SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月1回ご紹介いたします。第57回のレシピは、ビタミン&ミネラル豊富なズッキーニが主役の「ズッキーニだけリゾット」。ズッキーニのくったりとした食感がたまりません。
冷蔵庫に何もない日にも助かる、ズッキーニだけリゾット

今回ご紹介するのは、ズッキーニとにんにくを切れば作れる簡単リゾット。シンプルなのにしみじみおいしいレシピは、長谷川さんの真骨頂。たんぱく質が摂れる副菜を合わせれば、栄養バランスもばっちりです。
「ズッキーニの歯ざわりと甘さを楽しむための『ズッキーニだけリゾット』。ブイヨンやコンソメも必要ありません。最後に加えるほんの少しのカレー粉が食欲をそそります!」

材料(2人分) 調理時間/約20分
米 1合(150g)
ズッキーニ 1本(1cmの角切り)
にんにく 1片
オリーブオイル(炒め用)
白ワイン 大さじ1と1/2
ローリエ 2枚
塩 小さじ2/3
水または湯 450~500ml
バター 8g
カレー粉 小さじ1
粉チーズまたはパルミジャーノレッジャーノ(お好みで)
① ズッキーニとにんにくを切る
ズッキーニは1cmの角切りに、にんにくはみじん切りにする。
② にんにくと米を炒める

鍋にオリーブオイルを入れ、弱火で熱する。みじん切りのにんにくを加え香りがたったら米を入れ、弱めの中火で炒める。米が透き通ってきたら白ワインを加え、アルコールを飛ばすように炒める。
③ ズッキーニとローリエを加え、水または湯を3回に分けて入れながら炊きあげる

水(※湯を使うと温度変化がなく、おいしく炊きあがる)200mlを加え、ズッキーニ、ローリエ2枚、塩を加え、ふたをせず弱めの中火で水気がなくなるまで煮込む。 続けて水または湯を125ml加え、再び水気がなくなるまで煮る。さらに水または湯125mlを加え、米が柔らかくなるまで煮る。
※煮込み時間の目安は15分。水が足りなければ、さらに50ml加える。
④ バターとカレー粉、塩を加えて盛りつける

バターと香りづけのカレー粉を加えて混ぜる。塩ひとつまみ(分量外)で味をととのえたら火を止め、器に盛りつける。お好みで粉チーズ、またはパルミジャーノレッジャーノチーズをトッピングして完成。
完成! ズッキーニだけリゾット

「野菜を味わうためのシンプルなリゾットは私の定番料理。コツさえつかめばすぐに作って食べることができるので、忙しい日のごはんにもってこいです」
献立:プラスワンメニュー「茹で鶏のオクラ和え」で栄養バランスアップ

「リゾットには、たんぱく質を補給できる副菜を。夏が旬のオクラを和え衣にして、つるっといただきます。オクラは生のまま使うと、ビタミンCをより多く摂れるのもメリット。表面のうぶ毛が残っていると食感が悪くなるので、切る前にオクラに塩をふりかけ、まな板の上で転がす“板ずり”を忘れずにしてくださいね」
副菜:「茹で鶏のオクラ和え」(2人分) 調理時間/約20分
①鶏むね肉250gを鍋に入れ、かぶる量の水を加える。中火にかけ、水が白濁しふつふつと沸いてきたらふたをして弱火で10分加熱する。火を止めて6分ほどおいたら取り出し、少しおいて粗熱をとる。皮ごと一口大の角切りにする。
②オクラ1袋は板ずりをしてよく洗い、ヘタとがくをとる。生のまま1~1.5mmの薄切りにしてボウルに入れ、塩小さじ1/2、オリーブオイル小さじ1、おろし生姜小さじ1、酢大さじ1と合わせる。
③オクラの入ったボウルに鶏むね肉を入れ、よく混ぜ合わせる。器に盛りつけ、あらびき黒胡椒をふる。
次回もお楽しみに!
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■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています! 長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。3月26日に、BAILA本誌・@BAILAで連載中の人気レシピに新作を加えて再構成した『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)が発売に!
長谷川あかり 『わたしが整う、ご自愛ごはん
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