センスある料理レシピやレストラン情報などを発信し、約17万人のインスタフォロワーに支持されるフリーランスの編集・ライターarikoさん。そんな彼女が料理に使うのにおすすめするチーズは、フランス産ではなく、汎用性が高くてコスパもよいイタリアンチーズ。ひと手間でレストランの味に変身するレシピとそれぞれのおいしい食べ方を教わりました。
ariko
フリーランスの編集・ライター。プロ顔負けの料理やセンスあふれる器使い、レストラン情報など、食欲をそそるインスタグラム(@ariko418)のフォロワーは約17万人!『ありこんだてarikoの、今晩なに作る?』(光文社)など著書多数。
1.パルミジャーノで簡単&おしゃれ&おいしい3品!
【Parmigiano / パルミジャーノ】
「調味料感覚で気軽に楽しめるパルミジャーノ。有名イタリアンでも食べられる究極のレシピをどうぞ」arikoさん
カチョ・エ・ペペの目玉焼きのせ
目玉焼きが隠れるくらいチーズをたっぷりと!
●材料(2人分)
スパゲティ……100g
にんにくのみじん切り……1/2かけ分
赤唐辛子……1/3本
オリーブ油……大さじ2
塩……適量
パスタのゆで汁……適量
パルミジャーノ・レッジャーノ……適量
粗びき黒こしょう……適量
卵……1個
●作り方
①フライパンににんにく、赤唐辛子、オリーブ油を入れて香りが立つまで熱し、赤唐辛子を取り出す。
②塩を加えた湯でスパゲティを袋の表示時間より2分短くゆでる。
③フッ素樹脂加工のフライパンで目玉焼きを作る。
④①に②のパスタを入れ、ゆで汁を加えて1~2分炒め合わせる。
⑤器にパスタを盛りつけ、目玉焼きをのせる。たっぷりのパルミジャーノをおろしながらかけ、黒こしょうをふる。
マッシュルームのパルミジャーノサラダ
れんこんのソテーパルミジャーノかけ
撮影/福田和洋 スタイリスト/YUKO〈+y design〉 調理/ariko 取材・文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子〈BAILA 〉 ※BAILA2020年11月号掲載
【BAILA 11月号はこちらから!】
2.モッツァレラ&ブッラータの簡単おもてなしレシピ2品
【Mozzarella & Burrata/モッツァレラ & ブッラータ 】
「クセがないのでお豆腐感覚で楽しめます。旬の果物や野菜と合わせるのがおすすめで塩をふると、個々の甘みが引き立ちます」arikoさん
いちじくとブッラータのカプレーゼ
モッツァレラと長ねぎのグラタンアンチョビバター
3.ゴルゴンゾーラを使った簡単おしゃれレシピ2品
【Gorgonzola / ゴルゴンゾーラ】
「発酵しているチーズゆえ、独特の風味が魅力。少量きかせるだけで、料理のいいアクセントに 」arikoさん
柿とゴルゴンゾーラのトースト
ゴルゴンゾーラ入り茶碗蒸し
4.マスカルポーネの前菜&デザート絶品レシピ2品
【Mascarpone / マスカルポーネ】
「デザートとしての印象が強いチーズですが料理との相性もいい。火を使わずにできるおつまみを紹介します」 arikoさん
明太子とマスカルポーネのディップ
レイヤーティラミス
レイヤーするだけでレストランの味に
●材料(グラス4個分)
フィンガービスケット……12本
インスタントコーヒー(顆粒) ……小さじ3
砂糖……大さじ1
ラム酒(またはブランデー) ……約大さじ1
マスカルポーネ……80g
卵黄……1個分
生クリーム……150㎖
グラニュー糖……20g
ココアパウダー……適量
●作り方
①グラス1個にフィンガービスケット3本を入れ、100㎖の熱湯で溶かしたコーヒーに砂糖、ラム酒を加えたものをしみ込ませる。
②ボウルにマスカルポーネと卵黄を入れ、なめらかになるまで混ぜる。
③別のボウルでグラニュー糖を加えた生クリームを七分立てに泡立て、②をふんわりなめらかになるまで2~3回に分けて混ぜ合わせる。
④①に③の4分の1量を入れ、ココアパウダーをふる。
5.カチョカヴァロ&リコッタチーズの簡単おしゃれレシピ2品
【Caciocavallo / カチョカヴァロ】
「丸いひょうたん形のフォルムが特徴的。ハードタイプでコク深いので、焼くだけでも充分おいしい」arikoさん
カチョカヴァロのソテーじゃがいも添え
【Ricotta cheese / リコッタチーズ】
「フロマージュのような口当たりが魅力のリコッタチーズ。酸味のあるジャムを添えれば立派なデザートに」arikoさん
リコッタチーズとルバーブジャム
撮影/福田和洋 スタイリスト/YUKO〈+y design〉 調理/ariko 取材・文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子〈BAILA 〉 ※BAILA2020年11月号掲載