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少しだけ、生理を前向きに捉えられるようになった話。【吸水ショーツNagi】

今、様々な企業が工夫を凝らし、努力を重ねた末に開発され、注目されている「吸水ショーツ」。履くだけでそのまま経血を吸収してくれるという、なんとも画期的なものなんです。

毎月やってくるあの憂鬱な生理期間を乗り越えるのに、ナプキンに代わるものがこの世に登場するとは…!と、俄然興味が湧きました。

少しだけ、生理を前向きに捉えられるようになった話。【吸水ショーツNagi】_1

徐々にこの波が広がりつつある一方で、「値段が高くてなかなか手が出せない」「トータルで考えてもナプキンの方が結局快適なのでは?」など、不安や否定的な意見を目にすることも多い現状。

まさに私も、実際に使用してみるまでは興味と抵抗感の狭間で、なかなか踏みきれずにいた一人でした。

吸水ショーツデビューしてからまだ日は浅いものの、使ってみた結論から言えば、《選択肢として大いにアリ》で、《今後、積極的に取り入れて行きたい》と感じました!

次からは本音を交えたレビューを詳しくしていきます。

ショーツデビューを飾ったのは「Nagi」

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石井リナさんが代表を務める「Nagi」は、150名の女性のリアルな声を元に作られ、約一年半の開発期間を経て、2020年5月にリリースされたフェムテックブランド。発売後は反響も大きく、予約待ちの状況になった程なのだとか。


Nagiとの出会いは、普段からよくコスメを購入している「Biople by Cosmekitchen」(※ルミネエスト新宿店)のフェムテックコーナーでした。

少しだけ、生理を前向きに捉えられるようになった話。【吸水ショーツNagi】_3

試着はできないものの、店頭で見て・触り、実物を手に取って確かめられたことが購入の決め手に。

吸水ショーツって、高いもので一枚6,7千円くらいするものも多く、実物を見て確かめないことには高いお金を出してまで買ってみよう!とはなかなかなりにくいものですよね。


他ブランドもあわせて検討した結果、肌に当たる面や全体の生地のしっかり感(厚みも◎)、ショーツの選択肢の幅広さ(+パッケージの洒落感も惹かれたポイント…!)など、総合的に見て自分の求めていたものに一番近いものがNagiでした。


店頭では求めていたサイズがなかったので、私は再入荷のタイミングを狙って公式サイトから購入しています。

Nagiの機能面、ここが凄い!

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3月頭に吸水量の大幅アップデートを告知していたNagi。私は今回、三種類ある中で、標準タイプの「standard」(¥6,105/税込)を一枚試しに購入。

「standard」は、およそナプキン6枚分(30ml→60ml)の吸水量にパワーアップされたのだそう。


多い日や夜も安心な「full」(¥6,600/税込)もありますが、そちらはおよそ10枚分(45ml→105ml)に相当する量に対応。これは凄い…!

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Nagiのショーツは独自の5枚構造(※「slim」は防水シートが1枚の4枚構造)とあって、履いた時に気になるモレや臭いなどをしっかり防いでくれる仕組みとなっています。

1. さらさら速乾シート

たった30秒で、97.2%の水分を吸水。肌に触れる水分は通常の生地の約1/5。肌触りはいつでもさらさら。


2. ぐんぐん吸収シート

多い水分もパワフルに吸収してキープ。膨張感も抑え、多い日でも快適に。


3. しっかり防臭シート

Ag(銀)を配合させた繊維により、ニオイの原因となる菌の増殖を抑制。制菌加工により、イヤなニオイを軽減。


4. あんしん防水シート(×2)

吸収した水分のモレを防ぐ防水シート。二重構造にすることでさらに吸水力がアップ。しっかり防水し、服を汚さず安心。

実際のところどうなの?使用した感想と本音

本当にモレないの?臭いは?替え時は…?など、気になることもたくさんですよね。

今回は初めてだったので、一般的に経血量の多いと言われる2,3日目を避けて使用した結果となっています。

少しだけ、生理を前向きに捉えられるようになった話。【吸水ショーツNagi】_6

《検証》

☑︎ショーツタイプ…standard×1枚/color:グリーン

(※リニューアル後のもの)

☑︎生活スタイル…テレワーク、外出は近所への買い出し程度(1〜3時間程)

