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【カルティエの時計】大人のおしゃれ先輩に聞く「失敗しないマイ・一生名品」vol.13 フリーランスPR 根本久仁子さん

確固たる個性と審美眼を持つ、大人のおしゃれプロが手に入れた“真の一生もの”とは? フリーランスPR根本久仁子さんが一生名品として愛用しているカルティエの時計2本を、出会ったストーリーとともに紹介してもらいます。

根本久仁子

フリーランスPR

根本久仁子


ねもとくにこ⚫︎国内外ブランドのPRを務め、フリーランスに。 シンプルな服をベースにした根本流大人のカジュアルが大人気で、私服コーデがメディアに数多く取り上げられている。プライベートでは中学生の女の子のママ。 「NAVE」とのコラボレーションも話題。Instagram:@nemochi0517

目次

  1. 1 カルティエの時計を手に入れたのはいつ?
  2. 2 この時計を購入した理由とは?
  3. 3 この時計を“一生名品”に選んだ理由

1 カルティエの時計を手に入れたのはいつ?

「タンク・フランセーズ」は20代後半で

「まず最初に手に入れたのが、端正なスクエアフェイスが魅力のタンク・フランセーズ

新卒でアパレル会社に就職し、無我夢中で仕事を頑張っていた20代後半。自分へのご褒美として憧れの時計を手に入れました。

キャリアブランドを担当していたこともあり、働く女性の手もとを飾る腕時計は一種のステータスとしての役割もあると感じていた頃。当時の自分としては初めての高い買い物でしたし、初めて手に入れたジュエリーブランドの時計でもありました」

根本久仁子さんの私物 カルティエのタンクフランセーズ 置き撮り

根本さんの好きなモノトーンの世界観にしっくり馴染む、シルバーカラーのタンク・フランセーズ。時計/カルティエ 眼鏡/セリーヌ 名刺入れ/エルメス

カルティエ公式サイトで「タンク・フランセーズ」の詳細を見る

「タンク・アロンジェ」は30代半ばで

「次に手に入れたのが、タンク・アロンジェ。今では廃盤になってしまったモデルなのですが、このスリムで上品なフォルムとレザーベルトの組み合わせが気に入って、30代半ばで手に入れました。実はこれ、自分を励まし鼓舞する意味もあって購入したもの。

というのも、新卒で入社した会社を12年間勤めたあと、1回辞めた時期があるんです。その間に子供を産み、産休から戻って、別のアパレル会社に就職したのですが、ワークライフバランスが上手くいかなくて悩んでいました。そんなときにまたご縁があって、新卒でお世話になっていた会社に再就職することに。こんなにありがたいことはないし、また新たな気持ちで頑張らなければという思いを込めて手に入れたのがこの時計。

娘が保育園の年中くらいでまだまだ子育ても大変な時期でしたし、当時のいろいろな思いや状況が蘇ってくる思い入れのある1本です」

カルティエのタンク・アロンジェ 根本久仁子さんの私物

タンク・アロンジェ、サングラス、赤リップ、シルバージュエリー。根本さんのスタイルを語る上で欠かせないアイテム。時計/カルティエ サングラス/ブルーエレファント ピアス/リエスタジオ

2 この時計を購入した理由とは?

「タンク・フランセーズを手に入れた当時は、担当していたのがキャリアブランドだったこともあり、クールでかっこいい女性像に憧れていました。オールステンレスのシルバーカラーは私の好きなスタイルにも、ブランドのイメージにも合っていたので本当に使い勝手が良かった。ジャケットスタイルにもデニムカジュアルにもフィットするので、実際に毎日つけていました

タンク・アロンジェを手に入れた30代半ばは、自分の仕事やキャリアに少しずつ自信がついてきて、仕事が楽しくて仕方ない頃。時代的にも働く女性=キャリアウーマン、みたいな感じから変わってきて、少しずつリラックスムードに。クラシックで華奢な印象の時計を手に入れたいと思っていたので、このタンク・アロンジェはまさにイメージ通りでした」

根本久仁子さんの私物 カルティエ タンクフランセーズと名刺入れ、手帳

「お仕事の場面など、キリッと気持ちを引き締めたい時につけたくなるのがタンク・フランセーズ」時計/カルティエ 眼鏡/セリーヌ 名刺入れ/エルメス

根本久仁子さんの私物 カルティエのタンク・アロンジェとブラックコーデ

「小ぶりのレクタンギュラー(長方形)ケースは、合わせる服を選ばなくてとても便利! カジュアルにきちんと感を添えてくれます」時計/カルティエ サングラス/ブルーエレファント 靴/ザ・ロウ

3 この時計を“一生名品”に選んだ理由

「思い返してみれば、10年くらいの周期で良い時計が欲しくなる波がくるように思います。もちろん、ぴったりその周期で新しい時計を手に入れられるわけではないのですが(笑)。時計ってライフステージに合ったものが欲しくなるんですよね、きっと。

そんな中でもこの2本は、40代後半になった今でも自分のワードローブに合うし、しっかりスタメン! タンク・フランセーズは50代になっても60代になってもデイリーづかいしたいと思いますし、タンク・アロンジェはゆくゆくは和装に合わせても素敵だなと思っています。

私が特に時計を頼りにするのは、例えばニットとデニムといった“究極のシンプルスタイル”の日。時計はトレンドに左右されることのない、自分らしさの象徴みたいな役割なのだと思います。だからこそ自分らしいこの2本の時計があれば、いつでも自信を持っておしゃれを楽しむことができるように思うのです」

根本久仁子さんの私物 カルティエの時計2本とジュエリー

「タンク・フランセーズはステンレス、タンク・アロンジェはホワイトゴールドで、いずれもシルバー系の色み。ゴールドジュエリーとミックスすることもありますが、こんな感じでボリュームのあるシルバーアクセサリーとコーディネートするのも気に入っています」時計/2本ともカルティエ バングル・ブレスレット/ティファニー ピアス/リエスタジオ 

カルティエの公式サイトはこちら

取材・文/発田美穂

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