婚活中のバイラ世代とあれやこれやと話をする会第3弾。今回は最近婚活を始めたというC子さん!
<C子さんプロフィール>
29歳。会社員。最後に彼氏がいたのは24歳。それからはお付き合い願望はそれほどなく、デートすることはあれど付き合うことはなかったそう。2か月前から本気の婚活開始。アプリ『omiai』に登録中。
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3か月で数え切れないくらいの人とマッチング
ジーコ「2か月前から本気で婚活を開始されたと…!」
C子「はい。10月8日、日曜日の午後に『omiai』に登録しました!」
ジーコ「細かい! よく覚えてますね!?」
C子「振り返ったりブログを書いたりしようかなと思ってノートに書いてます」
ジーコ「ノートつけるのいいですよね。いろいろわかる」
C子「始めた日とちょこっとくらいしか書いてないんですけどね(笑)」
ジーコ「せっかくだし書こう? 基本はアプリで婚活ですか?」
C子「そうですね。omiaiでやってます」
ジーコ「2か月、どれくらいの人と会いましたか?」
C子「やりとりは数え切れないくらいの人として、しっかり長くやり取りしたのは10人くらい、実際会ったのは5人ですね」
ジーコ「数え切れないくらい…!」
C子「アプリのメッセージ画面、こんな感じです」
ジーコ「数回のスクロールでは終わらないくらいの男性が…!」
プロフィールと写真を吟味して一週間で300いいね
ジーコ「しかし1週間で300いいねって大量ですね」
C子「プロフィール、工夫しましたよ!」
ジーコ「工夫! どんな感じの?」
C子「まずは自分の現状と好みのタイプを分かりやすく書くこと。これは証券会社勤務のキャリアウーマンからそうしろって言われたので、言われた通りに(笑)」
ジーコ「攻略法感ある…!」
C子「顔写真はSNOWで撮った盛れすぎてないものを使ってます」
ジーコ「アプリは使うけど盛りは抑える感じ…」
C子「嘘すぎるのもよくないので。メインで表示される画像を盛れたものにして、サブ写真に友達と撮った無加工の画像を載せるのもいいみたい」
ジーコ「私もそれやってました(笑)。奇跡の1枚をメインにして、無加工をサブに入れて、”すみません、サブ写真3枚目が実物です”ってプロフィールに書いてたな…」
C子「いろんな女性が一覧になってるページでは、メイン写真しか表示されないし…」
ジーコ「嘘はついてないから!って言う気持ちだった」
C子「全身の写真も入れておくと、分かりやすくていいと思いますね」
ジーコ「確かに。雰囲気が分かりやすいの大事。やっぱり写真って重要ですよね」
C子「はい。あとは、体型の欄の選択を”グラマー”にしたのもよかったのかも。これは、嘘つかずに素直に書こうと思ってやっただけなんですけど、意外と効果あり」
ジーコ「効果とは?」
C子「グラマーに惹かれたんだろうなって男性が割といます(笑)。もちろん変な目的がある人じゃなくて、単純に好みとして」
ジーコ「そうなんだ! 体型とか適当に"普通"ってしちゃってた。」
C子「マッチングした相手と1回目に会うときの服装もグラマー活かしの服を1着買って、常にそれを着てました。今日着てる服なんですけど。」
ジーコ「体のラインがわかるタートルネックのニットに細身のデニム…絶妙!」
C子「露出が高くて媚びすぎてるものじゃないけど、なんとなくわかるという。自分の魅力はちゃんと出したほうがいいみたいですね」
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マッチングした相手、どうやってお断りすればいいの
ジーコ「でもそんなにマッチングしてると、お断りすることもあるじゃないですか」
C子「ありますねぇ」
ジーコ「いいお断りの仕方ってありますかね? 私、婚活中に全然答えが見つからなかったんですよ」
C子「それは本当に難しい…! 私が聞きたいくらい」
ジーコ「私はいきなり既読無視されるとかでも”OH、これが婚活”って思えるタイプなんですけど、きっとみんなはそうじゃないだろうし」
C子「アプリでやりとりしてるだけだったら”ごめんなさい! 好きな人ができてしまいました!”って言えちゃうんですけどね」
ジーコ「あー…。そう言えばよかったのか。私、”すみませんが、考え方が違うと感じましたので”みたいに素直に言っちゃってたな…」
C子「それは…」
ジーコ「激怒されました…」
C子「激怒…」
ジーコ「たまにいませんか? 激怒する人」
C子「私も、会ってみて合わなかったからお断りしたら、”品定め女が!”って言われた」
ジーコ「こっわ!!」
C子「私は1回目のデートで抱きしめられたのが嫌だっただけなんですけどね…」
ジーコ「それは…。難しいですよね、お断りの方法。断るときも断られるときも、どちらからともなく連絡しなくなって…みたいな流れが私はいちばん嬉しい」
