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『孔明』が転生!現代の音楽業界で三国時代の策は通じるのか?『パリピ孔明』

もし、かの名宰相『孔明』が現代に蘇ったら――。

みなさまこんにちは、スーパーバイラーズ清水まやです。


お盆前まで仕事も忙しかったため、ハッピーになれそうな漫画をひたすら探していた清水です。
そんななか、名前からしてもう楽しそうな漫画を読んでいないことを思い出し、一気読みをしました。

その名も
『パリピ孔明 

アニメ化もされており、かなり知名度が高いのですが、『孔明』に少し難しいイメージがあり手を付けていませんでした。
しかし、全く孔明を知らなくても楽しめる作品で、どちらかと言うと『パリピ』(パーティーピーポー、飲んだり騒いだりする楽しい人たちのことを指す俗語)の部分がフューチャーされているので非常に明るい気分になる本作。

早速語っていきたいと思います。
それではどうぞ。

目次

  1. 孔明が現代に転生したら?。パリピだったら? 歌手を夢見る一人の少女の敏腕マネージャーとして暗躍。
  2. 9/27(水)より実写ドラマが開始!孔明役に向井理さん!

孔明が現代に転生したら?。パリピだったら? 歌手を夢見る一人の少女の敏腕マネージャーとして暗躍。

パリピ孔明

現代に転生した孔明。
歌手を夢見る一人の少女をトップスターにすべくマネージャーとして暗躍。


三国時代。稀代の天才と謳われた蜀の軍師・諸葛亮孔明は、今際の際に「次の生があるならば、戦のない平和な時代に生まれたい」と願いながら病没した。

そして時は流れ、現代の日本。死んだはずの孔明は若返った姿で再び生を受け、渋谷の路地で目を覚ました。
その直後、酔っ払った若者に連れられて入った一軒のクラブで、孔明は月見英子という駆け出しのシンガーソングライターの歌声に魅了され、身寄りのないところを助けてもらう。

孔明は自分を保護し、心を満たしてくれた英子の恩義に報いるべく、軍師(マネージャー)になることを申し出て、彼女をスーパースターにするために奮闘する。



234年、病気で心半ばのまま亡くなった孔明が現代の東京に転生。
いきなり生まれ変わったため、もちろん身寄りもなく困っていたが、渋谷で歌手を夢見る英子と出会う。
彼女に可能性、そして自身の主君である劉備の面影を見た彼は、その知力と補佐力を使って『スーパースター』にすべく暗躍します。
ここまで書いていてお分かりいただけたかと思いますが、とにかく設定がぶっ飛んでいる。

どうしたらこんな設定を思いつくのだろうと頭をひねり、『音楽業界(特にフェスなどのアーティスト路線)』と『三国志で見たことがある孔明』が、マッチするものなのか最初は半信半疑だったのですが、不思議と違和感なく孔明がパリピになっている。

この世界線の孔明は、お酒はたくさん飲みますし、音楽はHIPHOPから洋楽まで嗜みます。そして何ならラップのフリースタイルもお手の物。

この漫画すごい。とにかくすごい。もしかすると孔明ってこんな感じの人だったのかもしれないという錯覚にさえ陥る。



この作品の面白い点は孔明の有名な策略が、現代社会や業界にどんどんと刺さっていくところ。
三国志に出てくる陣『石兵八陣』(物語上のものと言われており、実在したかはまた別のお話しのようです)
赤壁の戦いで有名な『草船借箭の計』など、恐らく三国志好きならば知っている孔明の考案した有名な策略たちが、形を変えて現代社会でも良い方向に使われて行きます。
かつての名相が考えた策略が、今の社会で綺麗にはまっていく姿は爽快。
もちろん三国志などを履修していなくても、しっかりと漫画内で解説してくれるため気軽に楽しむことが出来ます。私も中国の歴史は全くでしたが、楽しく読むことが出来ました。(何なら勉強になりました)

ヒロイン英子の成長も見どころ。
最初は実力こそあるものの、ライブハウスで歌う女の子だった英子が、敏腕マネージャーの手によって次々と成功を勝ち取る姿は見ているこっちも嬉しい。
元々自己肯定感が高いほうではない英子でしたが、一つ一つ課題を乗り越え強くなり、舞台を踏むごとに『トップスター』への道を切り開いて自信にも繋げていきます。
そんな英子の性格も分かった上でフォローを行い、器の伴ったトップスターへの道を画策する孔明。その姿はまさしく王と名宰相そのもの。
切磋琢磨しあう二人の関係性からも目が離せません。

絵も美しく、ブレが無いのでこちらもとっても素敵。
圧倒的画力で描かれる孔明やライブシーンなども要必見です。

9/27(水)より実写ドラマが開始!孔明役に向井理さん!

今月ハマっているおすすめの漫画でした。

9月27日(水)より実写ドラマも開始。
孔明役に向井理さんと、なんともダンディーな配役。
実写化出来るのか!?と思って驚いていたのですが、特報を見る限り再現度が高く楽しみにしています。
英子役に上白石萌歌さん。歌もとっても楽しみ。

脇を固める俳優陣も豪華。私の最推しであるKABE太人は宮世琉弥さんと美人過ぎて発狂。KABE、そんな美人でいいのか。

何より原作で少ししか出てきていない劉備にディーン・フジオカさんってどういうことですか、豪華すぎませんか?

余りにも楽しみすぎて9月末まで頑張れそうです。
良かったら原作と一緒に見てください。

また来月おススメの漫画ご紹介させてください。
それではまたお会いしましょう~!

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