカラーできいたデザインだから、ダークカラーの着こなしにもすんなりフィット。歩くたびにバックスリットから、ちらりと足首がのぞくのがヘルシーでおしゃれ。

靴／上と同じ　ニット￥11000／ノーク　スカート￥24200／ウメダニット（ラッピンノット）　イヤリング￥5720／ロードス（フェリーチェ）　ブレスレット￥13200・リング￥22000／エテ　バッグ￥53900／アマン（ペリーコ）

「ニューバランス」を象徴するアイコニックな一足を、まろやかなカラーで表現。風合いのあるスウェードとメッシュを組み合わせたユニセックスモデル。

柔和なトーンでまとめつつもカラフルな色をちりばめた感度高めのスニーカー。やや厚みをもたせたソールはクッション性があり、衝撃吸収性や安定性も誇る。

レーシングシューズをアレンジしたレトロなフォルムに、視線を集めるビッグなNロゴをプラス。マイルドなベージュながらもインパクトのあるデザイン。

使いやすさ抜群のニュアンスカラースニーカーは、やっぱり「ニューバランス」で選べば安心！

大流行中の「アディダス オリジナルス」のクラシックスニーカー。高野麻子さんが新しい視点での選び方を指南！　色バリも豊富でまわりに差がつく、私らしいスニーカーに出合えるかも。

初耳ワード“内羽根”“外羽根”って？
「私がいつもスニーカー選びのときに着目しているのが、"内羽根”“外羽根”の部分。主にメンズの革靴に対して使われる言葉なのですが、初めて聞いた方が多いかもしれませんね。簡単に言うと“羽根”とは、靴ひもを通す穴がある部分のこと。“内羽根”とは『サンバ』のように穴の部分と甲が一体化しているような仕様（左）、“外羽根”とは『スタンスミス』のように穴の部分が甲の上に覆い被さっているような仕様（右）のことを指します。革靴だと“内羽根”はフォーマルで、“外羽根”はアクティブなイメージを与えるとされています」。

きれいめ派なら”内羽根”サンバ、カジュアル派なら”外羽根”スタンスミス
「一般的に『サンバ』はカジュアル、『スタンスミス』はきれいめなイメージが強いスニーカーなのですが、もし今までと少しだけ視点を変えるなら、そんな革靴の仕様にならって、あえてきれいめな着こなしには“内羽根”の『サンバ』、カジュアルな着こなしには“外羽根”の『スタンスミス』を合わせてみることをおすすめします。こうするだけで普段の着慣れたコーディネートが、より今っぽく新鮮なバランスに更新されるはず。私自身はこの夏は、トレンドのミニボトムに“内羽根”のスマートなスニーカーを合わせたい気分。スリットスカートなど少し女っぽいボトムの裾から肌をちらっとのぞかせて楽しむのもよさそうです」。

「昨年から巷で大流行中の『サンバ』ですが、実は数あるアディダスのスニーカーの中で最も古いモデルの一つ。名前は1950年に開催されたワールドカップに由来していて、開催国ブラジルの音楽“サンバ”から名付けられたのだとか。スマートなフォルムと気張らないレトロなムードがなんとも魅力的です。フットボール用のシューズとして開発されているため、芝の上でも滑らないようにアウトソールには3つの吸盤が取り付けられ、グリップ力も抜群」。（高野さん、以下同）

「1971年にテニスシューズとして発表された『スタンスミス』は、まさに革靴感覚で履ける一足です。『アディダス』の象徴であるスリーストライプスがパンチングでさりげなく表現され、かかとやタンのワンポイントカラーも着こなしを邪魔しない絶妙なトーン。無駄のないデザインでどんなテイストの洋服にも合わせやすい、食べ物で言ったらお豆腐や白米みたいな存在（笑）。私が知るスニーカーの中で一番クリーンなスニーカーかもしれません」。

