当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookieを利用する場合があります。詳しくはこちら

Magazineマガジン
BAILA2・3月合併号 試し読み
  1. BAILA TOP
  2. LIFESTYLE
  3. 社会・経済・暮らし
  4. 【賢くお金を増やすには?】「確定拠出年金…

【賢くお金を増やすには?】「確定拠出年金」って何? 正しく理解して老後に備えよう!

話題の新NISAがいよいよスタート。このタイミングでお金について向き合おう! 今回のテーマは「確定拠出年金」。そもそも「確定拠出年金」って何? 企業型DCとiDeCoの違いは? 併用できるの? メリットは? ファイナンシャル プランナー高山一恵さんがすべて解説!

【前の記事】投資タイプ別「動物診断」

老後のための資産形成「確定拠出年金」はどうする?

教えてくれたのは
高山一恵さん

ファイナンシャル プランナー

高山一恵さん


Money&You取締役。女性向けWebメディア「FP Cafe」「Mocha」やYouTube「Money&You TV」の運営、女性にお金の知識を伝えるための講演や執筆など幅広く活躍。近著に『1日1分読むだけで身につくお金大全100』(頼藤太希氏との共著・自由国民社)など著書多数。

編集T

編集T


つみたてNISAを始めて3カ月。早くも成長投資枠で、応援している企業の株を買ってみたい願望が。

確定拠出年金には企業型と個人型がある

漫画−1

企業型DCとiDeCoの違いは、誰が掛金を出すか。企業型は会社が出します
確定拠出年金とは、事業主や加入者が掛金を支払って、加入者が自ら運用し、老後の資金をつくる制度。「企業型年金(企業型DC)」と「個人型年金(iDeCo)」の2種類あります。企業型DCは掛金を会社が出し、iDeCoは加入者本人が出します。企業型DCでマッチング拠出をしていなければ、iDeCoと併用できます。

企業型DCとiDeCoの違い

企業型DC
加入者:制度を導入している会社の従業員
掛金の拠出者:会社(加入者も一緒に拠出するマッチング拠出もある)
毎月の掛金の上限:毎月 2万7500円または5万5000円(会社の年金制度の有無により異なる)
加入できる年齢の上限:70歳まで(会社により異なる場合あり)
運用商品:会社が利用している金融機関の定期預金・保険・投資信託
運営にかかる手数料:会社が負担


iDeCo
加入者:国民年金保険料を納めている加入希望者
掛金の拠出者:加入者
毎月の掛金の上限:毎月 1万2000円〜6万8000円(加入者により異なる)
加入できる年齢の上限:65歳まで
※厚生年金加入者または国民年金の任意加入者以外は60歳まで
運用商品:自分で選んだ金融機関の定期預金・保険・投資信託
運営にかかる手数料:個人が負担

企業型DCとiDeCoを併用して老後に備える

漫画−2

iDeCoは節税をしながら老後年金を用意できる個人型確定拠出年金です
iDeCoは、毎月一定の掛金を自分で支払って運用し、60歳以降に受け取る制度。メリットは、積立時、運用時、受取時の3つの税制優遇が受けられること。商品には定期預金、保険、投資信託がありますが、運用益非課税を生かす投資信託がおすすめ。

iDeCoの全体像

iDeCoの全体像

Q.iDeCoは好きなだけ毎月かけられる?
A.掛金の上限額は人により異なる

iDeCoは月額5000円から利用できます。掛金の上限は、国民年金の種類や企業年金の有無などで変わります。最も掛金が多くできるのは、自営業・フリーランスの人や学生などで月額6万8000円。会社員は企業年金の有無によって月額1万2000~2万3000円。公務員は月額1万2000円。専業主婦・主夫などは月額2万3000円です。

イラスト/サレンダー橋本 取材・原文/佐久間知子 ※BAILA2024年2・3月合併号掲載

【次の記事】貯まってきた「財形貯蓄」はどうすべき?

Feature特集

Feature特集

Rankingランキング

  • ALL
  • FASHION
  • BEAUTY
  • LIFESTYLE
  • EDITOR'S PICK

Magazineマガジン

BAILA2・3月合併号 試し読み