【クセツヨ上司のトリセツ】デスクは毎日ピッカピカ「キレイ好き上司」の対処法

あなたの上司はどんなタイプ？　どんなクセツヨ上司でも嫌いにならない方法はあるはず!?
今回解説するのは、うっかり私物に触ると怒られそうな【キレイ好き上司】。

上司と部下、先輩と後輩の間で“板挟み”になりがちだけれど、できればストレスなく働いて、つつがなくキャリアを重ねたい30代。そのためのコミュニケーション処世術を、秘書歴20年、15人のボスに仕えた経験をもつライターが教えます。

モニターがピカピカで鏡代わりに使えちゃいそう？　「キレイ好き上司」の特徴を解説します！

すみません、ミーティングの前に手を洗ってきます！　思わず言ってしまいそうになる「キレイ好き上司」。

ほかにもこんな生態が……

●洗面台や給湯室も、使用後は水滴一つついてない（見習います）
●デスクには裏紙を利用したお手製のゴミ箱が置いてある
●社用車で出かけた日は、漏れなく洗車の領収書が提出される
●暇さえあればmy粘着クリーナーでコロコロと掃除をしている
●出張先でもオフィスでも歯みがきを欠かさない

身近な上司の行動パターン、チェックしてみて！

見習うべき点は真似してみよう！

◎「私もたまにはお掃除することにしました」
　→上司のお手伝いではなく、まずは自分のデスクをキレイにすると、印象もup

◎「その技、真似してもよろしいでしょうか？」
　→「キレイ好き上司」が編み出した掃除技には学ぶべき点がいっぱい

×「お掃除しておきました！」
　→上司の求める「キレイレベル」を満たせない掃除なら、「キレイ好き上司」のストレスを増やすだけかも？

×「そこまでキレイにしなくても、いいのでは？」
　→仕事で渋々ではなく、好きでキレイにしているだけの「キレイ好き上司」、気の済むまでキレイにさせてあげよう

そんな「キレイ好き上司」を社外の人に「どんな人？」って聞かれたら、どう答えるのがいいでしょうか？　「周りにもキレイを求めるので時々疲れちゃうんです……」なんてさすがに失礼ですよね？　

そんな時のオススメコメントがコレ！

◎私も見習ってキレイにするようになりました

◎チーム内は空気すらキレイに感じられるんです

誰だって褒められて嫌な気持ちはしないもの。マイナス用語はプラス変換するくせをつけておくと、オフィスのどのシーンでも使えます。

対して同じチームの部下や後輩には、「虎の巻」を作ってシェアしておくと安心です。

たとえば……

環境にも周囲にも気を配る
　→マスクは放置しない、加湿器の水は捨てて帰る、などエチケットには特に気を配れば、チームもみんなキレイに

必要なファイルは一つずつオープン
　→ファイルをたくさん開いたり積み上げたりせず、必要最低限で済ませられれば、作業スペースもキレイをキープ

面談やミーティングタイムは余裕を持って
　→身だしなみを整え、早めに着席しているだけでも、「キレイ好き上司」には好印象◎

キレイ情報は積極的にシェア
　→「キレイ好き上司」のメイクや愛用品など、「素敵」と思えるものはどんどん質問して、キレイをチームでも共有しよう

掃除に関わる消耗品は一つ多めに購入申請しておく
　→ポットの消毒剤や大掃除用のクエン酸、なぜか日頃から消費が多いなら、一つ多めに申請しておくと安心

素敵先輩は「キレイ好き上司」の技も共有して、みんな笑顔に！　部下や後輩とも楽しみながら、今日も「三方よし」のチームワークで乗り切ろう！

イラスト／green K