いつも素敵なあの人は、どんな結婚指輪や婚約指輪を選んだのだろう……?
モデルやスタイリストなど、チームBAILAが選んだウエディングリングをSNAP。
それぞれの思い出やこだわりが詰まったリング選びのエピソードをぜひ参考に。
楫 真梨子さんの婚約指輪は「CHAUMET(ショーメ)」、結婚指輪は夫婦で手作り

ファッションブランド「L’AUBE BLANC(ローブ ブラン)」のディレクター・楫 真梨子さん。婚約指輪に選んだのは、「CHAUMET」の「ジョゼフィーヌ」コレクション。ペアシェイプのダイヤモンドと、ティアラのような二重のラインが目を惹く、ホワイトゴールドの華やかなリング。一方、結婚指輪は工房を訪れ、それぞれがデザインして手作り。職人のサポートを受けながら、シルバーのリングに模様を刻み、楫さんのリングにはダイヤモンドもあしらいました。
実用性よりも、ときめきを大切に。婚約指輪は「CHAUMET」の「ジョゼフィーヌ」コレクション

「コロナ禍であまり頻繁にお互いの家を行き来することが難しかったこともあり、同棲を始めました。一緒に暮らすうちに結婚後の生活も想像しやすくなり、徐々に結婚について話すように。婚約指輪探しは、有名なブランドを夫と一緒にひと通り見て回りました。最初は、いろいろな服やシーンに合わせやすい、実用性の高いデザインを探そうと思っていたんです。でも『CHAUMET』の『ジョゼフィーヌ』コレクションのリングを試着した瞬間、これまでとは違うときめきを感じました。小さなティアラのようなデザインにひと目ぼれ。しずくを逆さにしたようなペアシェイプのダイヤモンドにも、強く惹かれました。二本のリングを重ねているように見える、華やかなデザインもお気に入りです。
銀座の路面店で接客してくださった方が、リングの歴史や、『ジョゼフィーヌ』という名前の由来を丁寧に説明してくれたことも印象に残っています。高価なものだからこそ、購入したときの接客や店内で過ごした時間も含めて大切な思い出になりました。コロナ禍の影響で入荷が止まっており、次に届くのは約半年後、そのうち入荷するのも一点だけと聞いて。私は『これがいちばん好き』と夫に伝えていましたが、その後の手配は夫が内緒で進めてくれました。
プロポーズは、私の誕生日に都内のホテルの部屋で。私も緊張していて、実はあまり当日のことは覚えていなくて……(笑)。ただ、二人で一緒に選んだリングだったからこそ、箱を開けた瞬間心の底から嬉しくて『このリングを選んでよかった』と思いました」(楫さん・以下同)。
結婚指輪は、二人だけの個性を込めたくて工房で手作り
「婚約指輪は人とかぶることがあっても、結婚指輪には二人だけの個性を込めたいと考えていました。『それなら、自分たちで作ってみよう』ということになったんです。工房で職人さんにベースとなる輪を作ってもらい、そこから先のデザインを自分たちで考えました。リングを打ったり、形を整えたり、表面に模様を彫ったりする作業を、教えてもらいながら進めました。
夫婦で素材はプラチナに統一しましたが、デザインはそれぞれ別。夫のリングは、ねじったように見える模様を斜めのラインで彫り、私のリングは、少し左右非対称で動きのあるデザインに。婚約指輪と重ねたときにもなじみつつ、一本でも華やかに見えるようダイヤモンドを加えました。石の大きさや配置を選び、取り付けは職人さんにお願いしています。自分たちの手を動かして作ったことで、完成したリングだけでなく、夫婦でデザインを考え作業した時間そのものも大切な思い出になりました」。
二つを重ねて華やかさを楽しむ日も。ホワイトゴールドのリングは、どんなジュエリーとも好相性

「婚約指輪と結婚指輪は、重ねづけをすることも多いです。ただ、仕事中はあまりリングをつけず、プライベートや華やかな場所へ出かける日に楽しむことが多いですね。婚約指輪は、二重のラインとティアラのようなデザインに存在感があるので、一本だけでも十分に華やか。最初は『少し甘すぎるかもしれない』と思っていましたが、実際に使ってみると自分の好きなシックなスタイルにも自然になじみました。友人の結婚式など、華やかな場所へ出かける日にも、手もとを美しく見せてくれます。
普段のジュエリーは、シルバーとゴールドを半々くらいで楽しんでいます。左手には結婚指輪、右手にはお気に入りの『Adlin Hue(アドリンヒュー)』のダブルフィンガーリングを合わせたり、結婚指輪の上に別のリングを重ねたりすることも。『Adlin Hue』のほか、『ANNA DIAMOND(アンナ ダイヤモンド)』など、少しエッジの効いたデザインも好き。ホワイトゴールドの婚約指輪は、シルバー系のジュエリーはもちろん、ゴールドやパールとも合わせやすいなと感じています。その日の服や気分に合わせて地金の色を限定せず、自由にミックスして楽しむことが多いです。
出産の際には、婚約指輪と同じ『CHAUMET』の『ジョゼフィーヌ』コレクションのペアシェイプのピアスを夫から贈ってもらいました。今後も結婚周年などの記念に、同じペアシェイプのジュエリーを少しずつ重ねていけたらと思っています。いつか還暦を迎える頃まで、人生の節目とともにコレクションを増やしていくのが楽しみです。時計は、『Cartier(カルティエ)』の『ベニュワール ウォッチ』。産後すぐに仕事に復帰したので、『頑張ろう』と自分を鼓舞するために購入したものです」。

「トップスとパンツは、私がディレクションしているブランド『L’AUBE BLANC』のもの。ベルトは『Dries Van Noten』、バッグは『MAESTOSO』、シューズは『L'autre chose』。きれいめをベースに、少し辛口のレザー小物やジュエリーでコーデを引き締めています」。
結婚や指輪探しを考えているBAILA読者へ、 アドバイスをするとしたら?

「まず、指輪探しをされている方は、ご婚約おめでとうございます。私も最初は、色々な服に合うか、シーンを選ばず長く使えるかなど、実用性を重視して指輪を探していました。でも最終的に選んだのは、試着した瞬間にいちばんときめき、自分の指の上でいちばん輝いて見えたリングでした。少し華やかすぎるかもしれないと思ったデザインも、数年たったいま、これを選んで本当によかったと感じています。
結婚指輪や婚約指輪は、長く使えるかどうかを考えることも大切です。でも、条件だけで選ぶのではなく、実際に指につけたときの気持ちを信じてほしいです。『これが好き』と感じた直感に従うことが、自分らしい一本と出合うための正解なのではないかと思います」。
撮影/坂田幸一 取材・文/髙田彩葉





















































