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【30代女性のリアル不倫体験談】職場で同じチームになった同僚にモラハラ夫の相談をしていたら……

WEBでアンケートに回答したバイラ世代女性の55%が不倫経験ありという結果に! 30代女性が経験する不倫の実態をさらに深掘りするべく、経験者にインタビュー。

語ってくれたのはメーカーで働くSさん(35歳)。同僚とのダブル不倫がお互いの家族にバレて離婚……。それでも彼女が「不倫を後悔していない」と断言する理由は? 同僚と距離が縮まったキッカケから、離婚に至るまでの経緯を詳しく聞いた。

目次

  1. 相手は、職場で同じチームの既婚男性(33歳)
  2. 夫との関係が悪化するなか、彼との関係はヒートアップ!
  3. お互いの家族に不倫がバレて、事態は急展開……

相手は、職場で同じチームの既婚男性(33歳)

夫によるモラハラ&ワンオペ育児の悩みを相談。そこから全てが始まった

オフィスにいる男女

「同僚Aと不倫関係になったのは2年前のこと。当時、私は結婚して9年目でした。付き合っていた当初から高圧的だった夫は、結婚するとモラハラ気質がどんどん加速。共働きなのに育児は全て私任せで、助けを求めると『自分が望んで働いているんだろ? 俺は最初から職場復帰に反対だったのに』と突き放される。何度も離婚を考えましたが、子ども2人が幼いこともあり、踏み出せずにいました。

そんなとき、同じチームで働くことになったAは、年齢も近く、気軽に話せる同僚のひとり。彼も妻との関係に悩んでいて、夫婦関係の悩みを相談し合う戦友のような関係でした。……あの日、2人で映画を観に行くまでは」

ひょんなことから2人で映画館へ。そこで距離が急接近!

映画館にいる男女

「本当は会社帰りに3人で行く予定だったのですが、同僚が急遽、行けなくなってしまって。既婚者同士が2人きりで出かけるのは内心ちょっと気まずかったけれど、チケットを買ってしまっていたし、今回だけならいいか!と。その帰り道、楽しく話しながら歩いていた途中、私が脚を攣ってしまったんです。すると、彼が腕を貸してくれて……男性と腕を組んで歩くのは久しぶりで、すごくドキドキしたのを覚えています」

初の遠出デートは江の島。会社の飲み会帰りに抱きしめられて……

江の島で不倫する男女

「映画をきっかけに彼との距離がグッと縮まり、一層オープンに話すようになりました。数日後、私が有休消化のために仕事のスケジュールを相談したら、彼から『有休が余っているから一緒に休もう!』と提案が。雑誌の特集を読んで以来ずっと江の島に行きたかったことを伝えると、彼も江の島が大好きだと言い、なんだか運命を感じちゃいました。

平日の朝から江の島へ行き、海が見えるレストランでランチ。終始、笑いが絶えなくて心の底から楽しかった! その夜はチームの飲み会があり、東京へ戻ると、怪しまれないように駅で別れて店で合流。味わったことのないスリルが刺激的でした。

飲み会が終わったのは深夜。タクシーで帰っていると、Aから『もう少し話したい』と連絡があり、人目を避けるために公園で落ち合いました。ベンチに座ってモラハラ夫についての悩みを話していたら、彼が『こんな素敵な人を苦しめるなんて』と言いながら抱きしめてくれて……その心地よさに、身も心も温まりました」

夫との関係が悪化するなか、彼との関係はヒートアップ!

出張に彼がついてきて、初めてお泊まり。それを機に密会が激増

キスする男女

「公園でのハグ以降、頻繁に食事をするようになり、有休を合わせて日帰り旅行もしました。それでもAとの関係は手を繋ぐまでで、肉体関係は一切なし。セックスを求めてこないことがかえって信頼感につながり、Aに対する気持ちは日に日に大きくなっていきました。

そんな中、私は家族旅行で沖縄へ。子どもたちと夏休みの思い出を作ることが目的でしたが、せっかくの旅行中も、夫は何かにつけて怒りをぶちまけてばかり。子どもたちが怯える様子を見て、『もう限界だ!』と感じました。旅から戻って離婚を提案すると、夫は『絶対に離婚しない!』と激怒。話し合いすら成立せず、私は諦めて、弁護士に相談するようになったんです。

夫との関係が悪化するのに反比例して、Aとの関係はヒートアップ。私の出張に彼がついてきて、初めてお泊まり。ついに肉体関係を持ちました。それを機に歯止めがきかなくなり、一緒にホテルでリモートワークをしたり、飲み会後に泊まったり。一刻も早く離婚したかった私は、この頃から『夫にバレてもいいや』と割り切っており、Aも同じ気持ちだと思っていました」

お互いの家族に不倫がバレて、事態は急展開……

朝起きると、彼の妻からLINEが! その後に彼が下した決断にショックを隠せず……

「関係がバレたのは、初めて肉体関係を持ってから約1ヶ月後。目覚めてLINEを開くと、Aから『不倫は楽しいですか?』というメッセージが。彼の寝ている間に、彼の妻が彼のスマホから送ってきたものでした。両親にも不倫のことがバレて、彼はこっぴどく叱られたそう。『しばらく会うのをやめよう』と言われたときは、ショックでしたね。『私よりも妻を選ぶんだ!』『妻との関係は終わっていると言っていたのに』と……。

わずか数日後、今度は私の夫から攻撃が。帰宅するなり『お前、不倫してるだろ』と罵声を浴びせられ、しらばっくれようとしたものの、Aの名前や泊まったホテル名、日にちまでも提示されて、ぐうの音も出ず。後に知ったのですが、夫は私が急に離婚を切り出したことを不審に思い、私のスマホをハッキングしたそう。さらに自宅に盗聴器まで仕込み、弁護士との会話も筒抜けでした。

後日、夫と私の両親を含めた話し合いが行われ、私とAが慰謝料を払うことで離婚に応じてもらえることに。

当初すんなり慰謝料の支払いに応じてくれたAですが、次第に不満を漏らすようになったんです。どうやら不倫のゴタゴタを経て、逆に奥さんとの絆が深まったらしく……そんなAの態度に私は深く傷つき、恋愛感情は冷めきりました」

不倫をきっかけに、本当の幸せが見つかることも!

読者アンケートでも「不倫を後悔していない」と答えた経験者が半数以上を占めていたが、今回の体験談を語ってくれたSさんも同じく後悔していないという。「後味の悪い結果ではありますが、後悔はしていません。不倫していなければ、離婚を切り出せなかったと思うので。モラハラ夫から解放された今が幸せすぎて、慰謝料は安いくらいだったと感じるほどです!」

また恋愛をしたいかと尋ねると、笑顔でこう答えた。「夫しかり、不倫相手しかり、自分は本当に男性を見る目がないと痛感したので(笑)。まずは見る目を養いたいですね。いつか誠実な男性を見つけたいです!」

撮影/田村伊吹 取材・文/中西彩乃

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