大型連休直前、財布をスられるという大失態!
会社エントランスにて、ふとバッグの軽さに違和感を覚えました。
記憶を遡るように、必死に中身を確認する。
「落とした?」
いや、違う。だって最寄り駅のコンビニで飲み物を買った時に使った記憶があるのだもの。
バッグをひっくり返しても、デスクで全部出しても、財布はどこにもありません。
電車の中でNetflixを見ていたときのことを思い出します。
『地獄へ堕ちるわよ』を見ていた、あの時間。
多分その時だと思う。
気づいた瞬間、妙に冷静。
今思えば、地獄に堕ちたのは私のほうでした。
33歳ひとり暮らし。連休の直前、私は財布をスリに遭います。
人生初めての経験で感慨深かったため、自身が行ったこと、反省含めここに記そうと思います。
最初の30分でやったこと
キャッシュカードも身分証もすべて一緒に入っていたため、状況はかなり深刻。さらに大型連休ときた。
ここからは、ほぼ“生存モード”です。
現金なし、電子マネーはクレジットカードを経由するため使えない。
サバイバル生活が始まります。
やったことは順番に以下です
・交通系ICに1万円をチャージする
・クレジットカード停止・再発行手続き
・東京メトロおよび乗換路線への遺失物確認
・警察への遺失届・被害届提出
・銀行連絡(キャッシュカード停止・再発行)
この一連を、30分で終わらせました。
あとから振り返ると、この初動が一番重要でした。
想像以上に困ったものたち
現金がないことも大変でしたが、「自分を証明するものがない状態」が地味にきつい。
特に困ったのは以下です。
保険証・マイナンバーカード
通院予定があったため、病院と薬局に電話で事情を説明しました。
長く通っている病院だったこともあり、「次回で大丈夫ですよ」と快く対応いただけたのが救いでした。
事前の電話連絡はかなり重要です。
クレジットカード
大型連休を挟んだため、再発行には時間がかかりました。
・LUMINEカード:約2週間
・楽天カード:約2週間+数日
地味に「待つ時間」が長く、不安です。
キャッシュカード
意外にも一番早く届いたのが銀行のカードでした。
連休明けを覚悟していましたが、三菱UFJ銀行は2営業日で再発行。
このスピードには本当に助けられました。
ポイントカード
500円オフのカードを失ったときが、一番小さくて一番悔しかったです。
全てを失ったわけではないけれど、
「自分を証明するものが一気に消える感覚」は、かなりメンタルに来ます。
将来の輪郭が一瞬ぼやけるような感覚でした。
現金ゼロの現実とゴールデンウィークのサバイバル
キャッシュカードの再発行を待つ間、手元の現金は完全にゼロになりました。
電子マネーはPASMOの1万円のみ。
それが尽きたら終わり、という状態です。
そこで、ゴールデンウィーク中にひたすら現金を作ることにしました。
メルカリとジモティーで、家にあるものを片っ端から売っていきました。
服、本、使っていない雑貨。
「いつか使うかもしれない」と思っていたものが、そのまま生活費に変わっていく感覚でした。
取引をする度に、楽になるような爽快感。
特に、ジモティーは手数料なしでそのまま現金になるため、キャッシュカードも財布を無い身としては助かりました。
メルカリなどのアプリなら顔の見えない相手と直接取引をするため、なぜこれを欲しかったかなどの背景が聞けたりなどして楽しかったです。
結果として、この1ヶ月で1ヶ月分の食費(そこそこまとまったお金)くらいになりました。
断捨離も進み、自分の生活全体を見直すきっかけにもなりました。
支出、サブスク、投資など、「本当に必要なもの」を整理する時間になったと思います。
役に立ったもの
スマホにたくさん助けられました。
スマホ決済
PASMOに1万円だけチャージしていたのは英断でした。自身を褒めたい。
クレジットカード停止後の生命線となり、助かりました。
銀行・カードアプリ
三菱UFJ銀行、楽天カードはアプリから即停止・再発行できたため非常に助かりました。
“スマホさえあればなんとかなる”の実感がありました。
家族のサポート
実家から食料が届いたときは、正直かなり安心して力が抜けました。
反省したこと
冷静に振り返ると、原因はかなり明確でした。
・上が開いたデザインのバッグを使っていた
・混雑時に無防備だった
・Netflixに集中しすぎていた
・カードを持ちすぎていた
・使っていない口座のカードまで持ち歩いていた
心配性がゆえに「全部持ち歩く安心感」が、そのままリスクになっていた気がします。
変えたこと
今回の一件で持ち物の思想が変わりました。
・財布を最小化した
・バッグを小さくした
・カードを分散管理した
・現金を自宅に一定額置いた
・“なくしたら困るもの”を減らした
さらに今回もう一つ大きかったのは、
支出やサブスク、投資まで含めて、自分の生活全体を見直すきっかけになったことです。
一度「持ち物と現金がゼロに近い状態」を経験したことで、本当に必要なものは何かがかなりクリアになりました。

教訓としてQoo10でお手頃価格のミニマルな財布を買いました。
でも、とっても使いやすくて気に入っています。
学び
今回の経験で学んだのは、
便利さは安心と引き換えにあるということでした。
そしてもう一つ。
何かを失ったときに一番削られるのはお金ではなく、“生活の安定感”でした。
ただ同時に、失ったことは生活を見直すきっかけにもなりました。
1ヶ月たった今となっては良い経験です。
はいはい、私の人生、面白いわよ。













































































