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はじめてメールを送る相手に「突然メールをお送りして申し訳ございません」と書くのはよけいなひと言! 代わりに何て言う?【働く大人の言いかえ術 vol.69】

良好な人間関係は、日々のひと言の積み重ねから! ビジネスシーンでの「よけいなひと言」を「好かれるセリフ」に変える言いかえ術をご紹介。第69回は、「突然メールをお送りして申し訳ございません」。

「突然メールをお送りする失礼をお詫びいたします」はよけいなひと言

Gorodenkoff/shutterstock

■「突然メールをお送りして申し訳ございません」がよけいなひと言なのはなぜ?

はじめてメールを送る相手に、必要以上に恐縮してお詫びを並べる人がいます。「突然メールをお送りする失礼をお詫びいたします」「突然、メールをお送りして申し訳ございません」といった文面です。

けれども、仕事に関する用件ではじめて連絡するのは悪いことではありません。むしろ、新規の仕事の依頼をいただく人にとっては、「何だろう?」と興味を持つお知らせでしょう。

そのため、過剰にへりくだったり謙遜したり、自分を卑下までする必要はまったくないのです。それが逆効果となって、受け取ったほうが恐縮して引いてしまう可能性もあります。

■言いかえるならこれ!

はじめてメールを送る相手に、「突然メールをお送りして申し訳ございません」と言うのはよけいなひと言!
では言いかえるなら何て言う?



↓↓↓



「突然のメールで失礼いたします」


が正しい!

はじめて送るメールだからといって、過剰にへりくだる必要なし。

■さらに上手に使うには?

基本的には、「突然のメールで失礼いたします」くらいの前置きで十分です。

もちろん、朝早い時間や夜遅い時間にはじめて連絡をすると、「こんな時間に何の要だろう?」と警戒されることもあるので、その場合は、「夜分遅くに、突然メールをお送りして申し訳ございません」と、失礼をお詫びするのは礼儀のうちです。

逆の立場で、依頼されたことを断らなければならないとき、「せっかくいただいた機会を無駄にした自分が、あまりにも情けなくて腹が立ち……」などと、重大な罪を犯したようなお詫びのメールを送る人がいます。それもやりすぎると、「本気でそこまで思ってないでしょ」と相手をシラケさせてしまうので、何事もほどほどにしましょう。

■引用したのはこちら

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大野萌子

大野萌子


公認心理師、産業カウンセラー。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ®資格認定機関)代表理事。2級キャリアコンサルティング技能士。法政大学卒。
企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメント、ハラスメントの分野を得意とする。官公庁をはじめ、大手企業、大学等で5万人以上に講演・研修を行う。テレビ、ラジオ、新聞などのメディア出演、監修多数。

取材・文/佐久間知子

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