☑︎使用タイミング…3日目入浴後〜4日目入浴前/5日目入浴後〜6日目入浴前

《メリット》

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☑︎履き心地の快適さ

ショーツのサイズは、日頃履いているものと同等サイズのものを選択。生地は程良い厚みで、made in japanともあって品質の良いものを履いている感じが◎。吸水面は後ろの方までカバーされ、安心感もバッチリ。履いた時の締め付け感もなかったです。(Nagiは日本人の体型に合うように作られているそうです)

☑︎ナプキンで感じていたストレスがなくなった

ナプキンが肌に当たって擦れる、ズレる、蒸れる、痒くなる…といった負のループから解放され、ストレスフリーに。肌が弱く敏感なのでよりありがたみを実感。

☑︎一日使用してもモレなし

初めては不安と心配しかなく、経血量の多い日を避けて使用。3日目夜はナプキン併用+スパッツも着用して就寝。

ナプキンを外した後はそわそわして落ち着かず、横になった時や立ち上がった時、クシャミした時の反動で「これはさすがにモレているのでは…?」「服も汚れたかも…?」と心配のあまり何度もトイレへ駆け込み(そして確認)。

結果、一度もモレることなく、ショーツも服も無事でした。(つたいモレもなし!)

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☑︎気持ち悪さはほとんどなし

吸水面を触ってみると、サラッとしていて湿った感はなし。なので、本当にこの中に全部吸収されてるの…??と心配になったくらいです。(当然、しっかり吸収されています!)

経血残りが気になる時は、サッと拭き取ればOK。引き続き履く時も、吸水面が触れて気持ち悪いな〜といったことはなかったです。

☑︎臭いは気にならない程度

トイレで着脱する際のみ、一瞬臭いが気になる感じはしたものの、日常生活を送っていて自身が「臭うかも…」ということはなかったです。(家族に臭う?と確認したわけではないのであくまで自己判断にはなりますが)

☑︎ナプキンの持ち歩きが不要(or減らせる)

ナプキンって、地味にカバンの中でかさばりませんか…?荷物少量派としても、なるべく持ち歩きたくない(量を減らしたい)んですよね。

今回は経血量の少ない日で試したとはいえ、予備を持ち歩かずに外出できることがこんなにも身軽でラクなのか…!と感動。

☑︎ナプキンの消費を減らせる

ショーツは洗って繰り返し使用可能。(約一年程度)ナプキンの消費量も減らせるのでエコ。ちなみに、生理用品は海に捨てられるプラスチックTOP10に入るのだとか。

☑︎そろそろ生理来そう・終わりかけの時期にも最適

あの時期あるあるな、「ナプキンするほどじゃないけど保険で一応しておくか…」なんて経験、されている方も多いのではないでしょうか。仕方ないこととはいえ、ナプキンを無駄に消費してしまう感じに一人で凹むんですよね…。

でも、吸水ショーツがあれば今後はそれがなくせそう。


あと、友達の家に遊びに行った時にいきなり来てしまった!(そしてナプキンも貰うという…)なんて経験もあるので、そういった時にも事前に履いていれば焦らずに過ごせるなと思いました。

☑︎思っていたより手入れがラク

公式の手入れ通りにやってみたところ、これがとても簡単。【ぬるま湯で20分つけ置き→ネットに入れて洗濯→干す】これでOK。

そもそも手洗いするのがめんどくない?って人もいるとは思いますが、【履いたままお風呂に入る→中で脱ぐ→洗ってつけておく】でラクですし、入浴中に全部まとめて洗濯を済ませられるのは自分に合っていました。


ただ、つけ置きといっても経血を含んだものにはなるため、つけ置きする前に水の色が透明になるまで何度か洗い流す必要は出てきます。(私は特に苦に感じなかったです)

《懸念点》

☑︎吸水したものを履き続けることへの抵抗感は拭えない

長時間、経血が全て吸収されているものを履き続けることにはなるため(ナプキンのように都度排除できるものではないので)そこに抵抗感があるとハードルは高いと思います。

☑︎シーンによって使用ハードルが高い

今の時代、リモートワーク中心の人、自宅で過ごすことが多い人には非常に使い勝手が良いと思いました。(万一、衛生面が気になったり不快に感じたら履き替えればいい話で、私には合っていた)


一方、営業など外回りの仕事、外で人と長時間会う、旅行…といったような替えのタイミングを見つけにくいシーンの場合だと、なかなか履き替えられない。モレないだろうと分かっていても、やっぱり怖いし臭いも気がかり…。