1979年にハンドボール用のシューズとして登場したモデル。その耐久性とデザイン性の高さからファッションアイテムとしても人気を集める。つま先部分にあしらわれたT字の補強パーツ“T-トゥ”のデザインとソフトなガムソールが特徴的で、オーセンティックな雰囲気が、まさに今の気分にぴったり。豊富なカラーバリエーションも見逃せないポイント。こちらの一足はスリーストライプスとアッパーがトーン違いのグリーンで統一されているので、見た目よりもカジュアルになりすぎない。

サイドにはアイコニックなスリーストライプスを、ソールにはロゴを配置。アッパー部分はスエードのほか、スムースレザーを使用したタイプもあり。

こっくりと深みのあるグリーンは洒落感だけでなく知性も感じる大人向きの色。きちんと感のあるパンツコーデに投入してもバランスがよく、寒色と相性がいいライトグレーともきれいになじむ。さらにノーズ長めでボリューム感も控えめなスニーカーだから、ワイドパンツの裾ももたつかずスマート。

靴／上と同じ　ブラウス￥17600／ルーニィ　パンツ￥39600／ストックマン（オットダム）　ネックレス￥94600／ココシュニック　バングル￥26400／エテ　バッグ￥35200／ピーチ（ヴィオラドーロ）　ストール￥37400／八木通商（ファリエロ サルティ）

ほっそりとしたフォルムが持ち味の「ハンドボール スペツィアル」だからこそスポーティに転びすぎず、揺れ感あるスカートにもすんなりお似合い。白とベージュで統一感を出した好感度高めのカジュアルに、華やかなグリーンで休日らしい遊び心を加えてより印象的に。

靴／上と同じ　ジレ￥18920／ネイヴ　Tシャツ￥9680／ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店（スローン）　スカート￥24200／マイカ アンド ディール 恵比寿店（マイカ アンド ディール）　メガネ￥17600／グリニッジ ショールーム（MESSYWEEKEND）　時計￥39600／ココシュニック　モチーフ付きネックレス￥27500／PLOW　ボールチェーンネックレス￥59400／ショールーム ロイト（ニナ・エ・ジュール）　バッグ￥181500／J&M デヴィッドソン

アッパーとスリーストライプスが同系色になったタイプはコーデを選ばず使えて初心者向き。青みがかったグレーも大人っぽくて素敵。

スリーストライプスがマルチカラーになったタイプは一見、難易度高めだけれど、ベースがなじみのある定番色なら意外にも取り入れやすい。シンプルコーデを新しい表情にしてくれる。

コントラストが強いきれい色コンビは最も上級者向き。落ち着いた定番色コーデのさし色にしたり、さりげなく洋服とスニーカーの色をリンクさせたりと、うまく合わせれば難しくない。ベースの色はややくすんだトーンを選ぶと、より合わせやすい。

ぜひ「アディダス オリジナルス」の「ハンドボール スペツィアル」でカラースニーカーにトライしてみて！

数々の名作を世に送り出している「ナイキ」だけれど、今おしゃれな人がもっぱら夢中なのが「NIKE V2K RUN」。ランニングシューズらしい機能性はもちろん、ハイテク感あるルックスも見逃せない。はくだけで、こなれた表情に仕上がる、その魅力を通勤&休日の着こなしとともにご紹介！　

2000年代初期のランニングシューズをベースに、この時代のファッションシーンを席巻したモデル「VOMERO」の特徴である半透明のプラスチックパーツを取り入れて“Y2K”なデザインに。モデル名はこの「VOMERO」の頭文字“V”と“Y2K”を組み合わせたものが由来。こちらはシルバーのスウッシュ（サイドのマーク）が辛口なアクセント。

通気性のあるメッシュにスウェードやプラスチックなど異素材をミックス。黒く縁取りされた遊び心あふれるスウッシュも、こちらのモデルならでは。密度の異なる２種のソールが安定した歩行を約束してくれる。

ほどよくスポーティでありながら、今のムードをまとったモード感ある一足だから、かっちりとしたジャケットやきれいめのボトムにもなじみよし。あえて他に色を使わず小物までモノトーンでまとめて、スニーカーのスポーティなデザインを引き立てて。

