ライターが「今使える!」と思った優秀アイテムを紹介する連載「読む試着室」。読者が実物を手に取ったのと同じくらいにアイテムのよさやディテールが伝わるよう、サイズなどを編集部独自に調べ、細部の写真多めでご紹介します!
今回は、連載番外編。梅雨〜夏に快適な足元で過ごすためにおすすめの、今注目する3ブランドより、計12足のシューズ・サンダルをご紹介! ここではTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のサンダルに注目。実際に試着し、魅力をくわしくレビューします!
アメリカ発アウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」

THE NORTH FACEは、1966年にアメリカ・サンフランシスコで誕生した本格アウトドアブランド。登山やキャンプといった過酷な環境に対応する高機能なウェアやギアを展開しながら、近年はそのデザイン性の高さからタウンユースのアパレルとしても人気です。
シューズラインもブランドを代表するものの一つ。中でもサンダルは、アウトドアスペックを搭載しつつ、ストリートになじむスタイリッシュな見た目が魅力で、機能性を兼ね備えたものも。日常はもちろん、フェスや旅行など、夏のアクティブな日を快適にサポートしてくれます。
ほぼスニーカー!?THE NORTH FACEのサンダルをレビュー!
THE NORTH FACE「リアクティブ スニーカー」¥11880

夏の靴に求めるもの。それは、涼しさ、快適さなどの機能性。それを叶えるおすすめのサンダルが、THE NORTH FACEにあるんです。ということで今回は「リアクティブ スニーカー」(¥11880)をご紹介します。
「ほぼスニーカーでは? はいていて暑そう」「固そうな素材ではき心地が心配」という声も聞こえてきそうですが、実際のところは? 早速見てみましょう。
リアクティブ スニーカーの「細部」に注目!

今回レビューするのは、リアクティブ スニーカーのTNFブラック×TNFブラック、サイズ7(25cm)。スニーカーのような見た目の、THE NORTH FACEらしい機能性とデザイン性にあふれたサンダルに注目しました。
素材・質感:軽くて強いEVAを採用。雨天やアクティブシーンにもぴったり

リアクティブ スニーカーには、EVA素材が採用されています。アッパーは肌あたりを考慮してより柔らかい素材が使われているので、見た目ほど固さはありません。

アウトソールもEVA素材ですが、こちらはより強固なものを使っており、踏み込んだときの反発性を効率よくエネルギーに変えるため、歩きやすさもサポートします。
EVAは軽量で柔軟性、耐衝撃性が高いことが特徴。長時間、アクティブなシーンではいても安心の素材です。また、高い撥水性も備わっているので、雨の日や濡れた道でも安心して歩けます。
デザイン:モード感もあるカラー&通気性抜群!

真っ黒なボディにロゴも控えめで、全体的にとてもスマートな印象。シンプルだけどちょっとモード感もあって、カジュアルの中にキレイめな印象もあるのが魅力です。横から見たときのソールの立体感もかっこよくて、足元がスッキリ見えるのもうれしいところ。“穴”がたくさんあいたデザインは通気性もかねており、長時間はいていてもムレによる不快感は少なそうです。
ちなみにカラーはブラック以外に3色展開が。タウンユースメインなら単色のものが使い勝手がよさそうですが、思い切り派手なマーブルブルー×アーバンネイビーは、フェスなどアクティブシーンにぴったりなデザインも可愛いです!

サイズ感:ジャストでOK、余裕が欲しいなら+0.5cm

サイズ7(25cm相当)を着用してみたところ、普段24cmの私にはやはりかなり余裕がありました。多少のゆとりなら、アッパーにあるアジャスターで調整も可能です。

スニーカーのように靴下合わせも可愛いので、1サイズアップでレイヤードを楽しむ前提の選び方でもよさそう!
歩きやすさ・はき心地:クッションがしっかり!たくさん歩いても疲れにくい

軽さと高反発のアウトソールのおかげで、足が疲れにくいのがこのサンダルの魅力。ほか、カーブした足先の形は踏み込みのしやすさを演出してくれます。まさに、機能性と快適性のどちらも譲れない人にこそ試してほしい、優秀スニーカーです。

リアクティブ スニーカーの「サイズ」をメジャーで実寸!
店頭ではかずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズをメジャーで測ってみました! この後のコーディネートでも提案時にはいているサイズ7(25cm)のものの数値なので、写真と合わせてチェックしてみてくださいね。
※サイズは編集部調べ。ブランドが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね!
長さ(かかと〜足先の一番長い部分):約29cm

足先が細く余白があるぶん、表記サイズより少し長めです。
幅(親指のつけ根あたり):約10.5cm

ゆとりはある方なので、新品で少し硬さがあるときも窮屈さは感じないと思います。
高さ:(ヒール)約4.5cm、(間口まで)約9.5cm

しっかり厚みのあるアウトソールは、はき心地のよさに加え脚長効果も。
アイテムのスペックがわかったということで、続いてははいてみるとどんな感じか? 靴下&ボトムスに合わせてお見せします。
リアクティブ スニーカーのサイズ7を「はいてみた」!
夏にも快適に使えるこのサンダル。ということで、コーデでどう印象が変わるか、靴下と、スラックスと合わせてはいてみました。
普段靴は基本的に23.5〜24cmをはいているライターが、サイズ7(25cm)を着用。サイズ感も参考にしてみてくださいね。

サイドの隙間からも靴下が見えるので、レイヤードが楽しい! あえて派手なカラーを持ってきても可愛い気がします。同系色の靴下を合わせれば、完全にスニーカーのような使い方で春先&秋口と長いシーズン活躍しそうです。
パンツと合わせた方は素足で着用しましたが、サンダル以上、スニーカー未満のほどよい軽やかさが街ではくのにちょうどよさそう! あとズボラな私としては、足の爪が隠れているのに通気性のいいってところが嬉しい。うっかりネイルを忘れたりはげたりしちゃっているときも気にせずはけるってことですもんね(笑)!
【結論】使い勝手よし、はき心地よし。毎日はきたくなる優秀サンダル「リアクティブ スニーカー」

リアクティブ スニーカーは、シンプルなのにちゃんと人と被りにくそうなデザイン、なのにどんなスタイルにもなじむのが魅力。しかもはき心地がとにかくいいから、ついついこればっかり選んじゃいそうです。日常づかいはもちろん、アクティブに動く日もこれ一足でOK。足元からしっかりサポートしてくれる、頼れる相棒みたいな存在です。とりあえず一足持っておくと絶対使える、スニーカー使いできちゃうサンダルです!