「強い意志があれば必ず結果は出る」。そう語るのは、スーパーバイラーズの諸田景子さん(35歳)。2019年と2022年、2度のダイエットでいずれも5kg減を達成。ウェディングフォトを控えた2回目でも体脂肪率をぐっと落とし、見た目の変化に成功しました。忙しさや怪我に翻弄されながらも、今も自分に合う方法を模索し続けています。
マスコミ勤務
1回目:プロに学んで、半年で体重−5kg・体脂肪率−9%
仕事の異動をきっかけに多忙になり、そのせいか太ってきた?と思い、2019年に初めてパーソナルトレーニングに通いました。運動の仕方も器具の使い方も知らなかったので、プロに習った方がいいなと思ったんです。
週2回60分の筋トレのあと、有酸素マシンで30分走るのがルーティン。さらにコンビニに寄る回数を減らし、お弁当を持参するようにしました。その甲斐あって、半年で体重は5kg、体脂肪率は9%も落ちて、“数字ってこんなに変わるんだ!”と実感しました。
ただその後、ヘルニアを発症してしまい、ジム通いは中断。さらにコロナ禍で通っていたジムも閉鎖。努力の成果もあえなくリバウンドしてしまいます…。
Before

(2019年):「当時、ドラマのプロデュースの仕事をして、出演者の中で筋トレが流行っていました。私は忙しかったので、筋トレなんて出来なかったのですが…。(ドラマが)終わってから、筋トレ、私もやってみようかな…と思い、ジムに行き、まず測ったところ、体重と体脂肪がやばいことに!」(諸田さん)
After

(2019年にパーソナルジムに通い始め、半年くらいたった頃):「ジムに通い初めて、5kg減に成功! 嬉しくて、二の腕を出したり、足を見せるファッションを楽しんだりしていました」(諸田さん)
2回目:ウェディングフォトを目標に、3ヶ月で再び体重−5kg
2022年に、ウェディングフォトを控えていたので、「もう一度ちゃんと痩せよう」と思いました。
最初は1回目に習った方法を参考に、自力でやってみたのですが、なぜか全然落ちなくて…。最後の1ヶ月だけ、トレーナーをつけたら一気に変わりました。
「二の腕や肩甲骨をきれいに見せたい」と伝えていたので、部位を意識したトレーニングで仕上げてもらえたのだと思います。結果、体重は5kg減、体脂肪率も5%減!
周囲から「痩せすぎじゃない?」と心配されるくらいストイックになっていましたが、ゴールが明確だったことで、ダイエットに集中できたのでは、と思います。
トレーナーさんからも、「ウェディングフォト前の女性ほど、痩せる人はいない」と言われました。確かに目的があると、人は強くなれるなぁと実感しました。
Before

(2022年):「1回目にスタートした頃と同じくらい、リバウンドしてしまいました…。私の場合、見た目の割には体脂肪率がつきやすいようで、今は太っていないけれど、“このままだと確実に太ります”と言われました」(諸田さん)
After

(2022年再びボディメイクに励み、3ヶ月後5kg減):「無事にウェディングフォト撮影! 最後の一ヶ月で追い込んで、勝負をかけました(笑)」(諸田さん)

「無事に終わった!と思っていたけれど…。でも、この後再び、リバウンドしてしまうのでした…(涙)」(諸田さん)
リバウンド後も残った“お弁当習慣”
2回目のボディメイク後、再度リバウンドしてしまいましたが、「コンビニに寄る回数を減らす」「お弁当を持参する」習慣は、今も継続中。
仕事柄、習慣化していた毎朝のコンビニ通いを減らし、お弁当を持参するスタイルに。この食生活が体型をキープするための土台になっています。
当時異動した際に、仕事場の近所に食べるところがなく、朝コンビニで買うのがルーティーンのようになっていました。でも、これを減らすようにしたら節約にもなるし、余計な間食も減りました。今もおにぎりとサラダを持っていくようにしています。

「毎日、お弁当に持って行っているサラダです。コンビニでこの量を買うと高くなるし、健康管理のためにもずっと続けています」(諸田さん)

「2回目のダイエットのときに断酒もしていました。お気に入りのフレーバー紅茶に炭酸を入れて、ティーソーダを作り、ビール代わりに飲んでいました」(諸田さん)
今後の目標は、「数字に縛られず“美しいシルエット”を!」
今は(怖くて…)体重は測っていないけれど、体感的には元の体型に戻っています。そこで現在はユミコア(YumiCoreBody)に通い、ストレッチを通じて骨格からアプローチすることに挑戦中! ユミコアは解剖学に基づいて、骨盤底筋・横隔膜・骨盤・股関節・背骨・肩甲骨など“骨”と“筋肉”にフォーカスします。
ユミコアが体重に固執してないことと、やっぱり数字ってわかりやすく、私は見ると一喜一憂しやすいほう。なので、あまり数字には縛られないようにしたいという思いがあります。

「ユミコアでは、毎月自分のシルエットを撮って記録。写真は、去年の11月頃から6月の変化で、足のラインが少しほっそりしてきました」(諸田さん)
ウエディングフォトの時のように、強い意志、モチベーションを作るのも大事なことだなと実感しました。それで、SNSで憧れの体型の人を発見! その人のアカウントはMiiiさんといって、「結婚後も産後も、自分史上最強になるダイエット」として発信されています。彼女が実践している5分トレーニングは、忙しい私にはぴったりでした。
「Miiiさんは、足のラインがとてもキレイ。“毎日の小さな積み重ねが大事だよ”という彼女の言葉が胸に染みます…」(諸田さん)

「7~8年前に買ったフェンデイのスカート。これを苦しくなく、はきたいです(笑)。今はお腹いっぱいになると、苦しくて…」(諸田さん)
今まではケガをしたり、暑さで中断してしまったり…。また時間が取れなくて、忙しいことをダイエット中断の言い訳にしなくてもいいように、そういうことに影響されない方法を探したいと思っています。
食事制限、過剰な有酸素運動や筋トレでもなく(夏は暑くてランニングする気も失せてしまうけれど、代わりに通勤時に往復5km歩くなど)、“無理なく続けられる、自分に合ったボディメイク”現在も相変わらず探しているところです。
諸田さんの“目標に合わせたダイエット習慣”5つ
・1回目は週2回パーソナル+有酸素で5キロ減
・2回目はウェディングフォトに向け断酒&筋トレ集中
・リバウンド後も「コンビニに寄らない・お弁当持参」を継続
・今はユミコア+SNS動画でワークアウト
・数字に縛られず、シルエット重視のボディメイクへ
取材・文/井尾淳子



























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