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【働く女性のチームワーク論】部署を横断したチームで商品を世に送り出す仕事のチーム運営のリアルは?

職場は自分の時間の多くを割いて過ごす場所。ともに働く同僚ともお互いによきチームメンバーとして関われたら、余計なストレスを感じることなく、働きやすくなるはず。今回は、日清食品で働くバイラ世代の女性に、チーム運営の工夫について、具体的に聞いてみました! 商品を送り出す仕事における「チームワーク」とは?

斉藤あかねさん

日清食品 マーケティング部 第7グループ

斉藤あかねさん


2017年入社。大学院で理学を研究し、食の分野は面白そう!と開発部門に入社。研究所でもライス事業を担当、無限の可能性を感じ、希望して4年目からマーケティング部に所属。

麺が主軸の会社で、“ライス”に挑む、珍しいチームの一員として

「カップヌードル」でおなじみの日清食品で「日清カレーメシ」などカップメシシリーズを企画する部署に所属。メンバー各自が商品の企画から発売までを通して担当する。斉藤さんはこれまでに「日清オシャーメシ」シリーズを企画し、先日新たに「日清炎メシ辛うまユッケジャン」をローンチしたばかり。

「ブランドマネージャー(BM)以下総勢6人の少数チームでカップメシシリーズを手がけています。フラットで気負わずに相談できるチームですね。私は入社以来、開発からマーケティングへ異動し7年間ライスひとすじ。チーム内では最もライス歴が長いので、管理職ではありませんが、チーム全体に知見を共有することも、新メンバーのメンターにあたることも。商品ごとに各自が責任を細かには把握しませんが、ポイントになるスケジュールは共有しています。もちろん迷ったり困ったりしたらBMやメンバーに意見を聞きますし、放置されている感覚になった経験はありません」

フレックスや在宅勤務が徹底された環境だが、週に2回はチーム全員がそろって出社する日を設けているという。

「対面のほうが“ちょっと話す”ハードルは低いし、お互いのフォローアップもしやすい。各自のクリエイティブな発想から刺激をもらえますし、他部署とのやりとりにアドバイスをもらうこともあります」

働くバイラ世代の 「チームワーク」実践編

部署を横断したワンチームのハブとして心がけていること

商品の企画が動きだせば、他部署との調整の連続。開発からデザイン、資材や生産、法務、営業、物流など10以上の部署と協力し細かなやりとりを積み重ねる。いわば、商品ごとにまた別のチームが立ち上がるようなものだ。

「この商品をなぜ作るのか、キックオフの時点で目的を明確に言語化することを大切にしています。それぞれの部署に向けた伝わりやすい言葉選びなど、部署をまたぐやりとりは入念に準備することが多いですね」

斉藤さんがチームの一員として心がけているのは「笑顔でいる」こと。

「楽しそうに仕事しているほうが話しかけやすいかな、と思って。もちろん、仕事ですからキツいときもありますが(笑)、チームのためにも、自分のためにも、できるだけ笑顔でいたいです」

独立性と協力のバランスが大事

【まとめ】コミュニケーションの工夫を随所に

【まとめ】コミュニケーションの工夫を随所に

所属チームでは週2で対面
案件チームでは目的を言語化
相手に合わせて伝える準備を

オフィスはフリーアドレスで、リモートワークも併用する。同じチームでも顔を合わせる機会が少ないが、対面でのちょっとした会話によって解決する課題も多いため、週2回はチーム全員が出社し、席も近くに座る日を設けている。また商品ごとにたくさんの他部署との調整が必要。そうした案件別チームとのやりとりでは業務依頼が主になることもあり、目的や認識にブレが出ないように言語化するそう。イメージを共有し、皆で一緒に商品を作り上げる。

撮影/浜田啓子、伊藤奈穂美(物) 取材・原文/中沢明子 協力/すみっコぐらし ©2023 SAN-X CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.すみっコぐらしとは、すみっこにいるとなぜか“おちつく”、ちょっぴりネガティブで個性的なキャラクター。 ※BAILA2023年6月号掲載

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