靴／上と同じ　ジャケット￥22000／ジャスグリッティー プレスルーム（ジャスグリッティー）　トップス￥9900／ノーク　スカート￥23100／マイカ アンド ディール 恵比寿店（マイカ アンド ディール）　モチーフ付きネックレス￥156200・シルバーネックレス￥92400／ココシュニック　バングル￥61600／フォーティーン ショールーム（ミチ ウィルウェイ）　バッグ￥26400／ルーニィ　スカーフ￥15400／マニプリ

シャツとパンツを白でつなげたシンプルで気負わないワントーン。ローファーやパンプスで予定調和なきれいめコーデにせず、あえてギア感のあるスニーカーを合わせるだけで、たちまちこなれた表情に。その分、バッグやベルトなど他の小物はレザー素材を選んで上質感を。

靴／上と同じ　シャツ￥13200・パンツ￥14300／ノーク　バングル￥44000／ショールーム ロイト（ニナ・エ・ジュール）　ベルト￥27500／J&M デヴィッドソン　バッグ￥90200／ジャンニ キアリーニ 銀座店（ジャンニ キアリーニ）

夏らしいさわやかでポップなカラーリング。白のボトムで色をつなげたり、同系色のネイビーに合わせても素敵。

くすんだピンクにシルバーのスウッシュが小粋。どこかヴィンテージスニーカーのような佇まいがセンスのよさをアピールしてくれる。

寒色なのにほんのりやさしさを感じるニュアンスカラー。ベージュやブラウンなど暖色系のボトムにお似合い。

ところどころにあしらわれたメタリックシルバーとネイビーが淡いブルーをスタイリッシュなイメージに。

どんなスタイルに合わせても、今っぽく仕上がる一足は手に入れて間違いなし！

幅広い層に愛され続けているおなじみのスポーツブランド「プーマ」のアイコニックなスニーカー「パレルモ」にフォーカス。ほんのりレトロでいて、どんなスタイルに合わせても品のよさが漂う、その魅力を通勤&休日の着こなしとともにご紹介！　

イタリア・シチリア島北西部の地名である“パレルモ”がモデル名の由来。ロンドンやオスロなど、ヨーロッパの有名な都市にオマージュを捧げた「プーマ」の特別なシューズのひとつ。1980年初頭にインドア用のトレーニングシューズとして登場したものの、その後、イギリスでスポーツアイテムを普段使いするスタイルがトレンドとなり幅広い層に人気が拡大。特にサッカースタジアムに集う当時の観衆たちから支持を得て、定番スニーカーとして名を馳せた。T字のつま先やガムソールなどクラシックなディテールが特徴的。

サイドにはフォームストリップ（サイドのライン）とゴールドのブランドロゴを配置。背面のプーマキャットロゴもポイントに。

きれいめ感を保ちつつ少しだけ抜けを足したいときに、クラシック感あるスニーカーがお役立ち。ミニマムなニットと優しげグリーンのきれいなワンツーコーデにも、すっと溶け込んで、上品ながらも親しみやすい雰囲気に仕上げてくれる。

靴／上と同じ　ニット￥10780／ストラ　スカート￥27500・ジャケット￥23100／カデュネ プレスルーム（カデュネ）　イヤリング￥9900／ジュエッテ　ネックレス￥3520／ロードス（ヘンカ）　時計￥40700／ピークス（ロゼモン）　バッグ￥165000／J&M デヴィッドソン

「パレルモ」の魅力はその包容力！　つやめくシャーリングブラウスを合わせた休日感満点の着こなしに合わせれば、カジュアル感はそのままにどこか品のよさも発揮。厚みのあるガムソールが無難に見せない絶妙なアクセントに。

靴／上と同じ　ブラウス￥27000／シーニュ　パンツ￥19800／ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店（ドレステリア）　サングラス￥50600／モスコット トウキョウ（モスコット）　イヤリング￥27500／ショールーム ロイト（ニナ・エ・ジュール）　バングル￥19800／エディットストア（アダワット トゥアレグ）　リング￥77000／マリハ　スカーフ￥15400／マニプリ　バッグ￥35530／ピーチ（ニナバックズ）