C子「ふわっと終われるときは終われるんですけどね」
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4回会った男性に「アプリで会った人は恋愛対象外」と言われた
ジーコ「ちなみに、婚活でなにか実りはありましたか…!」
C子「いいな、と思う人ができました! でも、その人とは4回もデートしたけど”アプリで出会うと、どうしてもその距離感がなくならないから、恋愛対象に見られない”って言われちゃって…」
ジーコ「え? その人は何のためにアプリに登録してるの?」
C子「私が知りたいです」
ジーコ「4回会ったって、むしろ”付き合えるのかも!”って感じじゃない?」
C子「その人は、初回からドライブだったんですよ。私、けっこう勇者なので」
ジーコ「危険な匂いがするな?」
C子「やりとりでいい人そうだったから行っちゃったけど、今考えたら命がけですよね(笑)。でも手を出されるとか、危ないことはなかったです。チューしたくらい…」
ジーコ「チューは、お互いがよければちょっとした事故みたいなもんだよ」
C子「4回会ってもそれ以上にはならないので、騙されてるみたいな感じでもないんですよね。彼の名前を検索したらしっかり勤務地まで出てくるし…。何なんだろうこの状況」
ジーコ「ちなみにそのセリフはどういうタイミングで言われたの?」
C子「何回も会ってるうちに、こっちは好きになっちゃったんです。でも婚活だから、会い続けるなら可能性がある人じゃないなと思って、”私と付き合う可能性はあるの?”って聞いたら言われました。告白したわけでも、会い続けるなら付き合えって言ったわけでもないんですけどね」
ジーコ「でも、まだ誘われると」
C子「そうなんですよね…。さすがに気持ちもちょっと落ち着いてきたので、保留してた他の人とも会うようにしてます」
ジーコ「もしかしたらっていう薄い望みに全力で賭けるのは難しいよね…」
C子「しかし本当になんなんだろう? 意味分かんないっすよね」
ジーコ「マジでわかんないです。完全遊び目的のほうがまだ理解できる」
そもそも婚活を始めた理由は「不倫しそうだったから」
ジーコ「婚活って結婚願望があるからやってるわけだから、遊びに巻き込まれるのもねぇ」
C子「でも私、結婚願望はもちろんあるんですけど、婚活を始めた理由は不倫しそうだったからなんですよ」
ジーコ「!?」
C子「昔の会社で同じ部署だった既婚者から、何回も連絡が来て。すごく優しい言葉をかけてくるから、つい返信しちゃってて…」
ジーコ「OH、こわい。地獄への道」
C子「5年彼氏もいないし、甘やかしてくれるし、心が揺れてしまった。”これはやばい! なんとかしなきゃ!”って思ってたら友達から”不倫に心が揺れるのは出会いがないからだ。婚活を始めろ”ってアドバイスされたんですよね」
ジーコ「なるほど!」
C子「本当にそのとおりだったみたいで、その既婚者のことは全く気にならなくなりました」
ジーコ「本当によかったよおおおお!!」
C子「だから、当初の目的は達成されたんですよ。婚活飽きてきちゃったし、アプリを変えて気分転換しようかな〜」
ジーコ「ちなみに結婚願望はどれくらいのレベルなの?」
C子「いや、けっこうしたいですよ。ずっとひとりは寂しいし、子どもも欲しいし…」
ジーコ「そっか。”好きな人できたから、まいっか!”とはならない感じ」
C子「だから、可能性がなさそうな気になる相手とはタイミングが合ったら会いつつ、他の人も探して行くつもり。あとは、たまに休憩もはさもうかなって」
ジーコ「休憩って多分大事よね。私は走り抜けるほうが向いてたけど」
C子「はい。1週間とか、短い期間の休憩を取りつつ、リフレッシュしながらやろうと思います」
以上!
特にアプリの使い方に関しては、学びが多かったです。
その他にも「年収高い人とマッチングしたけど無理だったので、もう年収は気にしてない」「マインドが年収1000万円なら、働いてさえいればよい」などの話もしました。今まで3人の話を聞いてきましたが、婚活を本気でやるとどんどん条件が削ぎ落とされていくみたいですね…。新たに出てくるものもあるけど。
では!今回はこんな感じで〜。
(ライター・ジーコ)
ライター・ジーコ 33歳
- 趣味は?サッカー観戦、マンガ、読書、ゲーム、お酒を飲む、YouTube
- 好みのタイプは?一緒に道に迷って楽しい人
- ジーコの外見は?犬系アイドル顔(担当編集談)
- いつまでに結婚したい? 東京オリンピックまで。夫婦で開会式を見ます。できればサッカーを見ます
- なんで婚活してるの?最後に彼氏がいたのは2018年6月。1年つきあうもうまくいかず婚活開始→1年ちょいの婚活の末、彼氏ができました!
- twitterあるけど何ツイートしていいかわからん!⇒https://twitter.com/zicoboost