スーパーバイラーズの心を動かした、おすすめ韓国ドラマを紹介! この記事では毎日忙しく働く30代女性が、つかの間の息抜きの時間に観ている恋愛ドラマにフォーカス。ラブストーリーと一口に言ってもその種類は様々。今回はしっとり&うっとり浸れる作品を、スーパーバイラーズのリアルレビューとともにお届けします。
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『二十五、二十一』

左 フェンシング選手を目指す猪突猛進な高校生ナ・ヒド(キム・テリ)。右 どん底からはいあがり、人生を立て直そうと懸命に働く青年ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)。Netflixシリーズ「二十五、二十一」独占配信中
主人公に気持ちを重ねて、キュンキュンしたり涙が止まらなくなったり……。心ときめくラブロマンスを観たかったら韓国ドラマ! という評判はもはや世界中に知られていること。追いきれないほど名作が続々と生まれる中で、アラサー女性に響いた作品のひとつが『二十五、二十一』(2022)。

舞台は経済危機下にある1998年の韓国。ナム・ジュヒョク演じる不況の影響で大学を中退して働くことになるイジンと、キム・テリ演じるフェンシングに熱を注ぐ女子高生ヒドが時代に夢を奪われながらも懸命に生きる姿を描く。22歳と18歳のときに出会った二人は、25歳と21歳になり再会。友情や恋愛感情の間で揺れ動く様子に、感情の波が押し寄せ、ときめく人が続出!

「激動の時代を背景に描かれる切ない初恋が、心に残る作品です。夢に向かう若者たちのまっすぐさと不器用さがどこか懐かしく、しっとりするけど温かい気持ちになれます。映像も美しく、誰もが経験する“青春の切ないきらきら感”を詰め込んだよう」(スーパーバイラーズ 栗原蒼さん)
『私の解放日誌』

自分に自信のない内向的な性格で同僚ともなじめない、末っ子のヨム・ミジョン(キム・ジウォン)。Netflixシリーズ「私の解放日誌」独占配信中
弱っているときなら、もうタイトルだけで泣けてしまいそうな『私の解放日誌』(2022)も必見リスト入り。ソウル郊外の田舎町で暮らす3人の兄妹が退屈な生活から抜け出したいと、自由と生きがいを求めて奮闘する姿を描いたヒューマンドラマ。

キム・ジウォン演じるヨム3兄妹の末っ子のミジョンが興味を持つのが、本作で大ブレイクを果たしたソン・ソック演じる謎の男のク氏。ありきたりなロマンスとは一線を画す、二人の関係に目が離せません。それぞれの人物と日常を丁寧に描きながらも、哲学的なセリフがドラマチックに仕上げ、どっぷりハマること間違いなし。

ワイルドな色気がダダ漏れと沼る人続出な、ク(ソン・ソック)
「不器用で孤独な二人が少しずつ心を通わせていく過程に、胸を打たれます。言葉少ななやりとりや余白の美しさが深い余韻を残し、観る者の心にそっと寄り添う、静かにしみ入る恋愛ドラマです」(スーパーバイラーズ 登内麗音さん)
『キング・ザ・ランド』

絵になりすぎやしませんか! ホテリアのチョン・サラン(イム・ユナ)、キンググループの御曹司であるク・ウォン(イ・ジュノ)。Netflixシリーズ「キング・ザ・ランド」独占配信中
“しっとり”よりも、“うっとり”指数が高い作品が気分なら『キング・ザ・ランド』(2023)がおすすめ。トップアイドルとして活躍してきた、イム・ユナとイ・ジュノによる美しすぎるロマンスは眼福でしかありません!

大手ホテルグループの御曹司と、そのホテルで働く従業員が反発し合いながらも、身分違いの恋に落ちてゆく。わかりやすいシンデレラストーリーかと思いきや、今らしさもあるラブコメに。

「2PMのジュノ、少女時代のユナがダブル主演するドラマ。K-POP第二世代が青春だった世代なので、二人の共演が胸熱! 美しい二人を見ているだけでも楽しい。最初は冷たい御曹司が、笑顔を絶やさず一生懸命仕事をこなすヒロインに、だんだん心を開いていく王道の展開も胸キュンです」(スーパーバイラーズ 神元恵莉さん)
恋している人も、最近はお休み中の人も、至極の恋愛ドラマを観てキュンキュンしちゃってください!
取材・文/横溝桃子