SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月2回ご紹介いたします。第26回のレシピは、体の芯からほっこり温まる「和風クラムチャウダー」です!
和風クラムチャウダー
今回ご紹介するのは、冬の定番スープをアレンジした「和風クラムチャウダー」。
「生クリームは使わず、仕上げのバターでコクをプラス。少しだけ薄口醤油を加えて、ほんのりバター醤油風味が楽しめる和風クラムチャウダーです。薄口醤油がない場合、スープの色は濃くなってしまいますが、普通の醤油でも大丈夫。
あさり水煮缶は汁とむき身の入れるタイミングを分けることで、身に火が入りすぎることなくふっくら仕上がります。ぜひ試してみてください」
材料&作り方はこちら!
材料(2人分) 所要時間/約20分
あさり水煮缶 1個
じゃがいも 中1個
たまねぎ 1/2個
バター 10g
料理酒 50ml
水 50ml
小麦粉 大さじ1と1/2
牛乳 300ml
A 塩 小さじ1/3
A みりん 小さじ1
A 薄口醤油 小さじ1/2
A おろしにんにく 小さじ1/4
青のり 適量
① あさり水煮缶の汁とむき身を分け、じゃがいも、玉ねぎを切る
あさりの水煮缶は汁とむき身を分けておく。じゃがいもは1㎝角に切る。玉ねぎは粗みじん切りにする。
② じゃがいも、玉ねぎ、バター、料理酒、水をフライパンに入れ、中火で蒸す
フライパンにじゃがいも、玉ねぎ、バター8g、料理酒、水を入れ、中火にかける。沸騰したら蓋をして弱めの中火で8分蒸す。
③ 小麦粉を炒め合わせ、牛乳、あさり水煮缶の汁、調味料を加えて煮込む
小麦粉を加えて炒め合わせ、粉っぽさがなくなったら牛乳とあさり水煮缶の汁を少しずつ加える。Aの調味料を加えたら蓋をせずに時々混ぜながら、弱めの中火で5分煮込む。
④ 火を止めてバターとあさりのむき身を加えて混ぜ合わせる
とろみがついたら火を止めて、バター2gとあさりのむき身を加えさっと混ぜ合わせる。味をみて足りなければ塩で調える。器に盛り付け、青のりをトッピングして完成。
完成! 和風クラムチャウダー
「寒くなると、体が温まる熱々のクラムチャウダーが食べたくなります。このレシピは、家にある基本調味料とあさりの水煮缶で思い立ったらすぐ作れるのが魅力。和風だからか、これを食卓に出すと夫が白いごはんを欲しがります(笑)。青のりの風味も◎」
献立:プラスワン副菜 「セロリとベーコンのさっと炒め」で栄養バランス&彩りアップ!
「セロリをまるごと使った、我が家の定番副菜。茎に含まれる食物繊維も、葉に含まれるβカロテンも、余すところなくいただきます。さわやかな香りとベーコンの塩気、しゃきしゃきとした食感が、クラムチャウダーのお口直しにぴったりです」
副菜:「セロリとベーコンのさっと炒め」(2人分) 所要時間/約5分
①セロリ1本は茎と葉を分け、茎は1~2mmの薄切りにする。葉は食べやすい大きさに刻んでおく。ベーコン1枚は0.5cm幅に切る。
②フライパンにオリーブオイル小さじ1を強火で熱し、ベーコンをさっと炒めたら、続けてセロリの茎を加えてしんなりするまで炒める。葉を加えたら料理酒大さじ1をかけ、手早く炒めて火を止める。
③塩少々を加えてざっと混ぜたら味をみて、足りなければさらに塩を加えて調える。器に盛り付け、黒胡椒適量をふって完成。
次回もお楽しみに!
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『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は『材料2つとすこしの調味料で一生モノのシンプルレシピ』(飛鳥新社)。