当たり前と思っていた結婚式をコロナの影響もありフォト婚に変更。憧れていた桜の季節の京都フォト婚を実現したスーパーバイラーズの坂本 愛さんとパートナー。そんな二人の"自分たちらしさ"が表れていたフォト婚をご紹介します。
桜の季節の京都フォト婚と、新居資金に予算を集中
坂本 愛さん(31歳・IT関連)
「結婚を前提につきあってください」と5歳年下の会社の同僚に告白され、つきあって2カ月で同棲、1年たった2021年6月に結婚。
「なんとなく結婚式はするものと思い込んでいましたが、両家の家族が遠方在住ということもあり挙式はしない選択を。コロナ禍というご時世が私たちの概念を変えてくれました。ただ、ウエディングフォトにはずっと憧れがあって。きっかけは、大学生の頃雑誌で見た写真。“満開の桜の中、京都の伝統ある朱色の鳥居の横に和装でたたずむ女性”に心を奪われ、同じシチュエーションで撮影しました。挙式のための資金は、夢だったマンション購入の頭金に。備えつけの食器棚やタイル張りのベランダなど、理想がかなったのは、当たり前だと思っていた挙式をやめたおかげです」
「京都のフォトアトリエ『ellepupa』のインスタグラムで見つけた写真が私のイメージどおりだったので、それを参考に竹中稲荷神社でロケーションフォト。購入したマンションは、今後の人生に変化があったときに売ったり貸したりできるかという“リセールバリュー”を意識。新婚旅行は石垣島でたっぷり癒されました」
取材・原文/宮田彩加 ※BAILA2022年8月号掲載