手軽に買えるものの中にも、消化にいい食材はあった! 疲れたときこそ胃への気づかいを。帰宅が遅くなっても、どうしてもしっかり食べたいときもある。胃に負担をかけずにお腹いっぱい食べたいときはこんな6品がおすすめ!
【鍋焼きうどん】
煮込みなら麺も具もやわらかい
もともと消化がよいうどんを煮込んである鍋焼きうどんは、消化がさらによい上、満足感も高いのでおすすめ。ただし、天ぷらなどの油が多い具がのっていないものを選ぶのがポイント。鶏肉や卵などは消化がいいのでOK
【茶碗蒸し】
液体に近くて胃にやさしい
やわらかくて油を使わずに作る茶碗蒸しは、栄養がとれて、消化が早く、胃に負担をかけにくい。具もエビや鶏肉などそれほど消化に時間がかからないものが多いので安心。物足りないなら、ご飯やお粥をプラスしても
【ワンタンスープ】
皮だけのワンタンは消化が早い
ワンタンは小麦粉で作るので消化がよい食品。市販のワンタンスープは、具なしのワンタンを使っているものが多いので胃にやさしい。ただ、肉などの具入りのワンタンだと油を使っている分、消化に時間がかかるので注意
【お鍋】
具だくさんで満足度も高い
鍋料理は具を煮込むので野菜の食物繊維もやわらかくなる上、油を使わないので胃に負担をかけにくくお腹も大満足。市販の鍋なら、脂肪の少ない鶏肉や白身魚や、豆腐など消化が早い具を使ったものを選ぶのがポイント
【おでん】
消化がいい食材を選べばOK
おでんは消化にいい具を選べばOK。消化を助ける成分が含まれる大根、白身魚から作るちくわやはんぺん、大豆製品の油揚げ、卵などは比較的消化がよくおすすめ。油の多い肉や、食物繊維が多いこんにゃくなどは避けて
【グラタン】
チーズ少なめのものを
牛乳や小麦粉をベースに作るグラタンは、意外と消化がよく胃にやさしいのに、コクがあって満足感が高め。特にマカロニグラタンは胃にやさしい。脂肪が多く、消化に時間がかかるチーズをあまり使っていないものを
撮影/佐々木美果 スタイリスト/河野亜紀 取材・原文/和田美穂 ※BAILA2022年3月号掲載