ソールまで白になったクリーンな雰囲気の一足。サイドとタン部分のロゴはメタリックゴールドに。

合わせる色を選ばない、なじみのいいカーキベージュのフォームストリップ。甘めのボトムとも上品に着地する。

ミルクティーのようなあたたかみのあるベージュは白よりもなじみよし。アッパー部分はメッシュ素材だから熱がこもりにくい。

さりげなくピンクをきかせたデザインはチャーミングさと気品のよさを兼備。パンツをはいたときに、裾からちらっとのぞくのがうれしい。

オーソドックスな表情ながら、今っぽいクラシックさも内包した「パレルモ」。まわりとかぶらない一足を探している人はぜひ！

コーデが一気に新鮮になるトレンドのメタリックカラーのスニーカー。中でもバリエーションが豊富で、洗練感のあるデザインが多いという「アシックス」にフォーカス。みんなを夢中にさせるその魅力を通勤&休日の着こなしとともにご紹介！

“スポーツシューズのテクノロジーを採用したライフスタイルシューズ”を展開するライン「アシックススポーツスタイル」は、ファッション性が高いモデルが中心。最近では特にトレンドのメタリックカラーをさりげなく取り入れたデザインが幅広い層に人気を誇る。ギア感ある表情にシルバーがマッチした、フューチャリスティックな印象の「GEL-KAYANO 14」も、こちらのラインの人気モデル。いつもの着こなしに抜け感や洒落感をプラスしてくれると評判。

1993年にスタートした「アシックス」を代表する名作ランニングシューズ。かかと部分に歩行時の衝撃を緩和する“GEL”を搭載しているのが一番の特徴。

グリーンのアンサンブルにネイビーのワイドパンツを合わせた、明快な配色のきれいめコーデ。お堅く見えないように適度な抜け感をプラスするなら、カジュアル感はありつつも、スタイリッシュなシルバー使いのスニーカーが最適解。洗練感もよりアップ！

靴／上と同じ　カーディガン￥11000・タンクトップ￥5500／ノーク　パンツ￥32500／シーニュ　ピアス￥47300／エネイ松屋銀座（エネイ）　ブレスレット￥9900／ジュエッテ　時計￥37400／ココシュニック　リング￥44000／マリハ　バッグ￥162800／八木通商（ザンケッティ）

休日だからこそ楽しみたいオールインワンは、ラフになりすぎないような工夫が必要。ソリッドなシルバーがきらめくモード感のあるデザインなら、スニーカーでもほっこりとした雰囲気に転ぶ心配なし。白ベースだから足もとも軽やかに仕上がる。

靴／上と同じ　オールインワン￥25300／カデュネ プレスルーム（カデュネ）　手に持ったジャケット￥16500／ジーンズ ファクトリー 卸団地本店（ジーンズファクトリークローズ）　ピアス￥15400／フラッパーズ（メラキ）　ネックレス￥161700／マリハ　スカーフ￥15400／マニプリ　バッグ￥50600／ヴァジックジャパン（ヴァジック）　インナー／スタイリスト私物

トレイルシューズと同じアウトソールを採用しているためグリップ力が抜群。メタリックカラーもモノトーンベースならどんなコーデにも合わせやすい。

2010年に発売されたGT-2000シリーズのデザインを踏襲しながら現代的にアップデート。カーキとシルバーの洗練カラーコンビが足もとを大人っぽく彩る。

Y2Kファッションとも親和性が高くメンズの間でも人気のあるモデル。メッシュ素材で通気性もよし。シルバーが辛口すぎるという人にはゴールドがおすすめ。

トレンドの一足は合わせやすくて機能的な「アシックス」から挑戦してみては？

撮影／鈴木 新〈go relax and E more〉（モデル）、田村伊吹（物）　 ヘア＆メイク／河嶋 希〈io〉　スタイリスト／高野麻子　 モデル／土屋巴瑞季　取材・文／野崎久実子