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【令和のリアル転職記】フルリモートを重視して転職! 働き方はこう変わった

自分らしい働き方を手に入れた人の、転職活動のやり方、転職経験から学び得たことなどをレポート! 今回は、「転職経験は2回・フルリモートを重視」の石田結花さんの転職記を紹介。

フルリモート重視転職 石田結花さん(33歳・外資系メーカー)

最初の転職では葛藤も。でも新しい環境に飛び込み、視野が開けました!

石田結花さん (33歳・外資系メーカー)

安定していた1社目。妊娠・出産を経て、最初の転職を考えるように

今年の夏から外資系のペット用品メーカーで働く石田さん。専門はマーケティング、今回は2回目の転職になる。リモート勤務が、今希望する働き方だったとか。「夫とともに7歳と2歳の子どもを育てながら仕事をしていますが、出社が多いと、できることに限界が。自分の可能性が狭められてしまうのはよくないと思い、前職の外資系飲料メーカーから転職しました」

そもそも最初の転職は29歳。これもきっかけは「育児とキャリアの両立」。

「新卒後に就職した会社は、大手の日系企業でした。終身雇用を前提にした家族的な雰囲気がありましたね。私はマーケティングの部署に配属。ここで教わった基礎的な知識と経験は、今も糧になっています。ただ、妊娠、出産、夫の海外勤務の帯同などのライフイベントが重なり、復職後、今後のキャリアを描きづらいと思うように。また、会社では、ひとつの商材を長く担当することを期待されていましたが、私は、様々な商材を担当し、マーケターのスキルをもっと伸ばしたいという意欲が芽生えて」

30歳を前に転職活動を開始。マッチング系や、外資系に強い転職エージェントを利用し、5社ほど受けた。

「面接を重ね、転職の雰囲気に触れるのは大事だと思います。私は、成果を重視する企業を希望していたので、面接の場で自分の力を客観的かつ前向きに伝える力が必要だと、痛感しました」

気づいたことはメモを取り、すぐ行動に落とし込めるようにしていたとか。そして1カ月後には希望の会社へ。

2社目の外資系飲料メーカーは転職者が多く、ここでもまた、働き方への意識が大きく変化!

「新卒で入った会社に退職を切り出すときは『何の落ち度もない結婚相手に、私のわがままで離婚を切り出す』ような後ろめたさが(笑)。でも2社目は転職が当たりまえの社風で『〇〇さん、今はあの会社にいるよ~』と、みんな明るく話していて。転職に対する心のハードルが、『離婚』から『引っ越し』くらいに、一気に下がりました(笑)。仕事ではやりたいことをプレゼンし、通れば挑戦ができる環境だったので、約3年の在職中に、充分なスキルアップができたと思います」

こうして最初の転職は大成功。しかしまた新たな課題にぶつかることに。

「子どもが二人になり、わが家は両親が遠方におり夫もフル通勤のため、仕事と家庭のバランス調整が難しくて。コロナ禍の収束に伴い、週の半分は出社するフルタイム勤務が基本になったのも、今の私には厳しいかなと……。そんな折に、前から興味があった企業で、マーケティング職の募集があるのを知りました」

タイミングが合い、3社目へ。現職は各自の裁量のもと、リモートワークメインで働ける。地方に住みながら働く人もいるとか。そしてこの先も、柔軟な働き方をしたいと考えている。

「今後も、家庭状況や自分の目標に合わせて、外資・日系を問わず柔軟に働く環境を選べるように、経験・スキルを積んでいきたいと思っています」

転職経験2回

転職ヒストリー


22歳 2012年➡日系企業のメーカーへ入社

就職活動時に第一志望だった会社へ。マーケティングの部署へ配属され、市場調査の基礎知識や消費者との向き合い方などをみっちり学ぶ
プライベートでは24歳で結婚。第1子の出産、夫の海外勤務帯同があり、育休を含め、約2年半休職。28歳で復職

29歳 2019年➡外資系飲料メーカーへ転職
前職の居心地はよかったものの、マーケターとしての今後を考え転職。年功序列より成果重視型の外資系企業へ。転職して1年半後、第2子を出産
初めての転職活動。マッチングサイトやエージェントを使い分けた。同時に自分が転職に求めることも、再度確認

33歳 2023年➡外資系ペット用品メーカーへ転職
子どもたちの様々な平日のタスクに対応しながらもキャリアアップするためには、「リモートワークがメインであることが必要」との思いで’23年夏に現職へ
転職者が多かった外資系飲料メーカー。「自分の状況に合わせて、働き方も、会社も変えていい」と柔軟になれた

石田さんのジョブチェンジの大きな原動力は、マーケティング職の経験値を高めていくことと、子育てとの両立。日系企業と外資系企業、それぞれのよさや働き方を経験したおかげで、視野も広がった。今後は、ライフステージや自身の目標によって、働く環境を考えつつ、定年まで働くことをイメージしている。

私、転職でこう変わりました!

仕事に求めることが明確になり、 周りにも伝えられるようになった!

仕事に求めることが明確になり、周りにも伝えられるようになった!
「私の場合は2社とも外資系企業の転職だったこともあり、“やりたいこと”や“できること”をどう会社に伝えるかを考え、いい意味で周りに自己主張ができるように。転職後の働き方もクリアになりました。1社目にいた頃に比べると、だいぶたくましくなりましたね(笑)」

撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/今関梨華〈P-cott〉 取材・原文/石井絵里 ※※BAILA2023年10月号掲載

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