先日少し夏休みを取り、箱根の彫刻の森美術館へ行ってきました。3歳の息子が思いきり楽しめる場所へ、と思って行ったのですが、まさかそこで自分の教科書となる作品に出会ってしまうなんて! それがtupera tuperaさんの『しつもんブック100』です。
載っているのは、とにかく多彩な“100の質問”!
tupera tuperaさんは絵本やイラストを中心に活躍するアーティストユニットで、『ぼうしとったら』や『しろくまのパンツ』などページをめくるたびに意外性と可愛らしいユーモアのあるしかけ絵本は息子も大のお気に入り。
彫刻の森美術館で行われていた「しつもんパーク」という展示は、広い館内のいたるところに100個の質問があり、それを探して答えながら楽しめるのですが、この『しつもんブック100』がきっかけとなって企画されたそうです。
本の中には「すきなスポーツは?」など自己紹介になりそうなものや「ひとつだけまほうをつかえるとしたらどんなまほうにする?」という若干の“とんち力”が問われそうなもの(笑)、「ひっこしするならどんないえがいい?」なんて大人こそ盛り上がりそうなものまで、多彩な100個の質問が載っています。
会話のきっかけとして役立つのはもちろん、自分だったらなんて答えるかなとシミュレーションしてみたり、どの質問なら楽しく答えてもらえそうかなと相手の気持ちを想像したり。“思いやり”について考えるきっかけにもなりました。
ちなみに最初の質問は「おかしでいちばんなにがすき?」。私は絶対カラムーチョ!