SNSで話題の漫画が待望の書籍化！ 『ねこに転生したおじさん』をレビュー【バイラ女子におすすめコミック】

©Yajima／KADOKAWA

猫は尊い。でも猫の中身が“おじさん”だったら。さすがにおじさん力が勝……らないのだ。いや勝ったとしても猫は尊い。それを証明するのが本作だ。

著者がXへアップした、2本足で立つ子猫の絵。背後にはふくよかな“おじさん”の姿が。「気がついたらねこに転生していた」とポストされた投稿は瞬く間に拡散。猫生に戸惑うおじさんと子猫の姿が、たまらない相性！

作中、この“ねこおじ”を保護するのはおじさんが勤めていた会社の社長。強面の社長が子猫にだけ見せるデレデレの表情（と、それに戸惑うおじさん）は何とも言えない。

“プンちゃん”と名付けられたねこおじはもと人間の知恵を生かし猫生を過ごしていく。猫の友達ができたり、社長に猫好き仲間ができたり……愉快で愛しい日常が繰り広げられていく。おじさんの転生、圧倒的大成功！

『ねこに転生したおじさん』
やじま著　
KADOKAWA　1巻～　1375円（12月5日発売）

1回目の投稿は5.8万いいねを記録。著者個人のSNSでの連載ながら＂次にくるマンガ大賞2023＂のWebマンガ部門で2位に。20ページに及ぶ描き下ろし漫画も収録。

『だんドーン』
赤坂アカ×西沢5㍉　
集英社　1巻～　770円

『かぐや様』『【推しの子】』（原作）の赤坂アカ。最新作は“恋愛指南”！
異性が苦手な女子高生の麻理が文学少年・関との恋愛を発展させるため“恋愛代行”を頼む。遠隔操作でのアドバイスで会話を成功させるが、実は関も“恋愛代行”を頼み陰キャのふりをしていて!?