コロナ感染拡大の中、みなさまいかがお過ごしですか。緊急事態宣言も出され、私はというと今週は自宅からほぼ出ない毎日を送っています。
「コロナ破局」という言葉をTwitterで見かけまして。コロナで別れてしまうカップルもいるんだろうなと感じています。というのも私と彼も毎日何往復もしていたLINEのやりとりが止まるほどのケンカをやりました。今まででいちばん大きいケンカじゃなかろうか……。これは書かなくてもいいかなと思ってスルーしていたのですが、コロナ破局やコロナ離婚が話題になりつつあるので、いっちょ体験談でも書いとくか!と思った次第でございます。
「コロナ破局」や「コロナ離婚」で検索をかけるといちばんスタンダードな形として出てくる「一方は危機感が薄く、一方は過敏になりすぎていて、衝突する」というやつです。といっても過敏側の強さがはんぱないやつね。
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私は1月下旬辺りから、取材先でも「コロナ対策です」と言ってマスクを外さなかったほど、コロナの驚異を感じていた女。あの頃は「風邪ですか?」って聞かれまくっていたなぁ……。
いっぽう彼は、世の中のみなさまの平均くらい。世の中が自粛ムードになったあたりから自粛をスタートした感じ。
2月〜3月頭くらいまではおたがいの見解がかなり違っていました。私はもうその辺りから、やめろと言っても三密の場に行く親が自分の家に泊るのを断ったり、自分幹事の飲み会を中止したりしてました。飲み会を中止する直前、参加者の友達はみんな「別に大丈夫っしょ!」と言ってたくらいなので、私は当時としてはかなり気にしていたほうだと思われる。
単純にコロナという病気への不安もあるけれど、「潜伏期間中に他の人にうつしてしまったらどうしよう」「コロナに感染して長期で休むことになったら、フリーランスの私はその間の収入が0になってしまう」という不安のほうが大きかった。
そして私は「どうか出かけてくれるな」と彼の行動にかなり口出しするようになり、彼を追い詰めまくっていた。
もともと彼は超絶アウトドアな男なので、お外に出られないのはものすごくストレス。私は超絶インドアな女なので、お外に出られなくなっても生活は変わらない。ノンストレス。もうここに差がすごいある。最初はそれに気づいてなかった。
”出かけてもいい場所の条件”を送りつけるなどのやりとり(というか一方的な追い詰め)をこれでもかというほど続けていったすえに、やっと彼のストレスと不満になんとなく気づいた。そして、「考え方が違うのだろうし、生き方も違うし、制限するのはよくないかな」という思いと「いやでもやっぱコロナは怖いわ」という思いをミックスさせた結果、「出かけてもいいけど私に移さないでね」「コロナに感染するのが怖い」「もしかかったら収入も0になる」という半ば脅しのような言葉を投げかけてしまったのです。
これが本当にまずかった。今なら分かる。
彼の言い分もわかるのです。「今まで自分の健康になんか1mmも興味がなかったのに、こんなときだけそんな脅し方をするのは卑怯」。まじでごもっとも。
そう。私の日々の生活は不摂生の極み。絶賛減煙中ではあるものの煙草は吸うし、「夕食はオレオにしました」とか言い出すし、朝までYouTube見たりモンハンやったり(仕事をしたり)で、平気で「今日3時間しか寝てない」をやる。こうやって自分で自分の身体を弱めているのに何を言っているんだと。ほんとその通り。
しかも当時は、自粛要請も今ほどしっかりとは出ていなかったシーズンなので、私が気にしすぎと思われるかもしれない。まだ「三密」という言葉すらない、というか「三密」がヤバいという認識すら世間にはなかった気がする。
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「相手の気持ちを尊重し、私としては不安だけどそれを我慢して、相手の行動を制限しないようにした」つもりだったけど、全然そうなってはいなかった。完全に「私が歩み寄っている」と思っていた。自分の行動が絶対に正しいと思っていたしな。
そのケンカをしたあと、LINEがあんまり返ってこなくなりました。1日何十往復もしていたやりとりが、1日数往復程度になり、中身もほぼない感じ。1週間後に記念日的な行事を計画していたのに、連絡しない&こないのでどうなるのかもわからず。