私が前職で営業をやっていた頃の経験も踏まえて意見を述べさせてもらうと、外回りも多くお客さんにも会うシーンが多かったので、そういった時は頻繁に替えのきくナプキンを優先してしまうかもなぁ…と。

(仕事柄、ナプキンを取り替える時間も取れないから、吸水ショーツだとその手間も省けるし便利!いう面もあるので、そこは個人差あるかと)

☑︎ショーツの手洗いが面倒、血に抵抗ある人には向いていない

使い捨て可能なナプキンの方が捨てるだけだし便利、お風呂でわざわざ自分の経血を洗い流すなんて不快だし手間でしかない…という人には向かないと思います。(自分から排出されたものとはいえ、嫌悪感を抱いてしまうその感情は分からなくはない…)


☑︎吸水面が黒く判断がしづらい

見えすぎても困りそうですが、経血をどのくらい吸収しているかの判断がつきにくいのと、生理の終わるタイミングが分かりにくいと感じました。

☑︎価格がお高め

ナプキンの金額に比べて吸水ショーツはかなりお高め。最低でも3枚はないと生理中に使い回しができないので、そこに先行投資するかどうかも問われます。

少しだけ、生理を前向きに捉えられるように

少しだけ、生理を前向きに捉えられるようになった話。【吸水ショーツNagi】_9

最後に、私自身のことを少し。

前職時代、仕事に支障が出てしまうほど生理痛が重く、外で倒れたりした経験もあったことから生理には散々振り回されてきた人生でした。


ひと月に約一週間、特に辛い期間は数日とはいえ、「あぁ、またあの痛みや辛さを味わわなければならないのか…」と毎月気分が落ち込む、ひたすらその繰り返し。


病院へ行き、ピルや漢方を試してみたり、温活に力を入れてみたりと、もちろんできることは試してきました。それでも、女性であることを恨みたくなる気持ちや生理に対するマイナスイメージが払拭されることは今まで一度もありませんでした。

ですが、Nagiと出会ったことで大きな変化が。

少しだけ、生理を前向きに捉えられるようになった話。【吸水ショーツNagi】_10

まず、Nagiに惹かれ、手に取って良かったと感じた理由に、ブランドアイデンティティ(メッセージ性)とクリエイティブ部分の充実度があります。

開封時のワクワク感。ゴミにならないようにと工夫されたのが伝わるオシャレなパッケージ。裏には説明が書かれたポストカード…。(実際捨てずに飾っています)


さらには、ショーツのカラーは黒以外の選択肢があったこと。誰に見せるものでもないし、生理中はできることなら目立つカラーは避けたい…と思うものではないでしょうか。

それでも、「生理中でもカラーものを身につけてみたいかも」と思えた落ち着いた色味だったこと、「生理期の憂鬱な気分を少しでも晴らしてくれそうな気がする」と思えるものがありました。


今回、吸水ショーツを履いたことで、劇的に生理痛が軽くなった!といった変化はなかったものの、肌への心地良さや、ブランドメッセージに背中を押されたような気持ちに。


気付けば、少しばかり生理と向き合うことが楽しみになり、前向きに捉えられるように。

私の中ではだいぶ大きな変化で、“救われた”という方が近いのかもしれません。

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まだまだ吸水ショーツのハードルは高いと思います。「パッケージにこだわるくらいなら、その分簡易的にしてコストを下げてほしい」「高いものにここまで手は出せない」といった、価格がネックな部分も。そもそも生理自体に個人差もあるので、吸水ショーツは万人に当てはまりづらいとも思うのです。


一方で、こんな画期的なものがあることも知ってほしい…!という思いを込めてシェアさせてもらいました。私自身、吸水ショーツに救われた部分があったから。


という私も、使い慣れたナプキンを完全に断つことはまだまだ難しいとも思っています。なので、まずはナプキンとショーツを併用していきつつ、自身の体調やシーンに合わせて上手く取り入れていきたいと思っています。(買い足しも検討中!)


そして、22歳以下の方には朗報が!

【22歳以下のすべての方を対象に、ショーツ1枚につき500円割引を適用】のキャンペーンが先日から始まったみたいですよ。若い人にも取り入れやすい、素敵な取り組みだと思います。


“生理と上手く付き合っていきたい”と、初めて心が軽くなったので、そんな女性が一人でも多く増えてくれたらいいなと願うばかりです。

Nagi(ナギ)公式サイト
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