こんにちは。スーパーバイラーズの坂本愛です。
先日発売されたBAILA9月号のテーマは「お金ともっと仲良くなりたい」。
お金って気にはなってるけど、女友達同士では話しにくい話題ですよね。
実は男性の同僚と話すときは、頻繁に株の話や、給料上がった下がったの話が出てくるのです。(私の職柄なのか、たまたまそういった方が多いのかわからないですが・・・)
お金お金するのも気が引けますが、一方で勉強になることもあるし、もっと株式投資を学びたいなとモチベーションにもなるので、個人的にはもっとオープンに話せる世の中になったら良いなと思っています。
なので、まずは自己開示から。今後のブログでは、私がやっているお金や投資にまつわる話を度々したいと思います。
本当は興味あるし、知りたいけど、周りに話を聞きづいなと思われている方の助けなれば幸いです。
![共働き夫婦が、お金のためやっていること、考えていること_1](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/c8/c8a63e84-d6e6-462c-9d35-4ea62e5707bb.jpg)
個人PLとBSの視点を持つ
PLとBSっていう言葉をご存知でしょうか。
PLはProfit and Loss statement (損益計算書)の略で、一定期間の経営成績を表す決算書のことです。一定期間の収益力の可視化に使われます。
BSとはBalance Sheet (賃貸対照表)の略で、会社の資産や負債を表すものです。
どちらも会社の経営状態を示す指標として用いられるものですが、個人にも当てはめることができて、こうした視点を持つと個人の資産を考える上でとても役立つと言われています。
大雑把に言うと、個人PLは一定期間の自分の経済状況を示して、BSは自分の資産と負債のバランスを示せます。
個人PLはいわゆる家計簿とそんなに変わらないです。
![共働き夫婦が、お金のためやっていること、考えていること_2](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/7f/7f52b03e-92a9-4277-aa78-27de8f0e099f.jpg)
一方で、個人BSは自分の持っている資産を可視化することができます。
この視点は馴染みがなかったりするので、すごく簡単に私のBSを用いて説明します。
どう資産を築いていこうかな、どこに投資していこうかなと考えるときの目安や納得感を持つための助けにもなるので、おすすめです。
![共働き夫婦が、お金のためやっていること、考えていること_3](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/7b/7b26e68c-5940-4cde-a419-358d74795fd7.jpg)
こんな感じで、個人が持っているの資産は、目に見えているものだけではなくて、見えていない無形資産もあります。
昨今よく話題にあがる、学び直しなどはこの無形資産と括った人的資本への投資にあたります。
この人的資本に対する考え方は個人的に非常に大事だと思っていて、この部分への投資をすることで専門的な仕事の知識や高度なスキルを身に着けてキャリアにつなげ、結果的に給与収入の増加につなげることができます。
株などの投資の話がホットですが、自分の人的資産への投資のほうが恒常的なリターンを得ることができて私は大事だと感じています。こうした話はまた別のブログで書きたいと思います。
また、負債にあたる部分ですが、最近マンションを購入したので、負債の大部分が住宅ローンになっています。
以前マンション購入のブログを書きましたが、その際には、有形資産の不動産に当たる部分が大きくなるようにという視点を持って選んでいました。
参考:マンション購入までに、共働き夫婦がやったこと Part1 / Part2
有形資産を築く
有形資産を築く際に、私が大事だと思っているポイントが、「現金だけで貯蓄しないこと」と「自分がもっているものの価値を知っておく」ということ。
現金だけで貯蓄しないこといついては、昨今国が声を大にして掲げている、「資産所得倍増プラン」がありますよね。(参考:資産所得倍増プラン達成に必要な投資額と政策オプションとは)
これは、家計金融資産を現金貯蓄から投資に回すのが狙いで、少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)が具体策としてはいってきます。
こうしたNISA、iDeCoを始めとした株式は個人BSの中の有価証券の枠に入ってきます。
NISAやiDeCoは、普通の株式とは違って、非課税で運用できるところがポイントです。
BAILAの記事に詳しく書かれていましたので、あまり詳しくないよという方はそちらを見てみてくださいね!
ここで、私達が心に止めておかなくてはいけないポイントが、NISAとiDeCoをとりあえずやっておけば大丈夫ということではなくて、資産の一部をただ株で持っているだけということ。
私はiDeCoもNISAも満額やっていますが、自分の無形資産への投資が疎かになるくらい無理な株式投資はするべきではないと思っています。
また、株というの変動するものなので、無理のない程度に毎月決めている株を買って長期で持つというマインドが大事だと思っています。
今は、円安と米国のインフレや利上げによるダブルパンチで、正直私の有価証券の成績は正直目をつぶりたい結果になっています。(笑)
ただ、長期で見れば上がっていくはずなので、今の底値で無理のない程度に毎月買っておいて未来まで蓋をしておこうと思っています。(むしろ、今多めに買えてラッキーくらいに楽観的に考えています。)
![共働き夫婦が、お金のためやっていること、考えていること_4](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/4a/4ab2edd3-4ade-4022-a73b-f7690b7372e2.jpg)
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最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!