そこで私がどうしたのかというと……ひたすら謝りました。あと説明。主に「自分がコロナにかかるのが嫌なのではなく、自分がもらってきて周りの人にうつすのが嫌なのだ」「仕事を休むと収入が0になってしまうのが怖いのだ」ということの説明。ここらへんちゃんと説明してなかった。あと言い方が悪かったことへの謝罪。
それでも全然連絡頻度は復活せず、たまにくる返信も冷たい。記念日もなし崩し的になくなり。別れを覚悟したね。冷たいんだもん。前回のケンカよりひどかった。友達に連絡しまくったよ。「どうか私の気を紛らわせてください」と。
結局、記念日の次の日に彼からめちゃめちゃ普通に連絡が来て、突然に通常通りの関係に戻った。その後、いろいろと話し合って、おたがいコロナでピリピリしていたことを確認し、仲直りしました。
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謝ることが不服じゃなかったと言えば嘘になる。
でも多分これって、「コロナの対応どっちが正しいかバトル」なんてしてもしょうがなくて、「考え方が違うとき、どうやって解決していくべきか」「それぞれが自分の意見が正しいと思っているとき、どうやって歩み寄っていくか」という話なんですよね。結婚してたり子どもいたりするとと違うかもしれないけど。論破したところで何も解決しない。
なのでまず、相手の不服ポイントをなくすことにしました。規則正しい生活、そして禁煙を実行。そもそも煙草は同棲するとなったらやめようと思っていて、本数をこれまでの1/3くらいに減らしていたのだけど、それを0に。規則正しい生活も前のケンカから心がけてはいたけれど、それを可視化するため、食べたものを報告するように。
「仲を維持するために彼氏の言うことを聞く」ということではなく、「自分の主張を通したいなら相手の主張も通す」ということです。これをやらないと、主張が正しかろうと正しくなかろうと、「私の主張だけ聞いて!」というとんでもわがまま発言に聞こえてしまうから。あと、これ全部余裕で「やったほうがいいこと」だしね。彼の主張は正しい。重ね重ね私が悪いわ。
そうやっているうちに彼もコロナについて気をつけるようになってくれた。といっても、危機感が上がったと言うよりは、「ジーコさんがどう思うか」で動いてくれるようになった感じ。それは私が「彼がどう思うか」「どうやったら彼が納得できるか」を考えて動いたからかもなーと何となく思う。確認してないけど。知らんけど。
コロナに限らず、何かを相手に我慢させるなら、こちらからも何かを差し出さないと、片方だけが我慢するはめになり、不満が溜まってしまう。自分の行動を変えるなり、相手が納得する何かを提案するなり、相手が納得できるような何かをしないとダメだよね。ほんとに反省。
昨日は「コロナで中止になった彼のお出かけを全部家で再現しようぜ!」っていう提案をしました。もはや家デートすら自粛ムードだけど、いつになっても絶対にやる。8月には「おうちねぶた」開催予定。私が準備する約束なんだけど、どうすりゃいいんだろ。ねぶた祭り行ったことない。
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婚活についての雑談、知りたいこと、愚痴、
ジーコへのアドバイスを送ってもらえると死ぬほどうれしいです。
「コロナ中の婚活、こうやってます!」
「デートを自粛して、どうやって二人の時間を作っているか」
あたりがめちゃくちゃ気になっているので、どうか教えて下さい。
(ライター・ジーコ)
ライター・ジーコ 33歳
- 趣味は?サッカー観戦、マンガ、読書、ゲーム、お酒を飲む、YouTube
- 好みのタイプは?一緒に道に迷って楽しい人
- ジーコの外見は?犬系アイドル顔(担当編集談)
- いつまでに結婚したい? 東京オリンピックまで。夫婦で開会式を見ます。できればサッカーを見ます
- なんで婚活してるの?最後に彼氏がいたのは2018年6月。1年つきあうもうまくいかず婚活開始→1年ちょいの婚活の末、彼氏ができました!
- twitterあるけど何ツイートしていいかわからん!⇒https://twitter.com/zicoboost
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